みちのくデザイン2020年度活動報告
皆さん、こんにちは!
一般社団法人みちのく復興・地域デザインセンター(略称:みちのくデザイン)です。
前回の投稿から少し間が空いてしまい、お待たせいたしました!
ひきつづき、「まずはみちのくデザインを知っていただこう年度」として、私たちの活動について発信してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
あらためまして今回は、2020年度の活動報告についてご紹介いたします。
みちのくデザインがこれまでどのような活動を実施してきたか、ご覧いただけますと幸いです!
▼これまでの記事はこちら▼
▷みちのく復興・地域デザインセンターとは?
▷代表紹介/連携団体のご紹介(岩手編)
▷代表紹介/連携団体のご紹介(宮城編)
▷代表紹介/連携団体のご紹介(福島編)
▷みちのくデザイン2019年度活動報告
東日本大震災から10年という区切りを迎える中、被災地では依然として様々な課題があり、多様な主体の連携協働による支援活動が必要とされています。
2020年度もひきつづき、持続可能な地域づくりを目指し、東日本大震災からの復興経験を波及・活用し、多様な主体間・広域での連携体制を構築するために、下記の活動に携わりました。
みちのくデザイン2020年度活動報告①【多様な主体と行政の協働による復興支援活動の検証】
3県連携復興センター協力のもと、「東日本大震災からの復興に関わる民間団体の実態・課題・好事例についてのアンケート」調査の実施。(2020年6月/Yahoo!基金 2020年度被災地復興調査助成プログラム)
また、東日本大震災被災地のみならず、今後の大規模災害からの復興や防災の取り組みの参考にしていただくべく、アンケート結果を参考にしながら、今後のモデルケースとなり得る取り組みについてインタビューを行い、「3県の復興と今後の県域を越える広域災害に備えたNPO等調査提言事業 報告書」を作成。
令和2年度「新しい東北」交流会における「民間支援団体による支援活動の「これまで」と「これから」の調査報告及びグループディスカッション」の開催。(2021年2月22日/2020年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施)
京都経済短期大学の菅野拓氏、みちのく復興事業パートナーズ(事務局:NPO法人ETIC.)とともに、東北の4地域(岩手県釜石市、宮城県気仙沼市・石巻市、福島県南相馬市)の社会ネットワークを知り、これからの社会へのヒントを得るために、その土地で暮らす人々に調査(「東北リーダー社会ネットワーク調査」)を実施。(2020年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施)
みちのくデザイン2020年度活動報告②【被災地域の現状・課題、支援ニーズの把握・整理、および、広域コーディネート】
岩手県・宮城県・福島県の3県において、被災者支援がより促進されることを目的とし、3県の連携復興センターのコーディネーター同士が支援活動のノウハウを共有するとともに各県の現状や課題を伺い意見交換を行う会議、また、3県の連携復興センターと復興庁が一堂に会し意見交換を行う会議の企画・運営。(2020年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施)
みちのくデザイン2020年度活動報告③【一市町村内または市町村を超えた区域における、行政、活動主体間の連携・協働体制の構築】
コロナ禍での支援策や活動手法を考えるため、東北で活動するNPOの皆様に向けた「コロナ関連支援策のWEBセミナー」の企画・運営。(2020年9月1日/2020年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施)
被災者支援団体やNPOの皆様に向けた「自団体の活動/事業の価値を共有する方法~評価の基本を学ぶセミナー~」の企画・運営。(2020年12月3日/2020年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施)
震災から10年を迎え復興に特化した財源の減少が顕著になる中での助成の一つとして、また、福祉課題に対応しているNPOやボランティア団体に対する助成金として、「WAM助成金(独立行政法人福祉医療機構、社会福祉振興助成事業)に係るオンライン説明会」の実施。(2021年1月22日/2020年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施)
みちのくデザイン2020年度活動報告④【被災地域における課題や取り組みの分析及び全国への波及】
復興が進むにつれて多様化・複雑化し、変化する地域課題に対して、どのような支援活動を展開し、「今」を迎えることができたのか、また「これから」予想される地域社会再生に向けて必要とされる継続支援は何なのかということについて、岩手県・宮城県・福島県の被災3県の各支援活動団体の活動を通じて、被災者支援への更なる活動促進と目指すべき地域社会再生の方向性を学ぶシンポジウム「LINK~被災3県の「今」そして「これから」も支え合う地域社会を目指して」の運営協力。(2020年10月21日/2020年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施)
東北と日米両国の実践者や専門家が集まり、3.11からの学び、そしていま私たちが直面している社会の未来についての意見交換を行うライブオンラインシンポジウム「東日本大震災10年日米シンポジウム:レジリエンスと復興」の運営協力。(2021年3月10日/2020年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施)
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地域で活動する様々な主体が、被災者支援等の復興活動を継続的に行うために、これまでの活動を検証し、それぞれの活動がさらに推進する環境づくりを考える機会として「実現と持続可能な市民社会を目指した「東北発の市民セクターによる共通アクション」ワークショップ」(3回)の企画・実施。(2020年度 復興庁被災者支援コーディネート事業で実施)
2020年度活動報告は以上となります。
次回は、みちのくデザイン2021年度活動報告をお送りします!
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