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幸せであるために考えること

幸せであることとは

誰かと何かを成し遂げるにしても、誰かと手を取り合うことも、誰かに感謝の気持ちも伝えることも、誰かのためにと頑張ることも、結局は何の為にするものなのか?

そんなことまで、考えてしまうのは、まさにネガティブ思考の特権のようなものだと、僕は思っています。

その答えは明白であって、「幸せになる」ためであると思います。

本心から幸せになりたくない人なんて、誰もいないと思うから。

自分の人生を振り返ってみて思うのです。確かに、成功すれば幸せになれると信じていた時期がありました。成功すれば、お金も、地位も、欲しいものも、手にすることが出来るから。成功すれば勝ち組。成功すれば素晴らしい人生。成功する人は素晴らしい人。そんな考えが僕をたくさん苦しめた。そういった物差しで人や自分を測ってしまうから。成功出来れば良いと思うけれど、実際はそうでもありません。上には上があるように、どこまでも高みを求めてしまうものだからです。いつまで経っても辿り着けるものではありません。結局のところ、成功とは他人が勝手に人を測るものさしであり、自分自身を評価できるものではないのです。更には、成功しない人生は、負けの人生であり、成功出来ないのは、なによりも努力や才能が足りないと評価を下してしまうから。

思う様にならない人生と理想の自分にいつまで経ってもなれないことに、いい加減しびれを切らしては、落胆するようになってしまっていたんです。

そうした気持ちでいると、思考の中心が僻みや妬みに変わっていました。だから、発言や行動にも問題だらけになってしまったんです。だから、良好な人間関係なんか築ける訳はなく、裏切りや足の引っ張り合いを繰り返していては悩み苦しむことばかりだったんぽです。

そうした、悩みや苦しみばかりだったから、人を傷つけるのが怖くなったし、自分が傷つくのが何よりも怖くなってしまったのです。

誰にも心を開かなくなってしまいました。その癖に孤独だと誰よりも嘆き苦しんでいました。

そのことで、何処までも自分を追い込んでしまったし、何処までも自分を意気地なしにさせたのでした。

人と比べては、目ざとく人の優れている部分や自分の駄目な部分を見つけるのに、人の苦労している部分や悩んでいる部分には一切目もくれずに、自分こそ、不幸の人生であると思い込んでしまったのです。今更ですが、なんて身勝手な人間なんだと、つくづく思ってしまいます。

誰かのために

ただ、そんな僕でも幸せに感じることがありました。それは、間違いなく誰かの役にたっているときに感じるのでした。調べてみると、幸福とは貢献感であるそうです。人は、誰かの役に立っていると思えた時に、自分の価値を実感することが出来るのだということだそうです。自分の価値を見出せるということは、自分の居場所が、そこにあるものだと認識できるものでもあります。

それ以来、人の役に立ちたいという思いを持つようになったのです。

ですが、それも上手くはいかなかったのです。こんな自分なんかがという気持ちがいつも先行して、本当にその人の役に立てているのかどうか、不安で仕方なくなってしまったのです。僕は、自分が偽善者のように感じて仕方ありませんでした。誰かのためにと思っていても、そうした不安は付きまとって離れませんでした。

つまり、こう言うことだったのです。僕は、自分のことを認めることが出来ていなかったのです。自分自身が自分を拒んでいたんです。そんな状態では、どれだけ人の為に、頑張っても足りないだとか、役に立っているかどうかが気になり不安になってしまうのです。

人間関係でいっても、自分と自分との関係こそが基盤となるのです。自分の心を満たしていないと、誰かのために役に立つことで得られる幸福感を感じられないのです。

幸せになるためには

幸せになる為について考えてんみたのですが、何かを手にするから幸せを感じられるものではありません。人の役に立っていると実感できることこそ幸せを感じられるものであるということ。心の在り方であるというもの。だからこそ、人との繋がりを大事にすることに、とても大切な意味があるものだと考えられます。

ただ、人の役に立つことで、感じられる幸福感は、自分を認めることが出来る。自分の価値を自分が感じられないと、どれだけ貢献感で満たそうとしても、心は渇いてしまうのです。だからこそ、自分が自分を受け入れていくことが大事であるのだと思います。

つまり、自分を大事にすること、自分の幸せを突き詰めていくと、結果として、誰かの幸せに繋がっていて、そのことが、幸せな人生への歩みになるのだということではないかと思うのでした。

あなたは、これを聞いてどう感じるでしょうか。


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