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自分についてどこまで知っていますか?

いくら自分であっても

気難しい人は、避けることが得策だと思っていました。気をとても遣うし、下手をすれば理不尽に叱られるのかもしれません。それに、とても疲れてしまうものです。

ただ、避けたくても避けられない時もあります。そんな人は、何処にでもいるものですから。かつて、僕が以前勤めていた会社の上司もそうでした。その方が嫌いだからと言って、会社を辞める訳にもいきません。だから、その人がいる時は、慌ただしいふりをしたりしながら避けていました。出来るだけ関わらないように、適度に距離を取っていました。機嫌が悪そうな時は特にです。

でも、ふとした時に気が付きました。

自分のことも、とても面倒な人間だっていうことです。人と笑顔で話しているのに、早く立ち去りたいと考えていたりするのです。とっても、薄情な人間です。ちょっとしたことで怒ったり、感情的になってしまう。ややこしい人間なんです。だから、自分にも同じようにして避けていたのでした。

自分自身を嫌な上司と同じように、やっかい者として扱っていたのでした。

ただ、考えてみたんです。もしも、自分が厄介者として扱われていると知ったら、どういう気持ちになってしまうのかということをです。

とてもショックを受けては深く傷ついてしまい。きっと、心を閉ざしてしまうに違いないと。ましてや、自分の一番近くにいる自分自身に避けられるのです。それは、大きな心の傷となるものです。きっと、僕自身も自分に厄介者として扱われたことで、自分自身に心を閉ざしてしまったのだと思います。

だから、いつの間にか、自分の本音が分からなくなってしまったのでした。

自分の本音を隠すために、人に関心を寄せていきました。人に合わせていく方が楽でよかったような気がしていたのでした。

いつしか、僕は、自分に関心をなくしてしまった。自分を知ろうともしないのです。

どうしてそうなるのかが分からない

凄く嫌な気持になっても、どうしてなのか分からない。腹を立ててしまっても、どうしてそこまで怒ってしまうのかが分からない。自分にとって何が楽しいのかが分からないから、本来、楽しいことがあってもスルーしたりしてしまう。例え、自分にとって楽しいことを誘われたとしても、断ってしまう。

自分を知らないと、上手くいかないことばかり、人生の迷子になってしまうのです。

この塗り絵を、好きな色で塗っていいよと言われて、みんな好き勝手ぬっているのに、自分だけが好きな色が分からずに手が止まってしまう状態なのです。

それはきっと、強い劣等感と孤独感を感じて、さみしい気持ちでいっぱいになるもの違いありません。

僕自身がいつも、孤独を抱えては劣等感に悩まされていたからです。

それは、もう焦るばかりでした。焦っては、とんちんかんなことや勇み足ばかりでした。

次第に、憔悴しきっては、人生に希望を失ってしまうのです。

それは、とても恐ろしいことだと思うのです。

自分にインタビューが必要だった

外の世界に好奇心で耳を傾けると、慌ただしく余裕がなくなってしまうものです。月曜日の朝になれば、怒涛のように感じるほど、あっという間に時間は過ぎ去ってしまうのです。毎日の食事や家事、残業に会議に締め切り、育児に介護、誰かのお祝い、冠婚葬祭など。日常生活は本当に忙しいものであります。

誰かの不倫問題やきらびやかに見える誰かの日常。SNSを見れば、確かに刺激的なことにばかりです。隣の芝生は青く見えるし、他人の不幸は蜜の味。興味をそそるものばかり。それらに、思うままに引っ張られてしまってやすいものです。

そうした忙しい日常にかまけてしまい、刺激的なものに踊らされてしまい、僕は自分自身をほったらかしにしていたんです。

自分自身でさえ、無関心だった僕自身の心。

そんな自分に僕は楽しい人生を送りたくないの?人生を楽しみたくないの?と質問してみたんです。

もちろん、楽しみたいと答えが返ってきました。

だったら、何が楽しいのかを知らなくちゃいけないねと伝えました。

もう少し自分に興味を持って、もう少し自分を魅力的にしていこうと思えました。自分にたくさんのインタビューをしていきました。今の心境を教えてくださいって。

こんな自分もいたんだと思うことは、自分のことをひとつ好きになれるし、自分の可能性を感じることが出来るはずです。

好きになれば、知りたくなる。知っていくうちに好きになる。

この自然な摂理を利用して、自分を知っていくのです。

これまで、自分を知ろうとするのには、努力が必要だということも知らなかったのです。自分のことは良く分かっているつもりになっては決めつけばかりしていたんです。でも、ただ面倒だと避けていてはダメなんです。

自分を愛し、大切にするのは、自分を良く知ることだったのです。

僕自身の関心が本当に必要な人は、僕自身だったのでした。

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メルシー

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