“家を購入する”までのあらすじ

待って、手続き多すぎへん。

その一言に限るんだけども、賃貸とは違うくて“購入”となるとやっぱり慎重に考えたいわけでわりと時間をかけて決断し契約までやっと至った約2ヶ月間のお話。

♢引っ越しを考えたキッカケ

渋谷駅まで徒歩7分ほどの1LDK40平米ぐらいの賃貸マンションに住んでいる私たち。会社への通勤、友達と遊ぶ場所を考えるとめちゃくちゃベストな場所にあるお家。

通勤しやすい、遊びやすいを一に考えて引っ越した場所だからそうであって当たり前なのだけど子供が出来たとなると別。

『渋谷駅=若者の街』正直にいうとけして綺麗な街ではないし安全な街でもない。歩きタバコしてる人にあたったらどうしよう、酔っ払いがぶつかってきたらどうしよう、そんなことが浮かんできて引っ越しを考え始めた。(渋谷で週4は飲んでたわたしがよくこんな事を言うようになったよな、と思う)

♢自宅購入か賃貸マンションか

さぁ、じゃあどこに引っ越す?どれぐらいの大きさ?を考えた時に理想を並べるとこんな感じ。

ー場所ー
ある程度会社には行きやすい場所で、ファミリー層多めのガヤガヤしてない所。会社に行きやすい場所=東京都内23区、駅徒歩10分以内とする。

ー部屋の大きさー
ベビーちゃんの部屋(小さいうちは、プレイルーム的な所)が欲しかったから、2LDKもしくは3LDKの70平米以上

築年数15年以内、オートロックがあるところはマストとして賃貸でザッとみる感じ、高い。ひたすら高い。(理想がそもそも高すぎるのもある多分)

であれば一層のこと『家、買っちゃったほうが良くない?』という話に。転勤が99%ない会社に勤めてるし、ある程度都内にあるマンションとかであればご近所トラブルない限り5年〜10年は住むと想定すると、

賃貸に10年、購入マンションに10年
・・・・計算中・・・・

今のお家の月額賃貸払えば購入してローンで月々支払ったほうが広いお家に住めるじゃん。という結論に至ったわけで購入を検討し始めた。

実際、今住んでいる1LDKの月額賃料=次に住む3LDKマンションの月額ローンぐらいになった。

♢不動産検討

買うと決めたら、手当たり次第不動産に声をかけ始めた。不動産に依頼する時にいつも思うこと『手数料まじで無駄』。担当者の丁寧さとか信頼度も重要だけどこの手数料をどこまで下げれるかが勝負。

物件購入(賃貸も同様)に関しては、不動産一箇所じゃなくて何箇所かに問い合わせをして値段交渉は本当にするべきだと思う。

電気屋さんで良くやる『〇〇ではいくらで提供する言われてます。』『価格ドットコムではいくらです。』っていう比較を作ってケチってくやつと同じ。

今回の場合、3つの不動産に問い合わせをしそれぞれに条件を伝えて物件を出してもらった。その中で気になる物件を出してもらった不動産の担当者の人と一緒に内見をしていくつか候補を見つけた。

で、他の不動産にも案内してもらっていて気になる物件があることをそれぞれの不動産に伝える。そしたら「手数料いくらですか?そこより安く出来るように頑張ります。」となるからあとはうまく交渉していくのみ。(本当にずるい。ごめんなさい。)

最後の最後は、手数料部分含め対応してくれた担当者の丁寧さだったり対応スピードだったりで決めたけど決めなかった不動産に連絡するのは心が非常に痛む。心が優しすぎる人(わりとメンタルくる)・お金に余裕がある人(普通に手間になる)は、この方法はお勧めしない。

と同時に不動産業界って持っている物件はそれほど変わらないと考えると勝負の仕方が難しいなぁ、と勝手ながら思う機会になった。

♢損得を考える

購入する物件の価値が下がるのは嫌だ!
5年、10年住んだ後に売り出すもしくは貸し出すとなった時に損したくない!

そう考えた時に価格を下げずに売り出しやすいとオススメされた条件が下記

物件価値が下がりにくい条件
・港区、目黒区、渋谷区、新宿区、千代田区、中央区
・駅10分以内
・築年数10年以内
(投資用で“得”を考えるのであれば1DKとか1LDKが良いらしい)

ここ数年で購入マンションの価格がどう変動しているのか、賃貸に出す場合同じぐらいの平米数の部屋をいくらで貸し出しているのか、どのぐらいの層の人が周りに住んでいるのか、直近近場で開発があるのか、地盤はどうなのか、

将来のことは正直読めないから最終的には自分たちが住みたい家に決めたのだけど、賃貸だと調べないことを念入りに調べて決断した。

♢親からの支援金

ローン返済の前に購入時に一気にドンッと必要になるお金。ここは完全に親に力(お金)を借りた部分。

旦那側の親御さんは事情を説明したらスムーズに物事が進んだものの、わたしの父親がなんというか細かくはないんだけども会社の上司のような人でお願いをした際に戻された言葉は、

「どうしてその物件なのか、ローンを組む費用はいくらなのか、それに伴い必要になる頭金・諸費用、これからの生活プランを提出したのち、いくら貸して欲しいのかシュミレーションを提出せよ。」

ひぃ・・・上司じゃん。
と思いつつも数字好きなわたしはそそくさとプランをまとめ始めた。

ー資料ー

画像1

数字隠したらなんの資料か分かりづらくなったけど、なかなかきれいに仕上がって満足。そして今後のプランを見直す良い機会にもなった。

パワポを父親に提出し希望額よりは少なくなってしまったが現金をゲット。無事、諸費用解決。両親に感謝。

注意点
親からであっても贈与税の対象となり、税金がかからないボーダーラインは110万円 / 年間でもらった金額合計。

今回は“住宅取得等資金贈与”という形で支援してもらったため、一般住宅は1,000万円・省エネ住宅は1,500万円まで税金がかからない。(〜2021年3月31日まで)

♢住宅ローンを借りる銀行選び

もう、手間。これが本当に手間。

でも35年ローン、金利が安いところで借りたい。金利が安いところに片っ端から仮審査連絡。ネット銀行だと仮審査は通ったのに本審査で落ちた!みたいなパターンがわりとあるらしくネット銀行の仮審査が通過しても今回の物件の場合契約してくれず、契約までに時間が掛かったのも難だった。

あと継続勤務歴が2年ないとダメという銀行も。旦那よ、留年せずにストレートで新卒として会社に入ってくれてたら・・・なんて思ったり思わなかったり。

仮審査が終わったら次は本審査。必要書類が多すぎてこんがらがるこんがらがる。里帰り中のわたしの必要書類とかも含めて何度も区役所に足を運んでくれた旦那。めちゃくちゃ手間だったはず。申し訳ない。

最終的ローンのシュミレーションは本審査が終わってから出されるから、それぞれの銀行の口座開設もしないといけない。

A社、B社、C社の口座作って最終的にA社に頼むってなった場合頼まない銀行(B社、C社)の口座解約をしないといけないと思うと気が少し重い。

今は、見事にネット銀行の本審査が全落ちして絶望している真っ只中。(仮審査の時に落としてくれよって気持ち)残りの銀行の本審査の結果待ちで8月頭には引っ越しの予定で準備中だけど大丈夫なのか。

そんなこんなで家を買う決断をしたわたしたち。
無事ローン審査が通りマイホームを手に入れられますよーに。

A's mom  ー家族の成長を記録に。
*娘中心の成長記録を予定中

「子を持つ親として」「妻として」「働く女性として」様々な場面での出来事や行動、判断を文章に残していきます。

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