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「地域資本家」のブログ

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「あたたかな」経営をする組織づくりをする代表・藤井雅巳の活動のこと、気になったこと、考えていること、事例の紹介などをするブログ。
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記事一覧

「日本一家にいるような”医療機関”」づくりへの大航海

はじめにまず、このnoteをご覧くださる方に、知っていただきたいこと。 僕たちは、まだ何かを成し遂げたわけでもないですし、乗り越えなければならない課題などに向き合い、もがきながら模索しています。 共感して下さったら、以下をお願いできたら本当にうれしいです。 ・まちおかの目指す医療機関づくりに一緒に関わりたい方、お問い合わせください(お知り合いの方の他薦もWelcomeです) ・まちおかの取り組みに共感いただいた方、ぜひSNS等でシェア(共有)ください 長文ですが、お付

「病院だから」をポジティブに変換できる一緒に共創(つく)っていける仲間をまちおかPJで大募集

原動力となった「自らの違和感」と目指したい「あなたらしさ」 僕は、2017年3月にそれまでの資本主義世界のど真ん中にいた投資ファンドのファンドマネージャーを卒業し、新しい「地域資本主義」を提唱し、あたらしい人生がスタートした。 投資ファンドのファンドマネージャー時代に、多くの医療機関の再生に携わってきた。その中で、感じてきた「違和感」みたいなものが、今の僕の原動力になっている。 「自分だったらどう思うか?」 いつも、そんなことを自問自答しながら、これまで走ってきた。

地域とともに学びを育てる③ー十勝・本別高校のコミュニティスクールへの道ー

地域で子供たちを育てていく取り組みであるコミュニティスクール。 そのコミュニティスクールの枠組みの中で、産声を上げた「とかち創生学」。 僕は、2020年春からコミュニティヅクールとなった北海道・十勝にある北海道道立本別高等学校のアドバイザーおよび特別講師として関わることになりました。 これは、さまざまな地域のしがらみとか、固定概念とか、そのようなものを乗り越えて、地域が一体となって高校生たちの学びを育てていく、取り組み。 コミュニティスクール(学校運営協議会制度)につい

「変化しなければならない自分と向き合ってきた」2021年を振り返る

私の2021年とは 2021年は「変化しなければならない自分と向き合ってきた」一年間でした。 新型コロナウイルス感染症の第三波の最中から始まり、コロナが共に存在していることが当たり前になりつつある一年間でした。 引き続き、 株式会社みやび&カンパニー 一般社団法人地域包括ケア研究所 一般財団法人ひふみ会まちだ丘の上病院 の3つの組織の代表を務めてきました。 自分の中のテーマとしては、これまで苦手だったことに向き合い、誰もあまり進んで取り組まないことを、あえて手掛

地域とともに学びを育てる②ー十勝・本別高校のコミュニティスクールへの道ー

僕は、2020年春から北海道・十勝にある北海道道立本別高等学校のアドバイザーおよび特別講師として関わることになりました。 これは、さまざまな地域のしがらみとか、固定概念とか、そのようなものを乗り越えて、地域が一体となって高校生たちの学びを育てていく、取り組み。 コミュニティスクール(学校運営協議会制度)とは、文部科学省のHPによると、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みです。 コミュニ

地域とともに学びを育てる①ー十勝・本別高校のコミュニティスクールへの道ー

僕は、2020年春から北海道・十勝にある北海道道立本別高等学校のアドバイザーおよび特別講師として関わることになりました。 これは、さまざまな地域のしがらみとか、固定概念とか、そのようなものを乗り越えて、地域が一体となって高校生たちの学びを育てていく、取り組み。 小学校時代に将来の夢だと思っていた「学校の先生になること」。そんな小学校の頃の夢と、「あたたかな地域づくり」をしていきたいという今の夢とが重なり合う役割に心がときめきました。 コミュニティスクールとなった本別高校

今、僕が、現在地(ここ)にいる理由③

企業再生との出会い「日本を元気にしたい」 そんな、青臭い想いをもって、走り始めた社会人。 早稲田大学を卒業後、ITバブルがはじけた2000年代初めに社会人になりました。公的金融機関に入社し、そこで3年間中小企業向けの融資業務にどっぷりつかるとともに、USCPA(米国公認会計士)の資格取得をし、その後コンサルティングファームへ転ずることになった。 間接金融という仕組みの中でできることの限界を感じ、より企業の経営に関わりたいという想いが背景にあった。 コンサルティングファー

今、僕が、現在地(ここ)にいる理由②

こんにちは。僕は約3年前に地域資本家として起業し、3つの法人の代表者を兼任しています。 日本という美しい国の、地域社会が持つヒトやモノやカネなどのすでにそこにある経済資本、文化とか関係性などの関係資本、そして地域の自然や街並みなどの環境資本に着目し、「温かなつながりのある地域社会」を実現していく活動を行っています。 3年間強経った今だから言える、藤井雅巳という人間が、現在地(ここ)にいる理由を何回かに分けて語っていきたいと思います。 社会人として見えた風景 なぜ、今こ

今、僕が、現在地(ここ)にいる理由①

踏み外したレール僕は3年前に日本社会における一般的に成功している人というレールから大きく踏み外しました。 金融業界やコンサルティング業界に属する人々からすると人気職種と言われている投資ファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)のファンドマネジャーから転じ、「地域資本家」として起業しました。 レールから踏み外したというよりは、自分で新しいレールを引きたい、自分がこうなって欲しい未来を自分自身で描いていたい、そんな思いでした。ファンドマネジャー時代は、大きな資本という力を

はじめまして。地域資本主義/Local Capitalismを語っていきます。

はじめまして、藤井雅巳(ふじいまさみ)と申します。 noteをはじめました。 SNSや自分が経営する組織のHPなどを通じて自分自身のことや、僕がやりたいことを発信してきましたが、もっと言語化していかないと、伝わるものも伝わらないのではないかと感じ、noteを始めようと思いました。 はじめに、簡単な自己紹介をさせてください。 肩書は「地域資本家/Local Capitalist」と名乗っています。 「地域資本主義」という言葉は、藻谷浩介さんの里山資本主義や、柳澤大輔さ