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自分を愛せない人は、誰も愛せない

自分を愛していますか?

愛とかの話をすると、多くの人は苦手意識を持っている。愛の言葉を聞くと、どこか恥ずかしい気持ちになる。僕も同じです。しかしながら、僕は知っています。愛に対してポジティブになれると、人生は大きく変わっていく。人生を楽しく生きられる。自分を愛するか愛せないかは、人生にとって、物凄く重要な言葉。そう思っています。

人間関係の悩みは、尽きないものです。恋人、夫婦、親子関係といった愛の悩みを突き詰めていくと、自分と自分の関係の問題にぶつかります。

自分→自分→夫婦→親子→友達→会社→社会。自分から人間関係を近い順にあげていくとこういう順番になる。これに対しては、色んな意見があると思いますが、今回はこちらで考えていきたいと思います。

その中で、会社での人間関係が上手くいかないのは、会社より近い人間関係に問題があれば、会社での人間関係は上手くは行きません。単純に考えてみて下さい。夫婦喧嘩していたら、会社内でギクシャクしてしまうことが起きてしまうのです。

これで何を伝えたいのかと言うと、自分と一番近い関係である。自分の関係が上手くいかないと、そこからの関係性が上手くいかなくなってしまうとのことなのです。

つまり、自分を愛せない人は、誰も愛せないということなのです。これが人間関係の定義なのです。

僕は愛される資格がないとさえ思っていました。何か罪を犯した訳ではありません。大きな失敗をして、自信を失ってしまった僕は、些細なことでも凄く落ち込むようになりました。そんな自分があまりにも情けなくなって、自分を信じられなくなっていたからです。

「自信」とは、文字の通り、自分を信じるから、「自信」なのです。自分との信頼関係を失くした僕は、定義の通り誰も信じられなくなっていきました。あの人は、こうだから信じられない。この人の発言や行動がこうだから、信用を失っている。判断基準がおかしくなってしまっていたのでした。

この僕自身の話を深く掘り下げてみると、人間関係において大事なことは、信頼という感情で形成されていることが理解できます。僕は、自分に対して信頼を失ったために、自分との人間関係が上手くいかなくなったからです。自分を愛せなかったのです。この信頼が人間関係において、基本となっているのです。

そして、自分の魅力や能力を信じられない人は、その疑いの目で世界を見るために、どうしてあの人は私を信用してくれないんだろうとなることで、他人との人間関係が壊れてしまいやすくなります。

何かしら、自分に対してコンプレックスを持っている自分を尊重出来なくなってしまうことは、自分に対しての信頼を失うものになり、それが根底となって、自分がこんなにダメなものだから、誰も自分に対して、信用してくれないという思考になってしまうのです。


自分を愛するために

つまり、自分を愛することが、人間関係を豊かにすることが出来るのです。それは、人生をも豊かに出来るということなのです。

では、どのよう自分を愛することができるのかというと、自分を知れば知るほど自分を愛することが出来るのです。自分を信じられないのなら、自分の過去を正直に振り返ってみるのです。自分がこれまで、どんな出来事によって、どのように影響を受けてきたのか。自分の性格はどうなのか。得意不得意はなんなのか。ゆっくりでいいので、ひとつひとつ振りかえっていくのです。

恋愛においても、人を信用していくことも、その人を知るところから、始まります。その人を深く知ることでその人の強い部分も弱い部分を知っていくことで、人間らしさや自分との共通点や自分にない部分を知ることで惹かれていくものです。

自分に対しても同じなのです。自分を知らない部分がたくさんあるからこそ、自分をこんなもんだろと勝手に決めつけて、勝手に信頼を失うものにしていただけなのです。

自分を深く知ることで、自分自身に対しての思い込みを勘違いだと気付き、解放してくれるものです。また、自分の心情を知ることで、自分を許すこともできます。更には、認めることも出来ます。

自分を愛することは、自分に関心を持つことです。どうして自分はこう思うのだろう。どうして、自分はこう思うのに違う行動をしてしまうのだろう。そうした関心のひとつひとつが、自分への信頼の積み重ねになるものだということです。それこそが、愛の基盤になるものに思えてなりません。

アドラー心理学では、悩みの全てが人間関係によるものだと言われるように、全ての悩みの原因を解放していくには、自分を愛することが基盤となるものです。つまり、人生の中で、最もも重要なことだといっても過言ではありません。何度も何度も確認していきたいものだと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー


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