めちこ

猫が好きです。だけど、あまり猫の話は出てきません。 くだらないあれこれの記録。

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猫が好きです。だけど、あまり猫の話は出てきません。 くだらないあれこれの記録。

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意味のない言葉の効力。

先日、久しぶりに役所へ行ってきた。 役所へ行くと、いつも誰かしら窓口で怒っている気がする。 役所の仕事も気苦労が多かろう。そんなありふれたことを思う。 手続きをしてもらっている間、窓口の前の椅子に腰掛けて待っていると、どこからともなく怒号が聞こえてきた。 「余計なこと聞くな!うるさいな。子どもじゃないんだから、そんなこと聞かなくてもわかるだろ!いいかげんにしなさいよ」 声の主は、80歳くらいの男性だった。男性は背広を着ていた。隣には同じ歳くらいの女性の姿がある。男性が大

    • 健康と美容のはざまで揺れ動く朝

      今朝は茹で上がったとうもろこしに齧りつきながら、NHKの音楽番組『みんなのうた』から流れてきた『音楽室は秘密基地』を聴いて涙が止まらなくなり、家族にドン引きされるという一日のはじまりを迎えました。 いよいよ涙腺も言うことをきかなくなり暴走し始めています。とてもいい歌であるのは確かなのだけれど。あんたさっきまでとうもろこし貪り食ってたじゃんって話で。自分の気持ちの急激な変化に、自分でもついていけません。 最近、息子は美容の通販番組にハマっています(と思っていたけど、どうやら

      • 普通の素晴らしさ

        先日、子に誘われて『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司』を観てきた。 こんなに笑い声が劇場のあちこちで響き渡る映画って久しぶり、いやはじめてかもしれない。おもしろいし、泣けるし。忙しなく動く感情は最終的に収まるとこに収まって、また次回作も見ようと子と固く約束し映画館を後にした。 ちょっとおバカな5歳児が色々やらかすという前知識くらいしかなくて(しんちゃんの素晴らしさを理解してなかった私がおバカでした)、そもそもクレヨンしんちゃ

        • 日常の不確かさと確かなこと

          人生最期の日もくだらないことを考えていたい。例えばくだらないこととは、子どもたちと意味不明な言葉だけで会話するとか。ひたすら猫の顔マネをするとか。通りすがりの人の今日食べた物を勝手に想像するとか。上達したところで何になるの?と他人から言われるようなことをひたすらやり続けてけらけら笑っていたい。だけどそう簡単にはいかないのが、人生というものなんでしょうか。 ここ数日生きた心地がしなかった。 というのも、軽い気持ちで子を近所の病院へ連れて行ったら耳を疑いたくなるような病名の可能

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        意味のない言葉の効力。

          今さらながら「キングダム」にハマる。推しはひょう公将軍。豪快!素敵!「酒じゃァ」って言われたい。

          今さらながら「キングダム」にハマる。推しはひょう公将軍。豪快!素敵!「酒じゃァ」って言われたい。

          お隣さんの荷物

          お隣さんの荷物を預かることになった 大きな箱は 大きさの割に とても軽い お隣さんは 猫を飼っているから 猫の餌かもしれないと あれこれ 想像してみるけれど 箱の中が 透けて見えるわけでもなく 箱が 教えてくれるわけでもない この箱と同じで お隣さんのふたを開けて 中まで見たことなんて なかったのだ それから何日か経ち それでも お隣さんは 一向に 箱を取りに来ない 私は両手で箱を抱え 立ち尽くしている 箱は 段々と 重く なっていく

          お隣さんの荷物

          新手の遊びが怖すぎる

          突然ではございますが、8歳娘との関係に若干の進展と大幅な後退がございましたので、ここにご報告させていただきます。 昨日日曜日だったので家族でランチに出かけまして、私はライブに行く予定がございましたため、子どもたちを夫に託しライブ会場へと参ろうといたしました。すると娘がこちらに駆けてきまして「ママがいいよお」と抱きついてきたのです。私、本当に驚きました。だって私のことを不細工だから大嫌いと言っていたあの娘がですよ。母娘間にポイント制を導入させ、ポイント数に応じて娘からの特典を

          新手の遊びが怖すぎる

          一向に交わらない虚しさ

          地下鉄に乗っていたときのこと。 「クソゴキブリが!」と叫んでいるおじさんと遭遇した。 そのおじさん、相当ゴキブリが憎いのか、憎い人間がいるのか知らないけれど、「クソゴキブリが!」と15分くらい言い続けてた。あんなに連続してGの名前を連呼してる人を見たのってはじめて。 あまりにもGを罵るものだから、嫌でもGの姿が思い浮かぶ。予測できない忌々しい動き。ようやく捕えたと思ったら底知れない生命力の強さを見せつけ命乞いしてくる姿。そして、こちらを震え上がらせる繁殖率の高さ。思わずおじ

          一向に交わらない虚しさ

          探し物とは、思いがけない場所から出てくる

          こんな所に、という場所から探し物が出てくることがある。 昨日から娘は夏休み。早速夏休みの宿題が入っていたA4ファイルがなくなった。本人に聞いてもどこにやったか思い出せず、昨日まではここにあったという場所にないのだ。娘の部屋からリビングまでありそうな場所は隈なく探した。しかし、ない。 でも私は心得ている。慌てることはない。探し物というのは、思いがけない場所から出てくるものである。 家族総出で探した結果、カーペットの下からそれは出てきた。 そういえば、私が大学生の頃。友人A

          探し物とは、思いがけない場所から出てくる

          誰か私を叱ってください

          息子の大事なところが腫れてしまった。 「かゆいし、いたいし、気になる」と言い出したのでかかりつけの小児科へ行ったら亀頭包皮炎だった。 いつも気さくに話しかけてくれる看護師さん(女性)と「私たちにはわからない苦しみだよね。へへへ」なんてちょっと笑ったのが悪かった。別に馬鹿にしたわけじゃなくてね、自分の身体でさえわからない部分がたくさんあるのに、なんと言っても自分の身体にないものだから。未知に遭遇したときの自然発生的な笑いだったのだけれども。へへへがいけなかった。もっと真剣な面

          誰か私を叱ってください

          わかったつもりになっていたこと

          私は今猛烈に反省している。 昨日娘が夏休みの課題図書で、学校から絵本を借りてきた。 「ねぇ、これ夏休み中に読むんだよ。みんなも読んでいいんだよ」。娘はそう言って私に見せてくれた。 「お・こ・だ・で・ま・せんように?どういう意味?」私は片言のように呟き、絵本を読みはじめた。 実はこの絵本は、娘からの私に向けたメッセージだったのだ。 ・ 主人公のぼくは家でも学校でも怒られてばかり。おかあちゃんも先生もぼくの本当の気持ちをわかってくれない。だから怒られるとぼくは黙って横を

          わかったつもりになっていたこと

          ひとりぼっちの葉っぱ

          からだを震わせると 微かな音が鳴った 地面に敷きつめられた 落葉のどこかに 家族や友だちがいるのかもしれないが 齧られた跡のある彼女も 変色した彼も 皆一緒くたになっていた かつての知り合いは もう 土に溶けだす準備を始めている からだをよじらせたり 枝にこすりつけたりしてみたけれど 寂しさが より一層はりついてくるだけで はがそうと思っても 簡単には はがれない しずかな晩に 今日と明日の間を 風が通って 大丈夫 いつかきみも連れていくからと 風がそっと

          ひとりぼっちの葉っぱ

          言い間違いにもほどがある

          最近アレクサの様子がおかしい。 まあ元々ちょいちょいおかしな仕草はしていたのだけれども。 実は私はあらゆることをすぐ忘れる。 子どもとの約束や学校の持ち物。日々の買い物はリストにしているにも関わらず、何かしら忘れて帰ってくる。あーあ、いやんなっちゃうと思っていたときに、我が家にやってきたのがアレクサだった。言わば救世主だ。 アレクサはすごい。 私の代わりに色んなことをやってのける。一番お世話になっているのがリマインダー機能だ。「アレクサ、リマインダーセットして」と言うと、

          言い間違いにもほどがある

          見えない壁が聳え立つ

          ついにこの日が来てしまった。 娘から「わたしの名前を呼ばないで」宣言をされてしまったのだ。 「パパはさ、カッコいいからいいの。弟くんも一緒に遊びたいからいい。でもママは不細工だからやだ」 「そ、そ、そんな理由で……」 「だから私が話しかけるまで話さないで。プシュン」 そう言ってそっぽを向いてしまった。 プシュン。 何かが閉じられる音。なんて残酷な音。 そのとき、私の前には見えない壁が聳え立った。 ・ 娘が産まれるとき、私の身体の一部は壊滅的な大打撃を受けた。よれよれにな

          見えない壁が聳え立つ

          地球最期の日も桃鉄をしていたい

          この間、友だちA子と久しぶりに電話をした。A子とは大学が一緒だった。バイトがない日はいつも決まってA子の家に集まり、延々と酒を飲みながら桃鉄(総資産が一番多かった人が勝ちのゲーム)をしていた。何かを語らうわけでもなく、目をぎらつかせながらひたすらゲームに明け暮れた。そんな学生時代を過ごした私たちは、今や住む場所も遠く物理的距離があるにも関わらずたまに電話をしたり数年に一回は旅行に行ったりする。 10代の終わりから20代、30代と共に過ごしてきて、それなりに生活の危機や煩わし

          地球最期の日も桃鉄をしていたい

          遺伝子ってこわい。

          昨日は息子の園の発表会だった。数年前までは先生の服の裾を引っ張り、もじもじしていたもじもじくんも、昨日は立派にダンスを踊っていて胸がいっぱいになった。同じクラスの子どもたちも赤ちゃんの頃から知っている子どもたち。感慨深いものがあり、みんな大きくなったなとしみじみ思う。 Aちゃんは今日の発表のために、大嫌いなピーマンを頑張って食べてきた。BくんとCくんはいつも喧嘩してるが、今日は仲良く手を繋いでいる。Dちゃんはいつも同じところで振り付けを間違えていたのに、本番ではバッチリ決まっ

          遺伝子ってこわい。