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ネガティブは伝染し、ポジディブも伝染する

気が付けば、ネガティブな自分になっていた

今年も11月の半ばが過ぎて、年末が目の前に迫ってきています。毎日が目まぐるしいものだから、なかなか振り返るといったことが出来ませんが、ついこの前、ふとした時に、今年一年を振り返ることが出来ました。

小さな会社ではありますが、起業してから5年目を迎えることが出来たのです。記念すべき年だったのですが、こんな僕でも、ここまで続けることが出来たのは、本当にたくさんの人の支えがあったからです。そのことに、心から感謝することが出来たのでした。

ただ、今年一年間を振り返ってみると、本当に前途多難だったのです。

非常に、苦しい年になりました。

いつも人手不足で頭を悩ませてはいたんです。ですが、とても協力的なスタッフ達に支えられて、どうにかこうにか乗り越えることが出来ていました。

そんな時に、ある人が社員として入社が決まりました。スタッフのみんなで、それはもう喜んだものでした。

はじめは、期待した通りでよく働いてくれているように感じていました。ですが、一か月を過ぎたくらいから、事態が急変したのでした。その方は、僕の前では、凄く良い人なのに、僕のいないところで、他のスタッフや会社の不平不満を口にするようになったのです。口を開けば、文句を口にしていたそうです。

これは、もう言い訳の仕様がないのですが、本当に人手不足で、僕自身が休みもなく苦しかったものですから、自分に甘んじて見過ごしてしてしまっていたんです。本当に、組織のリーダーとしての力不足ですが、これまで、愚痴ひとつ言わなかったからスタッフが、気が付いた時には、あれこれと愚痴を言うようにうなっていました。これまで、一致団結していた関係性が、スタッフ間で揉め事が起きてしうまうようになりました。スタッフひとりひとりのモチベーションはあからさまに下がっていたし、自分勝手な発言や行動もするようになったりもしていたんです。さらには、業務上のミスも増えていました。

そんな状況に陥ってしまった時に、いつの間にか僕自身も、気持ちが下がっていたんです。いつもよりも、元気がなかったんです。家に帰った時に知らず知らずのうちに愚痴っぽくなっていたのでした。

自分では意識を高く持っていたつもりでした。僕の中で強い意志を持って、何に対してものぞんでいたはずだったのに、どうしたものかと思うのでした。

これは、どうにかしないといけないと考えていた矢先に、その方は、急に辞めると言って退社されていきました。

僕自身、その方の接し方など反省するべき点があったのかもしれません。そして学ぶべきことは、ネガティブなものは、必ずと言いいほど伝染してしまうものだということです。

ポジディブも伝染する

そうしたゴタゴタが、ようやく落ち着いた頃、運が良いことに、またスタッフがひとり、入社してくれたのす。その方は、未経験でかつ、今年で80歳を迎える方でした。元気だけが取り柄だと仰る方は、他のスタッフが4時間勤務を希望している中、8時間のフルタイムを希望されたのです。その年齢で、想像するに本当に大変なことだと思うのです。憶えることもたくさんあるし、体力仕事なのですから。ですが、そんなことも感じさせないくらい、頑張っているのです。時には、失敗したり、仕事が憶えられないと悩んでいるのですが、そんな時も、早く覚えたいからと、普段よりも早く出勤しては、努力されているのでした。

そんな姿を見て、他のスタッフの方たちも、とても励みになると仰っていました。僕自身も、本当に勇気がもらえるのです。僕も、まだまだやれるって。そう思わせてくれるのです。それって、きっとその方のポジディブが僕に感染しているのだと思います。だとしたら、感染するのは、何もネガティブなものだけではないことを教えてくれるものだと思います。

本を読んだり、講演家の方が仰るのは、環境が何よりも大事だとされていました。それは、人と言うものは、環境によって変わるものだとされているからです。

それはそうかもしれないけれど、自分の意志を強く持っていれば、環境は変えることが出来ると思っていたし、意識を高く持ってさえいれば、影響を受けることはないと考えていました。ですが、僕自身、知らず知らずのうちに大きく影響を受けてしまっていたんです。

人と言うのは、案外隙間だらけなんだって。そう感じさせられました。ひとつ自分の弱さを受け入れられた気がします。

だから、どんな環境であるのか、そこに意識を向けて、その都度対策をしていく必要があるのだと感じました。

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