「いつか」ではなくて「今」やりたいことのリストを作ろう

計画倒れに終わってしまう

いつだって、計画倒れに終わってしまうのでした。毎年と言っていいほど年明けにしっかりと時間をかけて、やりたいことリストを作るのですが、いつの間にか日常に追われてしまい、何も進展していないまま忘れてしまうのです。

でも、ふとした時に後悔が押し寄せてきます。

この「note」の記事は、強い覚悟が持てているために、毎日投稿することは出来ています。ですが、他にもたくさん計画しているのです。毎月、締切りに追われてしまう仕事も、毎日、コツコツとすれば絶対にスムーズに終わるのに、いつだって、ぎりぎりまで溜め込んでしまう為に追われてしまうのです。

いつかしてみたいと考えていたものを、今年こそはと毎度計画に加えているのですが、このままじゃ毎年同じように失敗するような気がしてなりません。

夏休みが教えてくれるもの

思い返せば、子供の頃から何も変わっていない気がします。夏休みの宿題はぎりぎりまで追い込まれないと出来なかったし、毎日行くと決めたラジオ体操は、早々に諦めてしまっていましたから。

夏休みは普段に出来ないことやいつかやりたいと思うことが、出来るかもしれないと思い計画するのでした。夏休みって、始まる前はいくらでも時間があるように感じるものです。ですが、いざ始まると、あれよあれよという間に終わりが近づいてしまうものです。よく考えてみたら、急ぎ足で季節は巡るように感じる訳ですから、夏休みだけ特別な訳もなく、むしろ楽しみにしていた分、あっという間に終わってしまうように感じるのでした。

いつも、宿題に追われながら僕は後悔していた。もう少し、おばあちゃん家に長くいれば良かったな。もっと、友達と遊ぶ約束していれば良かった。あともう一回海に行っとけばよかった。あの時、花火を買っておけばよかった。

そうやって、夏休みを惜しみながら、2学期を向かえるのでした。

こうして書いてみて気が付いたのですが、何か人生と似ているような気がします。

やらなければいけないことに、ぎりぎりに終われながら、いつかやりたいと思うことばかり夢見てしまっている。でも、人生は長いと高を括っていたら、あっという間に月日がながれ、人生の終わりを迎えてしまうものである気がするのです。その時に、思い浮かぶのは、ああしておけば、こうしておけばよかったと後悔しながら、自分の人生を惜しむようになってしまう。このままでは、そうなってしまう想像が容易に出来てしまうのでした。

人生はそこで終わってしまうけれど、夏休みが終わっても人生は続いていくのです。子供の頃に、僕らは素晴らしい経験をさせてもらっていたのだということ。ここから学んで、後悔のない人生にしないといけない。

いつかの計画ではなく今やりたいことを考えて行動していく

今年も始まったときに、一年後なんて、まだまだ先のように感じながら、いつかやりたいこととして計画をしてはいなかっただろうか。計画する必要があるのは、いつかやりたいことではなくて、今やりたいことだったのではないか。確かに、毎日やらなくてはいけないことに追われているかもしれない。それが、例えどれだけぎりぎりになってしまったとしても、何かを放り出したとしても、今やりたいことは、これ以上遅れてしまう前に、勇気を出してやっていこうと思えるようになりました。

そうだ、オシャレなコートを着よう。いつだったか忘れてしまったけれど、たまたまオシャレなお店で見つけて、一目惚れして買ったコート。いつも、ここぞと言う時に着ようと思って機会をうかがっているのですが、もったいない気持ちが先行し過ぎて、いつもそのまま、お披露目することなく春を迎えてしまうのでした。

小さなことなのかもしれないけれど、こうしたことをひとつひとつ手遅れになる前の今やりたいことリストを作っては実行していこう。

他人に迷惑をかけない程度なら、誰かが無理だと言い放ったけど、時間があればと思っていたけど、本当は時間を作ってでもやりたいと思っていたこと。誰かの助けになること。自分だけ楽しめることだから、誰かに遠慮していたこと。

今、やりたいと感じているのなら、ちゃんと計画してあげよう。

そう自分に言ってあげることが出来たのでした。

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メルシー