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理想を追いかけること

自分の理想より他人の目線が気になってしまった話

起業したいと考えるようになったのは、自分のやりたいことが、少し見えてきたからでした。それは、会社員としてでは、やれないと感じていたことも、ひとつの要因でした。

その為に、僕は資金を集めようと考えたのですが、色んな方法があったと思います。今や、副業と言えば、様々なもの可能性が考えられるものですから。しかしながら、僕が選んだものは、コンビニのアルバイトでした。

それは、ある会社の経営者の人方のお話しで、夜中まで働いて資金を貯めたということを聞いた時に、経営者とは、努力を惜しまないものなんだと、感銘し、自分もやってみたからでした。

その憧れだけでやろうと決めたのでした。それと、大きな失敗をして、何もかも失ってしまった人生を、もう一度一からやり直すことにピッタリだとも思えたからでした。

しかし、実際に初めてみると、一緒に働くスタッフは、深夜枠のためか、学生さんばかりで、その中に混じって、研修を受けたり。学生のスタッフにあれこれと指示をうけながら仕事をするうちに、僕は、自分がちっぽけに思えたのでした。他人の目線が気になってしまったのでした。

「あんな歳でアルバイトなんかして、きっと何かどうしようもない人なんじゃないか」とか、「きっと、借金地獄なんだとか。」「社会の落ちこぼれになると、コンビニしか仕事がないんだな。」

僕は勝手に周囲の会話を想像していたのです。同じコンビニの若いスタッフやそういう風に話しているように聞こえたし、お客様の目線がそういう風に物がったっているように感じるのでした。

自分の描いた理想の通りに、人生は思うようにいかないなって思いました。急に自分がみじめになり、やる気を失ってしまったのでした。

そんなある時、コンビニ内の商品棚の埃が気になって、誰に言われることもありませんでしたが、掃除をしたのでした。そうしたら、次の日にみんなから、賞賛されたのでした。流石だって。学生さんのアルバイトからは、憧れますまで言われました。

他人の目線なんて、何も気にすることはなかったのです。負い目を感じる必要もなかったのです。

理想は100%実現可能?

自分の理想を追い求めていれば、必ずと言っていいほど、社会的負い目を感じてしまいます。趣味にしても、夢を追いかけるにしても、自分はこんなことをいつまでも、やっていていいのだろうか?

周りはみんな我慢をしてまじめにしているのに。自分は好きなことややりたいことをしていいのだろうか?そんな風に自分に問いたくもなります。

実はその理由は、必ずしも自分の描いた理想を100%実現することができないために不安になってしまうからなのです。

でも、よく考えてみて下さい。自分の理想は100%叶うものでしょうか。好きなことをして生きているように見える人も、全部自分のしたいことだけをして生きているでしょうか。

100%実現は絶対に無理です。人と関わる限り、100%は不可能に近いのです。社会の中でいきることは、大なり小なり誰かに迷惑をかけて生きています。その迷惑を許容し合いながら生きているということなのですから。

ということは、自分も誰かの迷惑を背負うことになるのです。それが、100%自分のやりたいことである可能性はないのです。ですので、嫌なことも経験も必ず何処かでするものなのです。

だから、みんな自分の理想と現実を譲歩しながら生きているものなのです。

不安の原因と対策

人の心理は面白いもので、自分が不安になってしまうと、必ずと言っていいほど、他人の目線が気になってしまいます。

理想を求めていることは、100%の実現が不可能なのですから、どうしても、不安を抱いてしまうものなのです。

その時に、冷静になって、天秤にかけてみて下さい。

理想に生きることと他人の目線を気にして諦めてしまうこと。ちなみに他人の目線は、誰のことなのでしょうか。そのことを実際に言ってきそうな人は、知人に何人くらい、いそうでしょうか。

きっと、いたとしても数人ではないかと考えられます。その数人の言葉で諦めてしまうほいど、描いた理想は弱いものではないはずです。

全ての人に好かれることもまた不可能なことなのです。全てが全員に受け入れられることも不可能なのです。それは、理解する必要があります。

また、不安になることの多くの原因は、進まない状況にあり、自分から動き出していないことにあります。何も行動しないから不安に感じるのです。僕は自分で進んで商品棚の埃を掃除したでけで、不安はなくなったのです。

不安を消してくれるものは「行動」だということです。不安に飲み込まれないために、不安にならないようにするために行動するのです。

未来なんて絶対に上手くいく保証はどこにもないはずです。不安になりたくないから、行動して準備をすることこそ摂理とも言えることなのです。

今回、お伝えしたいことをまとめてみると、自分の理想を描くも、自分のしようとしていることに対して、他人の目線が気になり、不安になって動けなくなってしまうものです。

それは、どうしたものか、人は理想を100%実現させることを望んでしまうからです。だけど、100%の実現は不可能なあのです。

だったら、自分がどこまで許容するのかを、しっかりと考え判断し、不安にならないように行動し続けることが、大事になるということなのです。
是非、参考にしてみて下さい。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー

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