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自分ストーリーを書き換えるだけで

かつての自分の中のストーリー

思いを変えることが出来れば、行動がかわる。行動が変わると習慣が変わる。習慣が変わると人生が変わる。つまり、思いを変えれば人生が変わるものだというもの。

僕はこの言葉と出会ったときに、そう簡単なものではないと感じました。心の中では否定していたのです。それは、僕の中で深く根付いていたストーリーがあったからです。

この世界は不公平で、人生は辛いもの。そうどこかで信じてきたのでした。しかし、このことは、今思えばと思うことで、後付けのようなもの。当時の僕は、そういった風なことを言っていた訳でもありません。ただ、僕は無意識の部分でそう感じていたのです。

奇跡が起きたといったドラマや映画を観ても、そんなことは所詮作り話でしかないと思っていました。何処か不幸なニュースや物語を目にしたら、どこか共感していたんです。それは間違いありません。

小学生の時だって、4つ下の弟は優遇されていると感じていたし、学校では、あの子だけえこひいきされていると不満を感じ、不平を口にしていました。お金持ちの親の元に生まれた人と会えば、きっと心の中では羨ましく感じて、嫉妬していました。だから、お金持ちは、嫌な奴だと決めつけていまた。これも、間違いなく、どこか不公平であることを感じたからだと思います。

次第に、僕は世界が不公平として捉えて、受け入れてしまっていたのだと思います。

そして、何かと僕は辛いと言う言葉を口にしていました。沢山の習い事も、夏期講習の塾も、辛いといつも言っていたんです。大人になってだって、自分の夢を叶えるためにしていたことも、辛くて苦しいと言っていました。それは言い換えれば、キャンプが大好きなのに、その準備は辛いと言っているもので、冷静に考えれば、矛盾しているように感じます。しかし、当時の僕は切実な思いで辛いと感じていました。人生は辛いものであると思い、仕方のないことだとしていたのでした。

自分の中のストーリーが変わった

どんな日であれ、その日をとことんたのしむこと

オードリー・ヘップバーン

何よりも大切なのは人生を楽しむこと。幸せを感じること。それだけです。

オードリー・ヘップバーン

何かの拍子に眺めていた名言集の中で、このふたつの言葉が目に止まりました。そうだよね。そうなんだよね。人生は何よりも楽しむことが大事だよねと、自分の中で革命のようなものが起きました。

だからと言って、何かする訳ではなかったのですが、この言葉が僕の心の中で引っかかっていました。

スポーツ選手や経営者の特集を見ていても、惜しみない努力を、皆さんそれぞれ楽しんでいるように見えたのです。そうすると思いの外、見えている世界が変わっていったのでした。

僕の先輩はひとりで、フレンチのお店を出していました。何でも一人で大変そうに見えていたのですが、話を聞いてみると、自分のやりたいことがやりたいように出来て、楽しんでいると言うのです。

そうした話は一例で、思いの外、身近にいる人たちが人生を楽しんでいると知ったときに、僕の中のストーリーが書き換わろうとしていました。僕も人生を楽しんでいいものなんだって。

そして、自分に当てはめてみたんです。仕事においても、こんなことをやってみたら、楽しめそうかもしれない。そう思い、当時は、いつも否定ばかりしてくる上司に相談しました。そうしたら、やってみればいいと、GOサインを頂けたのです。だから、思い切ってやってみました。自分で企画したから、大変でしたが、何よりも楽しかったのです。僕は、これまでの人生の中で、はじめて楽しい努力をしたのかもしれません。更に言えば、普段よりも結果が得られたのでした。

こんなことは、他人から見れば、奇跡でもなんでもないから、大したものではないように見えるかもしれません。でもこの時、確かに僕の中で、奇跡が起きたと感じ、ストーリーが書き換わったのでした。

そして、次第にこうも思えるようになりました。

もし、自分の中にあるストーリーが気に入らないのであれば、思い切って変えればいいだけの話なんだということ。未来は可能性に満ちているのですから。

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メルシー

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