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私の単語帳の役割り

内面を作り上げているもの

毎日、口にしている食べ物が細胞を作り、血や肉となる。だから、一時期忙しくて、食事を疎かにしてしまった時に、肌がボロボロになり、体調も悪くなってしまったことがありました。

それと同じように、毎日のように使っている言葉や好きな言葉、もしくは信じている言葉が、心や精神となり、感情を作り、内面を作り上げているのです。

だから、自分について分からなかったら、自分の口にする言葉に意識してみて下さい。自分のことを客観的に把握したいのなら、自分の口にする言葉を書き出してみて下さい。そして、人生を見直したいのなら、自分がよく口にする言葉や自分がよく聞く言葉、よく見る単語を見直してあげて下さい。

どんな言葉であっても

僕自身も自分の言葉も振り返ってみました。

「ありがとう」「だからこそ」「美味しい」「面白い」「楽しい」「かわいい」「感動した」「ポジティブにいこう」「頑張って」「大丈夫」「きれい」「ありがたい」「感謝」こうした前向きな言葉だけを使って生きていきたい。そう意識しているつもりではあるけれど、それだけでって言えば、それはあまりにも自分を偽っているとしか言えません。

正直に言えば、「疲れた」「きつい」「忙しい」「無理」「我慢できない」「不安」「つらい」「いい加減にして」「愚痴を聞いて欲しい」「あの頃は」「しんどい」「嫌い」「辞めたい」次から次にネガティブな言葉が、勝手に出てくるものです。

過去の僕は、こうした言葉を口にしたときに、どうしてそんなことを言ってしまうのかと、自分にダメ出しをしていました。「おかしいよ!」「絶対に言ってはいけないことばだよ。」「そんなこと考えてはダメなことだよ。」と、言い聞かせていました。そうやって、ポジティブな言葉だけで、自分を作り上げたいと思うあまりに、ネガティブなことを言ったり考えたりする自分を否定していたんです。

そうなってしまうと、結果的に自分が多く使っていた言葉は、自己否定の言葉ばかりだったのでした。

こうして作られた僕の内面は、どんどん自分の価値を感じられないものになってしまいました。そうして、自分を卑下して傷つけて、身も心も本当にボロボロになってしまってしまったのでした。

ですので、僕は心に決めたことがあります。

確かに、食事は身体を作り、言葉は心や精神を作り上げているものであります。だからと言って、いつもいつも正しいもので自分を縛り付けてはいけないものだということです。

だから、どんなに使ってはいけない言葉を使ったとしても、どれだけ汚い言葉を頭に浮かべたとしても、受け止めてあげる必要があるのだということ。

自分を受け入れると言うものは、まだ感覚でしか伝えられないのですが、そういうものだと思うのです。

自分から自然と出てくる言葉、自分の頭の中でパッと浮かぶ言葉、何かを見たときに、心が感じたままの言葉。つまり、自分の中のありのままの言葉をそのまま受け止めてあげること。そこに、正解も不正解も必要ないから、正しいとか間違っているという判断だって必要ではないのです。だから、肯定も否定もする必要はないのです。

いつしか、僕は前向きな言葉を選ぼうとするあまり、自分を汚れない人間であろうとしてしまっていたのでした。ですが、後ろ向きな言葉やを選ぶ自分を否定して、後悔したのです。ですので、そこから学ぶことが出来たのでした。その学びを経たからこそ、自分自身を受け入れることだって出来るようになりました。つまり、自分自身の内面を作り上げていく中で、ネガティブな言葉も、とても大切なものであり、必要な言葉であるのです。

痛みを知るからこそ、人に優しくなれるように、自分の中のネガティブな感情を受け入れられるからこそ、人生において、前を向くことが出来るのです。ありのままの自分を認めることが出来るからこそ、自然と自分から気持ちを前に進めることが出来るものだと思うのです。

だから、僕にとって全ての自分を受け入れてあげる為に、自分の単語帳が必要だということだと考えているのでした。

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