アーツカウンシルしずおか2022

アーツカウンシルしずおかが実施する「マイクロ・アート・ワーケーション(MAW)2022」のnoteです。

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アーツカウンシルしずおかが実施する「マイクロ・アート・ワーケーション(MAW)2022」のnoteです。

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    • 芸術探検家 野口竜平/富士吉原滞在制作note

      芸術探検家 野口竜平の滞在制作の記録(@静岡県富士吉原)/竹でできたふにゃふにゃした装置「蛸みこし」を作ります。 蛸みこしは「静岡県ツアー」を経て、3月12日にグランシップで開催する「アートプロジェクト見本市」に登場!どなたでもご来場いただけます!

    • 4)東伊豆町稲取

      【ホスト】合同会社so-an 【旅人】町田有理、菅原康太、私道 かぴ、戸井田雄

    • 9)富士市吉原商店街周辺

      【ホスト】特定非営利活動法人 東海道・吉原宿 【旅人】野口竜平、Rui Yamaguchi、していいシティ

    • 8)御殿場市周辺

      【ホスト】富士山文化ハウス 【旅人】安里槙、美音子、櫻井麻樹

    • 12)浜松市天竜区龍山町

      【ホスト】龍山未来創造プロジェクト 【旅人】鈴木雄大、さとうなつみ、本原令子

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    マイクロ・アート・ワーケーション2023はページを引っ越します。

    アーツカウンシルしずおかからお知らせです。 マイクロ・アート・ワーケーション2023の開催に向け、新ページを立ち上げました。 マイクロ・アート・ワーケーション2023の様子はこちらからご覧ください!

      • 2月12日(日)-18日(土)蛸みこし@吉原商店街 / 齊藤コンさん来訪 / 森町の皆さん来訪

        2月12日(日)蛸みこし@吉原まるごとマルシェ ▼吉原まるごとマルシェに蛸みこしが参加することになった経緯はこちら 朝たこせんに向かうと、野口くんが蛸みこしの調整をしていた。昨日三島で担がれた蛸みこしは節々が「ケガ」をしてしまってて、その補強をしていた。 開始時間を30分くらいすぎ、大勢の人が何かの抽選に並んだり屋台や出店の間を行き交うところを、瀧瀬、田村、映像の中島さん、リサさんで大小の蛸みこし、のぼり、板を運んでいく。所定のエリアに蛸みこしを置いたあと、野口くんもタイ

        • 2月7日(火)-11(土)マルシェ参加交渉 / 報告会第2弾&乱入蛸ダンス / 蛸みこし調整 / 三島ツアー

          2月7日(火) 吉原まるごとマルシェ参加交渉 昼頃にタコセンに向かうと、歩いて数十秒のところにある富士市民活動センター コミュニティf(コミュエフ)で富士山の写真展を開いている男性と、地域のNPO活動をしている女性が、白くて頭がもふもふした不思議なダルマを持って野口くんと話していた。先日の毘沙門天大祭 にちなんで開催されたダルマコンテストに入賞した作品を持って帰ってきたのだそう。地元で作られた紙を使って白菜をイメージし作ったらしい。 4人で話していると、野口くんが「今週末、

          • 2月2日(木)-5日(日)報告会開催 / 新タコセン引越し / 森町ツアー

            2月2日(木)報告会前日1日の夜、「あさってやっぱり報告会をやります」と野口くんから連絡が来る。以前から街の人に向けて野口くんがなぜ富士吉原で蛸みこしを作っているか、どんなことを考えているかをシェアする場を作りたいという話をしていたのだが、実施日が曖昧になっていた。でも林直輝さんとの対話でリサーチがかなり深まり、野口くんもシェアする制作プランなどの骨子が定まったらしい。 その日タコセンに向かうと、以前より什器やモノが「展示」らしい回遊導線を意識したレイアウトになっていた。

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          • 9)富士市吉原商店街周辺
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          • 8)御殿場市周辺
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          • 12)浜松市天竜区龍山町
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          • 5)伊豆半島東部 伊東市・東伊豆町
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            1月31日(火)満たされてる場所? / タンスのダンス再び

            昼前頃にセンターへ。野口くんはPCの前に座ってマウスを握っていた。この日はセンターとして借りているスペース自体が13:00頃までで閉館ということで、蛸みこし作業は一旦お休みにしてデスクワークをすることにしていたようだ。すぐ終わるとのことだったので、センター内に散りばめられた色々な資料や野口流日記を読んだりして過ごして待つ。 一緒にランチに行こうと思っていたのだが、ランチに向かう前に『タコセン引っ越し案』を持ちかけてみた。 現在のスペースはWi-Fiも使えてエアコンが効いて

            1月30日(月)逆アキネイターと林さん談義

            昼頃に蛸センに到着すると、また少し棚の配置が変わっていた。竹は相変わらず生い茂っていたが少し整頓され、週末に別場所へ移動させていた書類がまだ掲示されていないのでだいぶスッキリした様子。 吉原商店街で衣装制作とお直しのお店を営む通称テチさんと、友人のアーティストSORAさんがいた。 テチさんは自身のアトリエでも地元作家の展示を頻繁に開催したり、2022年春には商店街の店舗や空き家を利用したアートイベント「観るは法楽」を開催するなど、地元で表現活動をしている人といえば!という存

            1月29日(日) 毘沙門天大祭、コロッケ試作

            お昼過ぎに吉原本町駅で野口くん、久保田さん、白坂さんとその友人、リサさん、映像担当の中島さんと友人と一緒に吉原駅にほど近い「香久山 妙法寺」で行われている毘沙門天大祭へ出かける。 「日本三大だるま市」のひとつに数えられる毘沙門天大祭は、他の禅宗由来のだるま市(東京都調布市の深大寺だるま市、群馬県高崎市の高崎だるま市)と異なり、達磨があまり関係ない日蓮宗のお寺で行われている。毘沙門天大祭自体は古くから開催されてきたが、だるまは明治時代に静岡の張り子玩具店がお土産品として売り出

            1月28日(土)おもしろい未来を連れてくる人

            朝10:30にマルイチビルで野口くんと待ち合わせ。道中にある吉原商店街の老舗「珍味のたぐち」さんの路面で「たこせん」が売ってたのでニヤニヤしながら買っていった。気がつくと身のまわりの「たこ」や「8」に反応するアンテナが鋭くなってる自分がいる。ちなみにお店の方は蛸みこし研究センター(たこせん)のことを全く知らなかったのでチラシを渡してみました。 実は今日、蛸みこし研究センターとして利用していた「近藤薬局 橘香堂 / WORX Mt.Fuji」が急遽クローズすることになり、前日

            1月27日(金)頭の中→研究センター

            15時頃に蛸みこし研究センターを訪れると、野口くんはパソコンのデスクトップに散らばったデータ整理をしていた。 野口くんはいわゆるノートパソコンを持っておらず、ハードディスクとキーボードを持ち歩いて行動している。その理由が「画面を折って壊してしまうから」(!!)各地で滞在制作するとき、宿のテレビなどに自分の持ってる機材をつなぎ作業をするのだそう。今回は私の事務所スペースにあったディスプレイを貸した。 「こんな広い場所で、自分の頭のなかを空間に広げるみたいに資料やものを並べて作

            1月26日(木)静岡の風景

            午前中に蛸みこしツアーを行う森町(2月5日)の「森と町づくりの会」の皆さん、伊豆稲取(2月19日)の「合同会社so-an」荒武さんとzoomミーティング。 森町では子どもの参加者も多いので、大人が担ぐ「大だこ」と子どもが担ぐ「子だこ」2つを持っていくことになった。蛸みこし担ぎと映像撮影にあたり、森と町づくりの会の皆さんは彼ら彼女らが楽しめるようストーリー仕立ての台本ができあがりつつあった。かわいらしく、楽しみながら作ったと言うことがよくわかる内容だった。 伊豆稲取では、普段か

            1月25日(水)集まってきたものごと

            朝タコセンに向かうと、野口くんの友人のドイツ人アーティスト、リサさんがいた。彼女には去年東京で野口くんとともに会っていたので、まさかこんなところで会うなんて!と大声をあげてびっくりした。滞在制作しているアーティストがきっかけで、他のアーティスト仲間がやってくるという状況に心が躍った。 数日ぶりにやってきたタコセンには、セキ文具店から運んだ木製棚、木箱、朱色で中が細長く仕切られた箱、鉄製の棚などが所狭しと埋まっていた。なんとなく展示空間的な導線もできつつある。これまで野口くん

            1月24日(火)タンスのダンス

            この日瀧瀬は終日富士から不在、東京の代々木[八幡]にいた。YCCCのインスタグラムには今日もセキ文具店の解体現場にいる野口くんの様子が上がっていた。 ここからタコセンまで徒歩2分の距離。しかし大きな棚を人力だけで持ってくとなるとわけが違う。このときドキュメンタリー映像担当の中島さんが取材していて、田村も店営業の合間にタイミングよく居合わせていた。 結果、こんなことが起きていた。 タンスのダンス ソロver タンスのダンス デュエットver あとで話を聞いたところだと

            1月23日(月)解体現場に遭遇

            この日は瀧瀬も田村も自宅から吉原には向かわず。吉原祇園太鼓セッションズのメンバーでもある、吉原商店街の老舗「内藤金物店」の若旦那のTwitterを見てハッとする。長らくシャッターが降りていた文房具店の解体現場に野口さんがいる様子。石を使いたいという話が出ていたので、まさかここの石を・・・? 後日野口くんにこの時の話を聞いたところ、滞在先からタコセンに向かういつもの道で見つけたこの解体現場で業者さんに「板が欲しい」と話し、壁に接着されているような棚もうまく剥がしたり解体しても

            1月22日(日)街の人と出会う

            この日は昼過ぎからアーツカウンシルしずおかの若菜さんが蛸みこし研究センターに来る予定。私は14時から野口くんが作業している横のあたりで、YCCCとして開催している地元アーティスト2名のポートフォリオレビュー会を実施する予定でいた。 タコセンに到着したら野口さんはいなかったが、小学生の男の子2人とお母さんがふらっと入ってきた。気になって入ってきたと言う。机に並んだ「蛸」とタイトルについた本や、風刺画、春画、挿絵などの図版、床に並べられた竹について軽く説明した。お兄ちゃんはじっと

            〈蛸みこし研究センター|富士吉原支部〉研究経過報告会のお知らせ

            芸術探検家の野口竜平が、富士吉原での滞在制作の途中経過の発表と、今後の制作の構想などをお話しします。ぜひお越しください。 センター所長よりご挨拶 蛸みこし研究センター所長の野口竜平です。 当センターは、「蛸みこしの制作方法の確立」「蛸みこし活用法の探究」また「それらのオープンソース化」を目指し、3年前から大分県をベースに活動を続けております。 昨年からは、世界各地の竹の利用や技術、世界各地に息づく蛸のイメージや物語、また時代や風土によって変わる人の集まり方、合意形成の方

            1月21日(土)文化を知る

            朝から久保田さんの車に乗り、富士宮市にある静岡県富士山世界遺産センターに向かう。 歴史にたいへん詳しい久保田さんも「いい質問するねえ」と唸るような問いを次から次へと繰り出す野口さん。「八葉九尊」に倣い構成された展示、地質・プレートに関する展示(以前大分で実施したプロジェクト「ghost in the octopus」でも世界最大級の断層、中央構造線について取り上げていた)に興味を示していた。富士山の溶岩や土を使用した「溶岩焼き」も検討している。 久保田さんの知人でもあるセン