藤井雅巳@地域資本家

地域資本家。魅力ある地域社会作りに取り組む。地域活性化ファンドマネージャーから起業。地…

藤井雅巳@地域資本家

地域資本家。魅力ある地域社会作りに取り組む。地域活性化ファンドマネージャーから起業。地域のつながりをコンセプトとした「地域包括ケア」から温かい地域社会のカタチを創造。地域包括ケア研究所代表理事/みやび&カンパニー代表取締役/まちだ丘の上病院理事長

マガジン

  • 「地域資本家」のブログ

    「あたたかな」経営をする組織づくりをする代表・藤井雅巳の活動のこと、気になったこと、考えていること、事例の紹介などをするブログ。

  • みやび&Co.ニュース

    「あたたかな」組織と地域を創るみやび&カンパニーの活動や最新情報をニュースとして配信させていただきます。

  • みやび&カンパニーの「あたたかな」事業承継

    「なぜ組織を存続させたいか?」 世代交代というイベントを経て、組織は生まれ変わります。 できるだけ、本来の組織の存在意義を大切にし、M&Aや内部承継など、幅広い選択肢を一緒に考え、「あたたかな」事業承継を実施。 その後の伴走まで一緒に関わります。

  • みやび&カンパニーの「あたたかな」経営のメンター

    「経営者には、第三の視点が必要」 経営者は、得意なこと、苦手なこと、わからないことも、決めなければならない。 そんな孤独な経営者の第三の視点になります。ブレストからはじまる組織の相談、経営戦略の相談などなど、「メンター」として一緒に悩んで答えやきっかけを探していきます。 ご相談は、お問合せより。

  • みやび&カンパニーの「あたたかな」コンサルティング

    「何のために存在するのか?」 それを実現するための、 財務基盤構築、事業戦略策定、組織づくりなどを、ブレストからはじまり、計画策定と、実行支援まで、組織の体温を高めていくために、一緒に伴走いたします。 ご相談はこちらまで。

最近の記事

「病院だから」をポジティブに変換できる一緒に共創(つく)っていける仲間をまちおかPJで大募集

原動力となった「自らの違和感」と目指したい「あなたらしさ」 僕は、2017年3月にそれまでの資本主義世界のど真ん中にいた投資ファンドのファンドマネージャーを卒業し、新しい「地域資本主義」を提唱し、あたらしい人生がスタートした。 投資ファンドのファンドマネージャー時代に、多くの医療機関の再生に携わってきた。その中で、感じてきた「違和感」みたいなものが、今の僕の原動力になっている。 「自分だったらどう思うか?」 いつも、そんなことを自問自答しながら、これまで走ってきた。

    • 「対話」してきた2022年を振り返る

      2022年がもうすぐで去年になる大晦日。 12月29日のまちおか(まちだ丘の上病院)での納会を終えて、今年の通常営業モードが終わりました。 もちろん、この年末年始期間も現場は動いて下さっているし、たまりにたまった仕事たちを整理する年末年始の経営者モードとしては稼働中ですが、それでも、一年間出会いがあり関わってくださった多くの方に、まずは「感謝」です。 目指している「あなたらしさ」 「地域を支える医療機関」を目指すまちおかでは患者さんや利用者さんおよび関わっているスタッフ

      • 地域とともに学びを育てる③ー十勝・本別高校のコミュニティスクールへの道ー

        地域で子供たちを育てていく取り組みであるコミュニティスクール。 そのコミュニティスクールの枠組みの中で、産声を上げた「とかち創生学」。 僕は、2020年春からコミュニティヅクールとなった北海道・十勝にある北海道道立本別高等学校のアドバイザーおよび特別講師として関わることになりました。 これは、さまざまな地域のしがらみとか、固定概念とか、そのようなものを乗り越えて、地域が一体となって高校生たちの学びを育てていく、取り組み。 コミュニティスクール(学校運営協議会制度)につい

        • 「変化しなければならない自分と向き合ってきた」2021年を振り返る

          私の2021年とは 2021年は「変化しなければならない自分と向き合ってきた」一年間でした。 新型コロナウイルス感染症の第三波の最中から始まり、コロナが共に存在していることが当たり前になりつつある一年間でした。 引き続き、 株式会社みやび&カンパニー 一般社団法人地域包括ケア研究所 一般財団法人ひふみ会まちだ丘の上病院 の3つの組織の代表を務めてきました。 自分の中のテーマとしては、これまで苦手だったことに向き合い、誰もあまり進んで取り組まないことを、あえて手掛

        「病院だから」をポジティブに変換できる一緒に共創(つく)っていける仲間をまちおかPJで大募集

        マガジン

        • 「地域資本家」のブログ
          9本
        • みやび&Co.ニュース
          3本
        • みやび&カンパニーの「あたたかな」事業承継
          2本
        • みやび&カンパニーの「あたたかな」経営のメンター
          1本
        • みやび&カンパニーの「あたたかな」コンサルティング
          1本
        • みやび&カンパニーの目指す「あたたかな」経営について
          2本

        記事

          M&Aを実行できる組織作りサービス

          みやび&カンパニーの扱うコアサービスの一つとして、 「M&Aを実行できる組織作り」をすること、があります。 なぜ「M&Aを実行できる組織作り」が必要かM&Aの仲介やアドバイザーではなく、 私たちは、 「M&Aを自ら実行できる組織作り」を行います。 M&Aとは一言で言っても、大きく以下のようなプロセスを経て行われます。 M&Aを指向する企業とは、それなりに事業基盤を確立していたり、成長過程であったりする場合が多いと思います。 しかしながら、M&Aにおいて必要な専門知識や

          M&Aを実行できる組織作りサービス

          あたたかな経営のメンターの利用方法

          経営者は「孤独」である。 これはよく聞く言葉ではあるが、これは経営者になってみないと実感することはできないと思う。 代表の藤井も自身が起業し、株式会社と一般社団法人と一般財団法人の3社の代表者を自らがすることを通じて、この「孤独」を経験している。 経営者が孤独な所以は、どんな状況でも最後は自分が決めなければならないこと。 時には、こんな厳しい状況でも意思決定を迫られる。 ・情報が不足している中で分からないなりに意思決定すること ・自分が苦手な分野について意思決定する

          あたたかな経営のメンターの利用方法

          あたたかな事業承継支援のメニュー

          私たちは、クライアントとなる組織が、事業の承継という大きなフェーズを超えて、より本来目指すべき姿を実現する組織作りをするために関与します。 そのために、「何のために存在するのか?」という組織のコアを大切にし、組織の体温を高めながら、組織の本来のMISSION達成のための組織力向上のための戦略実行をサポートします。 私たちが提供する事業承継領域のメニューは、大きく以下の3つに分けられます。 MEBO:Management(経営陣)やEmployee(従業員)による自社の買

          あたたかな事業承継支援のメニュー

          あたたかなコンサルティングサービスメニュー

          私たちは、クライアントとなる組織が、本来目指すべき姿を実現するために関与します。 そのために、「何のために存在するのか?」という組織のコアを大切にし、組織の体温を高めながら、組織のMISSION達成のための専門サービスを提供します。 私たちが提供するコンサルティングサービスは、大きく以下の3つに分けられます。 (補足)専門サービスラインの立ち上げ支援には、M&Aや再生支援コンサルティングなどの専門サービスを提供する専門チームの立ち上げなどを、税理士法人や金融機関を対象と

          あたたかなコンサルティングサービスメニュー

          みやび&カンパニーのVISION

          「あたたかな経営を実現する組織を増やす」 みやび&カンパニーのVISION(大いなる目標)です。(2021年4月現在) 「日本の体温を高める」ためには私たちの使命である「日本の体温を高める」ために、私たちができることはなんだろうか? 日本という国をあったかい国にしたい。そして、日本という国には沢山の地域があって、その地域たち一つ一つがこの国を構成している。 地域は一つ一つ特徴をもっていて、ここに居たいとかここに住みたいと思える地域は「あたたかい」地域なのではないかと思

          みやび&カンパニーのVISION

          臨床実習を通じて「地域包括ケア」を深めていく

          今年度、まちだ丘の上病院(まちおか)にて、地域の医学部6年生のクリニカルクラークシップ(診療参加型臨床実習)を受け入れています。 新型コロナウイルス感染症の影響で、患者さんとの対面での臨床実習などは限定的になりますが、それでもオンラインを用いてライブでの臨床体験や、多職種カンファレンスの参加、ヨリドコ小野路宿(https://yoridoko.com/)という開放的な空間や里山を用いた地域診断などを行うなど、工夫して実習を行っています。 なぜ、まちおかの様な小規模な医療機

          臨床実習を通じて「地域包括ケア」を深めていく

          みやび&カンパニーのMISSION

          みやび&カンパニーのMISSION(使命)は、 「日本の体温を高める」(2021年4月作成時点) です。 MISSION(使命)に向き合った株式会社みやび&カンパニーは、2017年3月16日に創業し、丸4年が経ちました。 これまで、関与してきたクライアントの理念づくりには、かなりの時間をかけて一緒に考えてきました。しかしながら、ほぼ自分自身の”使命”ともいえる自分の会社の理念は、人生をかけて考え続けているものの、これまで言語化して公表することはしてきませんでした。

          みやび&カンパニーのMISSION

          地域とともに学びを育てる②ー十勝・本別高校のコミュニティスクールへの道ー

          僕は、2020年春から北海道・十勝にある北海道道立本別高等学校のアドバイザーおよび特別講師として関わることになりました。 これは、さまざまな地域のしがらみとか、固定概念とか、そのようなものを乗り越えて、地域が一体となって高校生たちの学びを育てていく、取り組み。 コミュニティスクール(学校運営協議会制度)とは、文部科学省のHPによると、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みです。 コミュニ

          地域とともに学びを育てる②ー十勝・本別高校のコミュニティスクールへの道ー

          藤井の2020年を振り返る

          皆さま、すっかり遅くなってしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。 見出し画像の写真は、まちだ丘の上病院の屋上からの初日の出です。 いつもながら、何をやっているかよくわからないと言われてしまいますので、 昨年一年間の簡単な近況報告をさせていただければ。 コンパクトに言うと3月頃からは、COVID-19の感染拡大に伴い、物理的には東京都内や町田を拠点に活動し、オンラインでのコンサルティングや講演や学校の授業なども積極的に行ってきました。 また、併せて、地域包括ケ

          藤井の2020年を振り返る

          今、僕が、現在地(ここ)にいる理由③

          企業再生との出会い「日本を元気にしたい」 そんな、青臭い想いをもって、走り始めた社会人。 早稲田大学を卒業後、ITバブルがはじけた2000年代初めに社会人になりました。公的金融機関に入社し、そこで3年間中小企業向けの融資業務にどっぷりつかるとともに、USCPA(米国公認会計士)の資格取得をし、その後コンサルティングファームへ転ずることになった。 間接金融という仕組みの中でできることの限界を感じ、より企業の経営に関わりたいという想いが背景にあった。 コンサルティングファー

          今、僕が、現在地(ここ)にいる理由③

          地域とともに学びを育てる①ー十勝・本別高校のコミュニティスクールへの道ー

          僕は、2020年春から北海道・十勝にある北海道道立本別高等学校のアドバイザーおよび特別講師として関わることになりました。 これは、さまざまな地域のしがらみとか、固定概念とか、そのようなものを乗り越えて、地域が一体となって高校生たちの学びを育てていく、取り組み。 小学校時代に将来の夢だと思っていた「学校の先生になること」。そんな小学校の頃の夢と、「あたたかな地域づくり」をしていきたいという今の夢とが重なり合う役割に心がときめきました。 コミュニティスクールとなった本別高校

          地域とともに学びを育てる①ー十勝・本別高校のコミュニティスクールへの道ー

          今、僕が、現在地(ここ)にいる理由②

          こんにちは。僕は約3年前に地域資本家として起業し、3つの法人の代表者を兼任しています。 日本という美しい国の、地域社会が持つヒトやモノやカネなどのすでにそこにある経済資本、文化とか関係性などの関係資本、そして地域の自然や街並みなどの環境資本に着目し、「温かなつながりのある地域社会」を実現していく活動を行っています。 3年間強経った今だから言える、藤井雅巳という人間が、現在地(ここ)にいる理由を何回かに分けて語っていきたいと思います。 社会人として見えた風景 なぜ、今こ

          今、僕が、現在地(ここ)にいる理由②