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心をニュートラルに
ニュートラルとは
1 いずれにも片寄らないさま。中立的。中間的。「―な物の見方」
2 自動車などで、ギアがかみ合わず動力が伝達されない状態。
ポジディブに憧れすぎて
ポジディブな人間が羨ましかったんです。ネガティブな自分が嫌いで仕方なかったから。ポジディブな人間に憧れて、必死にポジディブな人間を目指していました。
何かあるとすぐに落ち込む自分にいつも言い聞かせていました。「前向きな気持を持っていれば、すぐにチャンスは切り開かれる。大丈夫。大丈夫。落ち込んでいる暇はないんだ。」って。
そう言う思考が失敗を生んでしまいました。
僕はかつて飲食店の店長をしていました。そこの会社に入社したのは、たまたま飲みに行った先で知り合った方のご紹介でした。面接があると言われて、行った先が、これまた、とあるバーだったのです。社長は、一緒にお酒を飲めば、どんな人か分かるからとおっしゃっていました。
緊張したせいもあってなのか、お酒が進み、気がつけば、全て、口約束で採用が決まったのでした。当時勤めていた会社に無理を言って、退職しました。家族からは、そんなに簡単に決断したことを、とても反対されました。しかし、僕が目指していたのは、どんな時もポジディブな人間であることです。
「大丈夫。これまでだって、なんとかなってきたんだ。きっと、大丈夫だって。」そう思い込んで、いや思い込もうと、僕は無理やり決断を踏み切ったのでした。
しかし、そこは、言葉では表せられないような酷い会社でした。ブラック企業というもので間違いないと思います。人をコマとしか思っていないようなものでした。僕は契約したといっても、口約束でしかありませんでした。その時に決められた給与た待遇も、全て、あったようでなかったものだったのです。あっという間に色んなことをこじつけられて、給与は新入社員並みになり、待遇もなくなりました。それから、本当に苦しいものになりました。
無理やりポジディブであろうとしたために、何も確かめずに、転職先を一か八かの博打にしてしまったのでした。そして、それが思いっきり外れてしまったのでした。
ネガティブでもなくポジディブでもなく
この経験を学びに変えるために、僕は仮説を立てながら、考えてみました。
もし、いつものネガティブな僕だったら、もしも、チャンスな誘いの話がきても、何も確認もしないで、自分には無理だといって、最初からあきらめていたと思います。
先ほど、お話ししたように、無理やりポジディブになって、チャンスだと思い込むものでもありません。
ネガティブもポジディブも先入観をもたらすものであり、感情であるのですから。
だから、物事を判断したり、決断するのは、ネガティブでもなくポジディブでもなく、心をニュートラルにして、先入観を捨て、感情的にならないようにすることが大切であるということです。
これは、ビジネスでも言われていることです。根拠となる、証拠、データを集めて現状を分析して、冷静に判断し行動していくもの。
人間関係もそう言えると思うのです。自分の感情で、人を判断して良いものでしょうか。ちゃんと、その人が何を言っているのか、どんな行動をとっているのかを、見ていくことが大切なんです。
思い返せば、深い傷を負ってしまった過去は、全て感情的になったから引き起こしてしまったように感じます。感情的になったから判断を誤り失敗したり。感情に任せて憎しみを募らせたり。感情的な行動が、人を傷つけてしまったり。感情を押さえることが出来ずに怒りを爆発させてしまったり。
だからこそ、心をニュートラルにする方法を自分で考え身に付けていかなければならないと感じました。
そして、過去の傷を癒すのには、心をニュートラルにして、出来事と感情を引き離してみることが必要であることも学びました。その事実だけをみたら、冷静に課題や対策が見えてくるのです。そうなれば、自分を責めたり、否定する必要がなくなるものになるのですから。
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メルシー
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