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誰よりも喜びを奪っていたのは?

誰が足を引っ張っている?

嬉しいことがあったから、気分が良くなっていました。勢いにのって、将来あれもしたいとか、これもしてみたいとか、色んなことが浮かんできたんです。

ですが、それはシャボン玉のように、すぐに消えていくのでした。

希望を持って未来を描いていたのに、すぐにモヤモヤしてしまい、気分が下がってしまうからでした。どうしてなのかは分からないけれど、思い出したくもない顔が浮かんできては、その人の言葉を思い出してしまったんです。

「お前みたいなのが、調子に乗るな!どうせ無理なんだから!」

この言葉を言われたときのことは今でも憶えています。仕事において、難しいポジションの仕事を誰に任せるのかをみんなで話し合っているときでした。僕は、自分なりでしたか、頑張っていたんです。誰よりも早く出勤して、誰よりも遅くまで仕事をしていました。そんな自分なら出来るかもしれないと思いました。だから、どうしても挑戦したくて、勇気を振り絞って自分から手を挙げたんです。恐る恐るだったけれど、「すいません、僕、やってみたいです。」その時に、ある先輩がすかさず言ってきたものでした。結局、そのポジションの仕事はやらせてもらえませんでした。

あの時から、僕の中で何度も何度も繰り返し、浮かんでくるようになりました。

そう言えば、母も同じようなことを言っていたような気がしました。

なりたい自分をせっかくイメージすることが出来たとしても、それと同時に自分を打ち消すような考えが浮かんでくるのです。

「出来るわけがない。」

「上手くいくはずがない。」

「どうせ無理だって。」

どれだけ勇気を振り絞って、踏み出そうとしたって、出来ない証拠を頭の中でかき集められて無理だと訴えてくるのです。そんな証拠を揃えられて、すぐに疑心暗鬼になっては、うろたえて、自分にブレーキをかけてしまうようになっていました。

でも、それは間違いなく僕の意志だったのです。僕の足を引っていたのは、僕自身。あの時の先輩でもなければ母親のせいでもありません。きっと、」当時の自分も、それは理解していたんじゃないかと思います。

自分と自分との関係が変われば、勇気が持てる

そんな僕は後悔することが多かったものです。やっぱり、やっておけば良かったって思うことばかりだったからです。その度に、自分の弱さのせいにしていた。それが苦しくなると、人のせいにしていたんです。

そんな僕は、何も出来たことはないだろいと思っていたのですが、よく自分の過去を振り返ってみると、思い切って行動することが出来たことがあったのを思い出せたんです。

憧れていた人が経営していた会社が、人を探していたのでした。そこは滅多に入ることが出来ないと言われていたところでもありました。それが、なんとも偶然に、僕に声をかけてくれたのでした。

「やってみたい!」瞬間的に思ったものの、すぐに不穏な気持になりました。自分なんかが無理だ。出来るはずがない。そう思うと、気持ちがどんどんしぼんでしまうように小さくなってしまいました。

諦めようとしていた時に、友人のひとりが声をかけてくれたんです。「やってみればいいじゃない。やらなかったら絶対に後悔するよ。頑張っているのは知っているから、きっと、大丈夫だよ。」そう言って貰えたんです。

そうすると、怖気づいてしまっていたのが、何だか勇気が出たんです。背中を押してもらえたことで、思い切って行くと言えたんです。そうして、僕は憧れの人の下で6年半も働くことが出来ました。

やりたいことなのにやりたいと言えないのは、自分こそが、自分にブレーキをかけてしまっているのです。誰よりも自分の気持ちに立ち塞がってしまうっているのです。

それは、やはり自分自身との関係が良好でないから、邪魔をしてくるのだと思います。

もしも、自分と自分との関係が、友と言えるくらい信頼できる関係であったのなら、迷っている姿をみれば、後押ししたくなるのものだと思います。そして、本来は自分自身だからこそ、その瞬間瞬間に、かけて欲しい言葉を分かっているはずなんです。

自分のことを気にかけているからこそ、自分のことが理解することが出来ます。自分のことを信頼しているからこそ、誰かの言葉よりも、自分の気持ちを優先させることができます。自分の幸せを心から願っているからこそ、後悔して欲しくないと思えるのではないかと思うのです。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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