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自分と良きパートナーとなる

子育ての本を読んで人間関係で何が大切なのかみえた

生まれた赤ちゃんにとって、母親的な存在とはじめて信頼関係というものが築いていくものです。その時の信頼関係が、その後の人間関係において、非常に重大な影響を及ぼすものだということを本を読んで学びました。

これまでの僕の認識ではおもいました、人間関係と言うものは、大勢の中でもまれていくことによって、そこで失敗しながら学び、築いていけるものだと思っていました。社会性などは、社会の中で育てていけるもの。

だから、幼少期の頃の僕は、ほとんど一人で孤独だったと感じていたので、僕は人間関係のスキル?のようなものが築けていないために、社会性に欠けてしまっている部分があるものであると。人間関係が上手くいかない理由はそこにあったんだ思いました。

だから、自分には、どうすることも出来ないのではないかと絶望していたんです。もう、致命的でどうしようもないじゃないかと。もう大人になってしまった今では、今更、失敗することは許されず、手立てがないものだと思ってしまったからです。

社会人になって初めての就職した先で、ひどいいじめに遭ったのも、僕が社会性に欠けていたために、職場の人達と信頼関係を築くことが出来なかったからだと思っていました。そうでもしないと、どうしていじめられたのか理解することが出来なかったからです。

みんなと上手く合わせられない。上手に相槌を打つことが出来ない。自分の気持ちをすぐに主張してしまう。空気が読めない。そうしたものが、鼻につき、いじめに遭ってしまったのだと思いました。

だから、そこまで不幸な過去ではないのにも関わらず、自分の運命を呪いました。

でも、そうではありませんでした。

基本的信頼関係を築くことで、人間関係を広げていけるものだというものでした。基本的信頼関係とは、生まれたばかりの赤ちゃんと母親的存在。その関係が良いパートナーの関係になった時に、育っていくものだというものです。

自分と良きパートナーとなる

自分と近しい関係性を考えたときに、すぐに家族を思い浮かべました。赤ちゃんと母親的存在の関係と同様に考えたのです。だから、家族との関係性を改めて見直し、良きものにしようとしたのでした。

しかし、仕事ばかりしていた頃です。家のことを一切してこなかったのです。何か言ったとしても、何かしら行動しても、どこか冷めた感じで見られている感じがして、言葉にとげがあるようにさえ感じてしまいました。

僕なりに必死になってみても、少しも家族との関係は良好になりませんでした。なかなか上手くいかなかったのです。更に言えば、家族が弱音を吐くと、何処かイライラするのでした。家族の気持ちを聞けば、そんなこと言う必要はないと突っぱねるような態度をとってしまいました。自分でもわからずに、何処か不満があり、凄く不安に感じるのでした。

それには、大きな思い違いがあったからでした。

本当に見直す必要があったのは、家族よりも、もっともっと自分に近い存在だったのです。

それは、まさに自分自身だったのです。自分と自分との関係性を考えていなかったのでした。人間関係において、全く上手くいかない要因は、全部自分との関係性だったのです。

自分と良きパートナーになることが、何よりも大切だったのです。

自分を信頼していく

自分と良い関係性を築いていくために、そこを考えていくにあたって、赤ちゃんと母親的存在との良き関係性を参考にすることが出来るのでした。

その関係性に信頼関係が生まれたとき、母親的存在は、赤ちゃんが望んでいるようにしてあげるということです。ところが、逆に、母親的存在が望んだとおりに赤ちゃんにさせようとするようになってしまうと、かつての僕のように、母親の前だけ良い子を演じようとしてしまいます。望むことを十分にしてもらうと、子どもは自分を信じることが出来るようになるというものでした。

つまり、自分と自分との関係性に置き換えて考えてみると、自分との信頼関係を築き上げて、自分の望んだ通りに許すことが出来ると、自分を信じることが出来るようになれるというもの。当たり前のようで、見えにくいものでした。

自分との関係性に信頼があることは、人生に希望をもたらします。その一方で、自分に対して不信を感じることは、希望の反対である絶望をもたらしてしまうのです。ということは、常に、不満を感じ何処か不安に支配されてしまうものだということでした。

こうしたことも、年齢を重ねていくうちに、段々と理解することが出来るようになったような気がします。

自分との関係性が、基本的信頼となって、自分意外との関係性に大きな影響を与えてしまっている。そこを意識してみると、人間関係の失敗や上手くいかないことの解決策が見えてくるというものです。

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メルシー

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