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自分への問いかけが人生を変えていく

人生を変えるのは

今、僕は、こうして毎日ですが、この「note」を書くことで、自分への問いかけをすることが出来ています。振り返ってみれば、これをしているかいないかで、自分の人生は大きく変わったように感じるのです。

春と言えば、新たな決意をしたり、新しい自分へと再出発するのにふさわしい季節だとおもうのですが、それも束の間の出来事のように、ゴールデンウイーク前には、意気消沈してしまったり、投げやりな気持になったりしては、心に誓った決意は、日常の忙しさの中に消えていくのでした。

多くの人も、同じようにくるしんでいるのではないかと思います。だから、五月病という言葉が生まれたんではないかと想像することが出来ます。

でも、それは決して自分の意志の弱さではなくて、自分の人間性の問題でもありません。全ては自分への問いかけひとつだということなのです。それを僕自身、身を持って経験したのです。

子供の僕からの問いかけ

自分と向き合うようになってから、僕の中で、よく子供の頃の自分が登場するのです。それが、親としての在り方を示してくれているんだと思っていたんです。それも事実ではあるのですが、僕自身に何よりも強いメッセージをくれることなんだと、最近思えるようになりました。

そんな子供の頃の僕が、またひとつメッセージをくれたんです。

「将来、何になりたいですか?」誰もが、この問いかけをされた、ごくありふれた質問だと思います。しかし僕にとっては、とてもプレッシャーを感じ追い込まれる気がして苦しんできたように思います。学校の先生は授業の一環として聞いてくるし、祖父母も会う度に聞いてきます。親戚のおじちゃんやおばちゃんなんかは、一年に一度しか会わないのにも関わらず、この質問をしてきたものです。

母に関しては、頻繁に聞いては、否定する有様でした。これは不安定だから。それは危険だから。それは、現実的ではない。家にはそんなお金が無い。そういった理由を言ってはあれもダメ。これもダメというのでした。だから、僕には将来の夢の正解がどうしても分からなかったのです。

小学3年生の時に書いた将来の夢がテーマの作文に、なりたいものとして僕が書いたのは「巨峰」でした。それは、間違いなく母への皮肉を込めて、子どもながらに書いたのだと思います。

でも、いつしか思い込むようになりました。夢や目標は、必ず探して見つけるべきものであると、それを手にすることが、人生の目標であるのだと。しかし、その思考では、いつしか何かを手にしないと自分は満たされないといけないという考え方に変わり、それを繰り返し自分に問い続けてしまっていました。そうなってしまった僕は、自分が何になりたいのか以上に、どんなものを手にしたいのかばかりを考えるようになっていました。終いには、どこまでも努力しても満たされないことに悩みを抱えてしまい苦しんでいたんです。

それは、何百回も自分に対して「将来の夢は?」と、問い続けた結果なのです。

でも、本当に問う必要があるのは、「どんな人間になりたいのか?」ではないかと、僕はそう思うのです。

でも、それは、将来の夢とか、何になりたいのかが大事ではないとはいっていません。しかし、気が付くと、そちらの方に全振りになってしまってはいないのかということです。

でも、どんなときも、どんな人でありたいのかと問うことは大事ではないかと思うのです。

落とし物を拾った時、どんな人でありたいのかと問うことで、どうする必要があるのかを、自分の心に問うことが出来るのです。自分意志で正しい行動を決めることが出来るのです。嫌な人に何か言われても、どんな人でありたのかと、自分に問うことでどうすれば良いのか、自分の意志で決めることが出来るというものです。

そう問い続けることで、目指すべき自分の在り方に近づけるものではないでしょうか。そして、夢や目標を達成するのは、そのあるべき自分ではないでしょうか。というよりか、それこそが価値のある財産になるはずです。

きっと、僕が変われたと思えるのは、自分の在り方を以前よりもずっと、問うことが出来るうようになれたから。そう思えたから、今回このお話をしようと思いました。

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メルシー

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