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50代後半から、音楽とキャンプの楽しさに目覚めた人です。 音楽知識ゼロで、音感やリズム…

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50代後半から、音楽とキャンプの楽しさに目覚めた人です。 音楽知識ゼロで、音感やリズム感をどこかに忘れてきた半世紀。 今、デジタルの力を借りて、表現の喜びを感じています。 そして、超インドア夫婦がキャンプに目覚め、アウトドアを満喫。 動画作成の観点から、キャンプを振り返ります。

最近の記事

ワクワクするぞ!埋もれたリリックに新たな息吹

以前、私が50歳過ぎで音楽に目覚めた経緯を記事にしました。 その中で、次のような文を書いています。 『YouTubeにアップしたオリジナル曲は20曲余り。毎回試行錯誤しながら、その時々に達成感を得ることができていると感じています。 (中略) もともと、言葉のメッセージを歌という形式で伝えたいという動機なので、ほとんどの曲が歌詞先行です。これをリズムや音階に乗せていく中で、自分の思いや言葉が予想を超える様相や展開を見せてくれる驚きがあります。並べた言葉の断片が、一曲の流れを通し

    • キャンプ憧憬 〜映像制作のエチュード⑦〜

      富士山の姿は端正であり、特別な存在感があります。 それはそうなんですが、それ程の思い入れもありませんでした。 ただ、キャンプを始めてみて、その感覚に大きな変化が生じたような気がします。 富士山キャンプ この響き、憧れですね。 それは多分に、発信される情報の多さと強力なビジュアルによるものと思われます。 当然、映像系キャンプ愛好者の私にとって、避けては通れないステージです。 2021年11月から2022年9月までに6回の夫婦キャンプを経験し、それぞれのフィールドを楽しんで

      • 曲と私とDX、時々AI

        アラ還の素人が音楽に手を出すのに、デジタルは不可欠でした。 ボーカロイドをはじめとする音楽づくり環境、電子楽器。 もしもそれらが無く、音楽の楽しみを知らずに最期を迎えることになっていたとしたら・・・。DXありがとう。 曲づくりのきっかけ それは、新たなコミュニケーション手段の模索だったような気がします。 でも、曲づくりを実現したのは、デジタルのアシストを得たことでした。 音感やリズム感という素質に乏しく、さらに鍛え上げる経験も放棄して来た半世紀。 新たな扉を開いてくれたの

        • 画像生成AIでオリジナル曲のMV作成

          前回はMidjourneyを活用しましたが、今回はApp Storeで見つけたアプリで作成してみました。 AIイラストStableという画像生成AIで、待ち時間に広告を表示するというものです。 正直なところ完成度を比較するレベルではありませんが、これはこれで凄い。 ただ、気をつけなくてはいけないのが、時に不自然な形状が含まれていることです。 要件入力の工夫でどの程度完成度を高められるのか、よく分かりません。 とりあえず、MV作成を進めてみることにしました。 バームクーヘン

        ワクワクするぞ!埋もれたリリックに新たな息吹

          Midjourneyイラストでオリジナル曲のMV作成

          趣味で曲づくりをしています。 使用するのは、Mobile Vocaloid EditorとGarageBand。 作業はiPad Air3内で完結です。 できた曲は、客観的な完成度は度外視してYouTubeにアップしています。 映像については、最初のうち愛犬の写真を使っていました。安易にキャッチーじゃないかと思ったからです。(正直、飼い主バカです。) iMovieで、テロップに歌詞を入れて編集していました。 そう言えば、前回のラグビーワールドカップに感動して、こんな応援歌

          Midjourneyイラストでオリジナル曲のMV作成

          キャンプ明媚 〜映像制作のエチュード⑥〜

          次のキャンプ地を考えるとき、一番参考にするのはYouTubeです。 今回刺さったのは、南アルプス井川オートキャンプ場。 情報量は少ないのだけれど、登録している二人のインフルエンサーの動画で気になりました。(末尾「参考」を参照) お気に入りの要因は、場内の温泉風呂とダム湖の遊覧船。 ライトキャンパーの私たち夫婦にとって、キャンプと旅行のハイブリッドが魅力です。 なお、遊覧船は40分の予約運行で、その他に渡船場と井川ダムを結ぶ15分の定期便などがあるようです。 地域の足、誘客の

          キャンプ明媚 〜映像制作のエチュード⑥〜

          キャンプ解夏 〜映像制作のエチュード⑤〜

          無理のないキャンプ。 私たち夫婦のモットーです。 場所もそうですが、季節というハードルもあります。 はじめは、真夏と真冬は避けようと思っていました。 真夏のキャンプって、どうなんだろう? キャンプ動画の先輩方でも、“夏はお休み“という人が少なくないようです。 台風を含めた天気も気になりますが、それ以上に、エアコンに慣れ親しんでいる身で、夏の夜は眠れるだろうかと心配です。 さらに、虫もこれまで以上に存在感を示してくるに違いありません。 やめようか・・・でも行きたい。私たちの心

          キャンプ解夏 〜映像制作のエチュード⑤〜

          キャンプ遊心 〜映像制作のエチュード④〜

           物事には3回でひと区切りという感覚があります。私だけでしょうか。  だから、4回目のキャンプには変化を求めました。具体的には、キャンプ場選びの中に、周辺環境の要素を多く取り入れてみたことです。  言い換えれば、キャンプ&旅。  これまで、ほぼサイトにとどまり過ごしていました。今回は、ちょっと足を伸ばしてみようと計画しました。  結果的に、アプト式電車の走る秘境というイメージの「アプトいちしろキャンプ場」を選択しました。きっかけは、またまた野外のもりこさんの動画です。  

          キャンプ遊心 〜映像制作のエチュード④〜

          キャンプ展望 〜映像制作のエチュード③〜

           3回目のキャンプは、冬が終わり、新しい職場環境にも慣れた5月。  『ならここの里』に決めたのは、これまで海に近い場所だったので、ちょっと森の中へ入ってみようと考えたからです。あくまでもチョット!  それでも、渚園や竜洋海洋公園オートキャンプ場と比べると、圧倒的な自然の中の雰囲気。もともと自分の中にあった、キャンプ場のイメージに近いものでした。  キャンプという行為だけでなく、キャンプの環境も含めてたっぷりと堪能しました。  そうは言っても、区画が無いと落ち着かない夫婦。虫

          キャンプ展望 〜映像制作のエチュード③〜

          キャンプ残響 〜映像制作のエチュード②〜

           2回目のキャンプは、初回から1か月後でした。このスピードに、初体験が好印象だったことがうかがわれます。場所は、竜洋海洋公園オートキャンプ場。渚園と同様に、施設が整っていて初心者に優しいキャンプ場です。  12月ということで、冬用のシュラフを購入し、電源サイトなので電気ストーブを持ち込んで臨みました。冬キャンプに、少し緊張気味です。ただ当日はあまり寒くなく、結果的にはちょっとオーバースペックの装備となりました。  また、2日目の朝は雨模様。テントを叩く雨音で目を覚ますという経

          キャンプ残響 〜映像制作のエチュード②〜

          キャンプ余情 〜映像制作のエチュード〜

           2021年11月の初キャンプから、2022年8月までに5回のキャンプを経験しました。そして、毎回Youtubeに動画をアップしてきました。 何となく始めたことですが、早くも『沼にハマるってこういうことか!』の状態です。  それは、キャンプだけでなく、動画の作成も然り。  そもそも自然環境の中で、自然体の自分を取り戻すような行為と、その空間を作為的に切り取るような行為に親和性はあるのか?青空に浮かぶ白い雲を眺めながら、カメラアングルを気にする私。隣の妻は、いい加減にしろとい

          キャンプ余情 〜映像制作のエチュード〜

          Toriken in Wonderland!『ボカロに導かれて音楽の森へ迷い込んだ物語』

          不思議の国のアリスは、子どもに読み聞かせたり、当時はビデオを一緒に見たりしたものです。詳細は忘れてしまったけれど、冒険の始まりは時計を持った白ウサギを追いかけて穴に落ち、だったような気がします。 一方、私の音楽の森の冒険は、ボカロとの出会いからです。 My Adventures in The Forest of Musicある日、人の言葉を歌うボカロを追いかけて、私は穴に入り込んだ。 それは、2016年9月まで提供されていた「ボカロネット」のサービス。言葉を入力し、曲調を選

          Toriken in Wonderland!『ボカロに導かれて音楽の森へ迷い込んだ物語』

          50歳代も半ば近くのある日、不意に迷い込んだ音楽の森。そこは、冒険の楽しみに満ちていた。

          2018年11月に始めたブログのタイトルは、「妻があなたを傷つけたくないと言ったから」。その初回投稿は、次のような内容でした。 「数年前にiPadを買いました。その時には、標準装備のGarage Bandも全くスルー。音楽は、聴くこと以外に使おうとは、夢にも思っていませんでした。 その後、仕事の関係でボーカロイドに触れる機会があり、戯れにMobile Vocaloid Editorというアプリを購入しました。しばらく使ってもいなかったのですが、ある日、なぜか思い浮かんだ詩に

          50歳代も半ば近くのある日、不意に迷い込んだ音楽の森。そこは、冒険の楽しみに満ちていた。