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相槌上手はポジティブな秘訣

会話する時に、相槌によっては

この前、自宅で料理をしていると、指を切ってしまったんです。かなり深く切ってしまって、動揺してしまいました。そのことを次の日、知人に指をみせながら話すと、「はい、はい、そうなんだ。」と、さえない相槌が返ってきたのです。

そうすると急になんだか僕は不安な想像が頭をよぎり始めるようになりました。

ちゃんと、聞いてくれたんだろうか。何か間違ったこと言ってしまったかもしれない。もしかしたら、この前会った時に何かやらかしたのかもしれない。もしかすると嫌われているのかもしれない。なんかいちいち考えなくていいことまで考えてしまうようになって意気消沈してしまいます。

そうかと思えば、職場で、スタッフにカスタードクリームの作り方を説明していたときです。「まず、たまごとグラニュー糖を白っぽくなるまでしっかりと混ぜて。」「うん。それでそれで?」「次にコンスターチを加えて混ぜて」「なるほど。」「そしたら、沸いた牛乳を少しずつ加えながら混ぜて、火にかけてます。」「へえ。」「ほうほう。」「混ぜて火にかけるのですね。」などと、凄く反応が良い相槌が返ってきたんです。そうすると、僕もちゃんと聞いてくれていると安心することができたのか。どんどん声が明るくなってくるし、どんどん気分も良くなっていくのでした。

日本人の多くは、自分の主張より、とにかく相手や周りの状況をみてから、自分の意見を決める傾向にあるそうです。僕自身も、相手の反応に合わせて、そうそうに話を切り上げてしまっていたり、話を変えてしまうのでした。それは、相手の反応をきちんと細かく確認しながら話をするように心がけているからです。

意気消沈の理由

僕は昔から、すぐに意気消沈してしまうのでした。そんな自分にしばしば苛立ちを感じていました。やってみたいと思っても、意気消沈してしまい、やらずじまいになってしまったり。楽しそうと思っても、すぐに意気消沈して、辞めてしまっていました。

ポジティブでありたいと思っていても、前向きな生き方をしたいと願っていても、なかなか自分を変えられないことに、ジレンマを感じていたんです。

その原因は、自分自身との対話にあったんです。色んな人との対話の中で、自分が気持ちよくいられるときもあれば、何だか意気消沈する時もありました。それが、先ほども書かせて頂いた通り、相手の相槌に、左右されていることが分かったからです。

それで、自分との対話を僕自身の相槌を意識して確認してみたのです。そうすると、どうでしょう。僕自身との対話であるのにも関わらず、相槌は適当なものでした。「ああ。」「うーん。」「そうかなぁ。」「無理だとおもうけどなぁ。」「それ、辞めようよ。」自分が意気消沈するのも、無理がなかったのです。

自分も大切に

自分もひとりの人間であることって、凄く忘れがちになるものです。自分のことは後回しにしてしまったり、人に合わせるばかりで、自分の気持ちを抑え込んだり、そうしているうちに、自分への思いやりもいい加減なものになってしまっていることもしばしばあることではないかと思います。

だからこそ、常に意識する必要があります。自分も大切な人間のひとりとして、接してあげることが、自分の気持ちに安心感を与えて、のびのびとポジティブにさせる。それも、自分の大事な役目であると思うのです。

それから、自分がどんな相槌をしているのか、どういう相槌で、自分をその気にさせたり、喜ばせることができるのか考えるようになりました。また、人とのコミュニケーションから学ぶことも、時には傾聴について書いてある本を読んだでは、試してみたりと、自分と心の中の自分と、手を取り合うように一緒に成長を目指しています。

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メルシー

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