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悩み多き30代の壁を超えるコツとは?男性向けに対処法をご紹介

■はじめに

皆様、こんにちは!MentaRest公式アカウントです!
本日は、MentaRest所属のカウンセラーが執筆したコラムをご紹介します。

そもそも「MentaRest」とは何か?に関しては代表の飯野が投稿した下記記事を是非ご覧ください!

■9月19日(火)19:00~20:00にウェビナーを開催します!!

9月19日(火)19:00~20:00で「【人的資本情報開示の義務化】今取り組むべきメンタルヘルスケア施策とは」をテーマにウェビナーを開催いたします。

直近、特に上場企業では2023年3月決算企業から「人的資本の情報開示」が義務化されました。

重要なポイントとして、今まで可視化できなかった人材を一つの資本であるという考えのもと、企業経営においてしっかりと従業員への配慮が行き届いているか示していく必要があります。
とはいえ、従業員さんのメンタル管理は多くの人事担当者さんがお困りのご様子と感じております。

今回は弊社の臨床心理士が従業員さんのメンタルヘルス対策にスポットを当て、今後多くの企業で取り組むべきポイントをまとめてお伝えします。ぜひご参加ください!


■アラサーになると悩みが増える!?

アラサーとはアラウンドサーティ(around thirty)の略で、30歳前後の人のことをいいます。4年制大学を卒業して働き始めていれば、社会人5年目にあたる人が多いでしょう。

年齢が一桁繰り上がるだけでも、普段と違う緊張感の走る時期です。昇進や結婚などで仕事やプライベートの環境が大きく変化しやすいため、周囲の人と自分を比べては焦りを感じたり気持ちが落ち込んだりしやすい年齢でもあります。

今回はそんな悩み多き30代の中でも特に男性にスポットを当て、悩みの壁を超えるコツをまとめてみたいと思います。あるある、と思いながら読み進めていただければ幸いです。また、最後にMentaRestカウンセリングでの悩み相談活用例などもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


■30代の男性によくある悩みの内容

下記に、30代男性が抱えがちな代表的な悩みを取り上げます。


責任の多い仕事の増加と部下育成にまつわる悩み

30代になると、責任の多い仕事を任される機会が自然と増えます。時には、これまで先輩にフォローをしてもらっていた業務を自分自身で回しながら、部下育成も担当しなければなりません。

与えられた業務を遂行し結果を出す(プレイヤー)だけではなく、業務環境を整え部下やチームに貢献する(マネジメント)として働く力も求められます。そのため、プレイヤーとして活躍したい人にとっては始めはストレスを感じる機会が多くなるでしょう。


結婚や育児に関するプライベートな悩み

結婚し、子育てがスタートする人が増えるのも30代です。家事だけでなく、子育てもパートナーと協力し合って行おうと思うと、仕事との両立に悩む機会が増えます。

子どもとの時間を優先したいが、後々の教育費を考えるとキャリアアップもした方が良いだろうと、両者を天秤にかけ気持ちが揺れます。上司が子育て世代に理解がない場合は、板挟みに苦しむことも。


今の仕事を続けていくべきかどうか…キャリアの悩み

20代はただがむしゃらに働いてきた人でも、30代という節目を迎えるとふと「自分はこのままで良いのだろうか?」と不安がよぎることがあります。

特に、現状の自分を取り巻く環境に満足していなかったり、悩みを抱えていたりすると漠然とした不安が生じやすくなります。モヤモヤと悩みが生じてきたら、今後のキャリアプランやライフプランを考え直すべきサインが出ているといえるのです。


■30代男性が悩みを解決し、壁を超えるためにできること

以下に、悩みを解決し壁を越えるためにできることを3つ取り上げます。一気に壁を越えようとするのではなく、スモールステップでできることから取り組むのがポイントです。


仕事とプライベート、上司と部下など問題を切り分ける

原因は分からないけど、なぜかモヤモヤすると感じる。上記の仕事とプライベート、キャリアの悩みが混在していると、自分自身でも何が原因で悩んでいるのか判然とせず漠然と苦しむことになりがちです。

仕事とプライベートといった分類だけでなく、上司と部下、プレイヤーとマネジメントなど、問題を切り分けて整理することで何が課題なのかが見えてきます。


それぞれの課題や問題点を見直してみる

問題を切り分けることができたら、課題や問題点を思われるものを書き出してみましょう。問題点だけでなく、すでに自分ができていることも探すのがポイントです。

同じ部署で働く部下の性格や得意不得意を把握しきれていないことが課題と思うなら、「部下に関する悩み」「マネジメント」の問題点として書き出していきます。自分から部下にコミュニケーションをとり、関係づくりにつとめているなど、できていると思われることも書き出しましょう。


できそうなことから実行してみる

悩みの切り分けと、課題や問題点、すでにできていることを取り上げることができたら、課題や問題点を解消するためできそうなことを箇条書きで良いので書き出してみましょう。

できそうなことを書き出すとき、すでにできていることがヒントになることもあります。すでに部下に対して積極的にコミュニケーションが取れている。さらに聞き手にまわりじっくり話が聴けるようになるのを意識し、部下の人となりを知るよう意識しよう、などと目標を立ててみるのも効果的です。


■MentaRestでよくある30代男性のカウンセリング利用例

カウンセリングを利用することも、30代男性の悩みを解決するのに効果的といえます。下記は、カウンセラーと対話する中で気持ちが整理でき、仕事に対して前向きになれた事例の紹介です。カウンセリングがどんなものか知るきっかけになれば幸いです。


相談者Aさん 30代男性 会社員 ※個人情報が特定されないよう改変しています。

主な訴え:今の仕事が自分に向いていない気がする。


Aさんは、最近昇格し後輩・部下の指導も任されるようになりました。しかし、育成・指導は今までに経験がなく、どのように後輩たちに接したら良いのか分からず悩む日々でした。また、後進の指導よりもプレイヤーとしてキャリアを積みたいとの思いがあり、今の会社にこのまま留まりキャリアアップ(昇進)していくことへの不安から、転職も考えるようになりました。

まずは後進の育成という経験のない業務の中での戸惑い、不安についてお聞きしました。MentaRestのカウンセリングにて、未経験の業務であれば誰しも戸惑い不安を感じるのは当然だと思うとお伝えしたところ、Aさん自身「ちゃんとやらなければと思うあまり、肩に力が入り過ぎていた」ということに気付きました。不慣れな中でも頑張っている自分に目を向けられたことで、Aさんも少しずつ自信を取り戻していきました。そして「すぐに転職をするのではなく、育成・指導も今後の自分の経験になり、キャリアアップに活かせるかもしれない。もう少し経験を積んでから考え直してみます」と、広い視野で自身の将来について考え直すことが出来ました。


■悩みの整理や解決法の模索に、カウンセリングを利用しよう

ひとりで漠然と思い悩んでしまうときは、カウンセリングを活用しカウンセラーと対話してみることで、よりスムーズに問題解消へ向かうことが可能です。

なんだかモヤモヤしているな…まずはカウンセリングを申し込んで悩みの課題・問題点を整理してみよう、といった使い方で構いません。話しながらの方が頭の中が整理されることもあります。自分の長所や既にできていることは、第三者からの方がよく見えることもあります。

ぜひ気軽に、ちょっと話してみようかなという感覚でカウンセリングを活用してみてくださいね。


■MentaRestを活用してみませんか?

誰でも仕事やプライベートに関する悩みの相談だけでなく、パフォーマンス向上やモチベーション維持のための思考整理、自己理解を深めるためのきっかけとして活用いただけます。

「こんなことを話しても良いのだろうか?」と迷っていた方々も、利用後は「思考の整理が出来てスッキリした!」「悩みを言葉にする中で解決策が見つかった!」といった感想や非常に高い評価を頂いております。

MentaRest導入企業の従業員の方は、MentaRestを無料で利用することが可能です。

MentaRestで話した内容は、対応カウンセラー以外(所属企業含む)には一切開示される事はありません。安心してご利用ください。

詳しいMentaRestサービスの情報は代表の飯野が執筆した以下をご覧ください!

■Twitterもやってます

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