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新手の遊びが怖すぎる

突然ではございますが、8歳娘との関係に若干の進展と大幅な後退がございましたので、ここにご報告させていただきます。

昨日日曜日だったので家族でランチに出かけまして、私はライブに行く予定がございましたため、子どもたちを夫に託しライブ会場へと参ろうといたしました。すると娘がこちらに駆けてきまして「ママがいいよお」と抱きついてきたのです。私、本当に驚きました。だって私のことを不細工だから大嫌いと言っていたあの娘がですよ。母娘間にポイント制を導入させ、ポイント数に応じて娘からの特典を私が得られるという画期的なシステムを構築した、あの娘がです。私に自ら抱きついてきたんですから。

ちなみに私の現在の所持ポイントは1ポイント。1ポイントの特典は、私から娘に話しかけてもいいというもの。
それがなんということでしょう。制度の枠を飛び越えた特別待遇に、頬が緩みっぱなしでした。このうえない幸せを感じ、胸が張り裂けそうになりながらも伝えたのです。「ママも◯◯がいいよお。ずっと◯◯といたいよお。でもライブやお芝居を観に行くことは、ママにとって生き甲斐なんだよお。生き甲斐っていうのはね(省略)」。私の悪い癖ですね。聞かれてもいないことをペラペラしゃべったりなんかして。娘にとったら「ママばっか楽しい所行ってずるくね?生き甲斐とか何よそれ?」って感じだったのでしょうが、娘は顔をほころばせてこちらをじっと見つめました。そして表情を崩すことなく言ったのです。「うそだよ〜ん。ママのことだいっきらいだよ〜ん。帰ってこなくていいよ〜ん」。

これはもしかして、悪い夢か何かでしょうか。もしくは新手の遊びでしょうか。

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