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未来の自分の視点を持つ

今、抱えている苦しみは

今、こうして人生について学び続けてみて、分かったことがあります。

それは、余計に苦しみを感じるようになったということです。

過去に僕は、何もかもが嫌になって、腐ってしまったことがあります。人生が嫌になってしまい何もしませんでした。夢を持つことも、何かに対して目標を持つことも辞めました。自分の好きなことをする訳でもなくただ、ひたすら、お酒を浴びるように飲むばかりでした。ただ、その時のほど、お酒が不味く感じたのは言うまでもありません。逃げ場所が欲しかっただけでした。お金が尽きると、家に引きこもりボーッとする毎日でした。

その間は、わずかに1カ月と少しくらいの期間でしたが、その時の自分を振り返ってみれば、苦しみはほとんど感じませんでした。自分が思い通りに変われないとか、人生が思い通りにならないとかといった悩みはありませんでした。その分、何の楽しみも感じることはなかったのですが。

そんな人生を変えたいと思い、自分を変えたいと思い、学び出した時から、どんどんと苦しみが増えていった気がするのです。

今、こうして僕が抱えている悩みは、学び続けることによって生まれた苦しみなのです。

人生が上手くいかないと感じてしまうのはどうしてなのか?

どうして人生をより良くしたいだけなのに、苦しみが生まれてしまうのか。苦しみから解放されなくて学んでいるのに、どうして苦しみが増えてしまうのか。

それは、ネガティブに捉えると、理想と現実のギャップを感じているからです。

学んだことで、こんな自分になりたいと考えるようになります。ですが、自分の現状には足りないことばかりです。その差に苦しみを感じてしまっているのです。実際には、自分が問題を抱えているように感じます。分かっていても出来ないからです。

こうしたことを踏まえて考えてみると、降りかかってくる問題の全てにおいて、言えることがあります。苦しみのほとんどが、理想を持っているからこそ生まれるものであるのです。自分の中にある理想と現実の狭間で苦しんでいるのだから、自分に起こる問題は、全て自分にしか起きないということです。職場での問題も、家族の問題も、金銭の問題も、結局のところ、他の誰かが解決できるものだいではなく自分にしか解決することは出来ないものなんです。だって、自分が理想を掲げているために問題であると認識してしまうからです。それは、自ら問題を作り出しているからなのです。

とても当たり前のことなのかもしれません。

僕の降りかかっている問題は、僕の問題なんだから、僕にしか解決できないのです。そして、その問題を乗り越えられるのも、僕しかいないのです。

僕自身も、人生を投げやりになってしまい何も自分に求めていない時は、どんな状態であってもそこまで苦しみを感じなかったのは、こうしたことが理由だったのです。目の前には、沢山の問題があったのに、それを問題と認識できずにいたのです。悩みを悩みとすら感じることが出来なかったのです。本当は自分にとって必要なことなのにです。

今は、学び続けていることで、こんな自分になりたいという理想があるから、目の前のことを問題を認識している。それは、自分の理想に近づくために問題です。自分を磨くために必要なことです。乗り越える必要があることで、理想の自分になる為なんです。

だから、過去の苦しみに、今の自分だから言えることがあるのでした。あの時の苦しみがあったから、今の自分があるのだということ。そう思えるのは、過去に問題や悩みを乗り越えることが出来たからなんです。

だったら、今の自分に降りかかっている問題は、未来の理想の自分の視点で見てあげるしかありません。自分の成長のために、理想の自分になるためには必要なことだということ。乗り越えられるのは、すでに承知のことだということ。だって、理想の未来の自分がいうのですから。そのことでたくましい自分になれた自分が言っているのですから。

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人生に迷った時、どうしたらいいのか分からない時、誰にも相談できずに、苦しみました。いつか、僕自身も誰かに寄り添い、背中を押すことが出来たらと思い続けてきました。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
本日もご自分をご機嫌に。
メルシー

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