みちのくデザイン2021年度活動報告
皆さん、こんにちは！
一般社団法人みちのく復興・地域デザインセンター（略称：みちのくデザイン）です。
今回は、2021年度の活動報告をご紹介いたします！
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▷みちのく復興・地域デザインセンターとは？
▷代表紹介/連携団体のご紹介（岩手編）
▷代表紹介/連携団体のご紹介（宮城編）
▷代表紹介/連携団体のご紹介（福島編）
▷みちのくデザイン2019年度活動報告
▷みちのくデザイン2020年度活動報告
東日本大震災から10年という節目において、様々な活動の資源が減少しており、地域毎での支援活動の基盤づくり、体制づくりが重要とされています。
岩手県・宮城県・福島県の被災3県それぞれの中では、県域・テーマ毎で活動する団体、ネットワーク体がありますが、この3県を広域的にコーディネートする機能は未だ十分であるといえません。
この3県間のコーディネートと、3県以外とをつなぐコーディネートをすることで被災者支援がより促進され、地域で継続して支援が続く体制づくりを行うことを目的として、2021年度は下記の活動に取り組みました。
みちのくデザイン2021年度活動報告①【被災地の現状・課題、個別の支援ニーズ等の把握及び整理】
被災3県内において支援活動に携わる各県域のコーディネーターが活動を行う上で、地域課題やニーズ・リソース・成果などを可視化し、さまざまな課題の解決に向けたコーディネート活動に活かしていただくための記録および共有資料の設計・運用・管理を行うとともに、3県間におけるノウハウ共有のため会議やヒアリングなどの企画・実施。（2021年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施）
みちのくデザイン2021年度活動報告②【被災者支援にかかる課題や支援ニーズに対する個別支援の実施】
被災3県のコーディネーター向けの研修等を実施、各県域の個別支援力の向上を目指すとともに、県域をまたぐ広域でのコーディネートを行い、県域を越えたリソースの発掘とマッチングを実施。（2021年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施）
✳︎公開型の「コーディネーター研修会」では、コーディネーターの活動の幅を広げていただくため、下記のテーマについて学んでいただきました。（2021年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施）
■「東日本大震災の復興で『つながり』が果たした意義と効果～中間支援組織やコーディネーターの意義と役割、NPOと学識者の連携について知る～」（2021年10月29日）
■「ファン形成における効果的な情報発信〜様々な手段・手法を学ぶ〜」（2021年11月26日）
■「社会課題に気付き解決するプロセスを学ぶ ～マルチステークホルダー・エンゲージメントでの社会課題解決～」（2022年1月7日）
みちのくデザイン2021年度活動報告③【多様な主体間の連携、協働体制の構築】
被災３県の地域団体が、企業との協働によりマルシェを実施し、復興の現状や自社の商品をPRすることで販路拡大や風評被害払拭を目指した「東日本大震災 復興支援 東北応援マルシェ」の企画・実施。（2022年3月/2021年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施）
東日本大震災の被災地で活動する各支援団体に向けて、活動財源の情報提供を目的とした「年賀寄付金 助成金説明会」の実施。（2021年9月8日/2021年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施）
みちのくデザイン2021年度活動報告④【被災者支援にかかる現状、課題、優良事例等の共有及び被災地内外への発信】
東日本大震災のこれまでの10年と現在、これからの10年を語り、広く世の中に発信していくことで、被災者支援や復興に向けた活動、今後起こりうる災害等に活かしていくことを目的として、令和3年度3県合同シンポジウム「東日本大震災で育まれたレジリエンス～受け継がれるバトンについて〜」を共同開催。（2021年11月30日/2021年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施）
→報告書はこちらからご覧いただけます。
今後の東北の連携に向けた動きへの足掛かりとして、NPOの活動状況など、東北６県それぞれの地域状況やノウハウを共有することを目的に、中間支援団体での意見交換会、東北六県ROLLフォーラム 「東北のこれから～市民レベルのつながりに向けて～」の企画・運営。（2022年3月11日/2021年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施）
継続的な課題解決の仕組みづくりの取り組みとして、【東日本大震災被災地での復興支援活動におけるコーディネーションメカニズム可視化研究会】と題した研究会を設置し、「コーディネート機能」、「ハブ機能（地域内外の人や組織をつなぐ結節点としての機能）」、「ネットワーク機能」の3つをテーマとした分科会において検証と分析を実施し、提言書を作成。（2021年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施）
2021年度活動報告は以上となります！
今後もひきつづき、被災3県を含め東北全域で、これまで以上に強固な被災者支援体制・連携体制の基盤作りを目指して活動してまいります。
次回は2022年度の活動内容についてご紹介いたします。
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