見出し画像

自分を甘やかすことはいけないこと?

自分を甘やかすことは

いつの間にか、自分に厳しくしていたのでした。なかなか自分に厳しくしているなんて自覚するのは難しいものです。それは、ひとえに自分を甘やかしてしまうと、すぐにダメになってしまうと思っているからではないかと思います。自分で意識しなくても、自分に対して厳しくしてしまっていることは、誰にでも起こりえるものだと言えます。

「自分を甘やかす」と聞くと、皆さんはどのように感じますか?

自分を甘やかすと聞くと、僕はとても、やってはいけないことであるように感じます。自分はすぐに甘えてしまうタイプの人間だから、常に厳しい態度で接してあげないと、すぐに堕落してしまうと思っているからです。

でも、それは非常に自分を生きにくいものにしてしまっていたのです。

今回は、そのことを学ぶことができました。

人はつい自分に厳しくしがちなんです

実際、自分に厳しくすることが、自分を苦しめていると理解していても、ついつい自分に鞭を打ってしまうという方も、多くいらっしゃるようです。僕らは、基本、自分に厳しいみたいです。

それは、仕方がないようにも感じます。みんな必死に頑張っているのですから。忙しい日常の中、つい前のめりに人生を進めてしまいがちになってしまい、自分に厳しく接してしまうものです。更には、人生は一度きりです。こうなりたいと思う気持ちが強くなってしまうのも、理解出来るのです。

人それぞれ、こうあるべきだというルールを持っています。更に、あれしなくちゃだとか、これは絶対に今日中に終わらせないといけないとスケジュールに追われてしまったり、常に高い目標設定を自分に課せたり。それらに、これくらいは出来て当然だとか、やれて当たり前、誰もがやっている。そうやって、大義名分をつけて、自分を追い込んでしまっているのです。

ですので、自分に厳しくしているというものは、自覚しにくいもので、それによっておこる二次災害のようなもので、ようやく気付くことができるのです。

例えば、体調がイマイチ良くないと感じている。このところ、ずっと調子が悪く感じるのは、まさに自分に厳しくしてしまうことなのです。睡眠が浅くなってしまっていたり、過密スケジュールにしてしまっているからなのです。

更には、自分に厳しくしてしまっているために、他人にも厳しくしまっているようで、人間関係がギスギスしてしまうことも起きてしまうようです。あるいは、楽しい気持ちになれないだとか、最近いつも厳しい顔をしていて、笑っていなかったりと。

だからと言って、それが、自分に厳しくしていたことなんて、知る由もないのです。

自分に厳しいのはどうしていけないものなのか

こういった話をすると必ず僕はこう思うのでした。だからと言って、自分を甘やかしてしまっていては、自分自身を成長させることが出来ないのではないかって思うのです。それに高い目標を持つことはそんなにいけないことなのか。そう思うのです。

それは、確かに悪いものではありません。ただ、高い目標を持つことで、自分を否定しがちになってしまうことが危険であると言えるのです。

ついこの前も、僕は、自分には多くの人の背中を押せるような本を書きたい。みんなのバイブルとなるような本を書きたいという夢を抱えている以上は、みんなと同じように、当たり前に休むことは許されないという考えに陥ってしまったのです。

こうして毎日書くこのnoteも、深夜遅くまでパソコンとにらめっこすることもしばしばで、朝早く起きてしようとしたときに、つい寝坊してしまったのです。その理由は、至極当然で、普段の起床が早朝の5時で、その時は早く起きようと目覚ましを3時にセットしていました。なんだかんだ言って、寝る時間は、深夜の1時を回っていたので、実質2時間の睡眠で乗り切ろうとしていたのでした。

そうして起きれない自分にイライラしたし腹立たしく感じてしまったのです。そのことを周りに話すと、起きれなくて当然だと言われて、注意も受けたのでした。それでも、僕はどこかで、それくらいやらなくてはいけないとか、自分は出来なくてはいけないと思っていました。

しかし、冷静になって考えてみると、パフォーマンスは確実に落ちてしまっているのです。その時の文章を読み直してみると、誤字脱字はたくさんあるし、構成も言葉選びもめちゃくちゃなものでした。結局は、しっかりと睡眠をとった時よりも、倍以上の時間をかけて修正して書き上げたのでした。

これは、僕にとっての成長には到底繋がってはいるとは言えなかったのです。それに、凄く気持ちがナイーブなものになっていたし、ストレスを抱えてしまい卑屈にもなっていました。

そのことに気が付いて以来、僕は自宅に仕事を持ち帰ることを辞めたのでした。

自分を甘やかせないから

そこから学んだことは、日々いい気分で過ごすことが出来ていないのは、自分に厳しくしてしまっている証拠だと思ってみても良いも良いものだと言えること。決して、大げさでもありません。

色んな理由が考えられるでしょ。そう思われるかもしれません。自分にはどうにもできないような状況にだって陥ることだってあるものだということです。

僕の知人もそうでした。3人兄弟の長女であるその方は、最近非常に疲れ切った顔をしていました。聞くところによると、両親の介護をしているそうで、日々に追われているそうです。でも、それも考えてみれば、私が長女だから、絶対に面倒をないといけないと自分に厳しくしてしまっているからなのです。

そうやって、自分に厳しくしないで、もっと自分を甘やかしてみてはどうですか。もっと、周りに助けを求めてみたらどうですかとアドバイスしたのです。そして、他の兄弟に相談したところ、みんな凄く協力的になってくれたようで、今では一家全員で介護に向き合う事が出来るようになったそいうです。今では、彼女の笑顔は戻ってきました。

どんな状況であっても、自分の面倒は自分で面倒を見なくてはいけません。今の自分が良い気分ではない。楽しくない。つまらない。そう感じるのは、誰のせいでもなく、自分自身が作りだしたものなのです。その原因は自分に厳しくしてしまっているからなのです。

自分を縛り付けててしまっていることで、自分に厳しくたくさんの制限に縛っていくことで、自分を苦しめているし、本来の自分の力をそいでしまってりることが、深く理解できたら、自分を甘やかすことはいけないことだという思い込みから解放することが出来るのではないかと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?