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ワクワクするぞ!埋もれたリリックに新たな息吹

以前、私が50歳過ぎで音楽に目覚めた経緯を記事にしました。
その中で、次のような文を書いています。
『YouTubeにアップしたオリジナル曲は20曲余り。毎回試行錯誤しながら、その時々に達成感を得ることができていると感じています。
(中略)
もともと、言葉のメッセージを歌という形式で伝えたいという動機なので、ほとんどの曲が歌詞先行です。これをリズムや音階に乗せていく中で、自分の思いや言葉が予想を超える様相や展開を見せてくれる驚きがあります。並べた言葉の断片が、一曲の流れを通してみると、こういうメッセージを帯びていたのかと発見する喜びもあります。
音楽の森入口でのささやかな冒険ですが、私にとっては大きな人生の転機です。』

また別の記事では、2016年9月まで提供されていた「ボカロネット」サービスとの出会いについて触れています。
『ボカロに導かれて踏み込んだ音楽の森。始まりは、メッセージを音楽に乗せる試みでした。
音感やリズム感の乏しい、それ故に受け身でしか音楽に接してこなかった人生が大きく変わる瞬間。でも、その時の私はまだ、これから始まる冒険に気付いていませんでした。』

Suno AI登場

このようにスタートし、それなりに楽しんできた曲づくり。そこに突然、大きな変化をもたらしたものがSuno AIです。
様々な分野で日々進化しているAI。私もChatGPTや画像の分野で試してみたことはありますが、音楽に関してはノーマークでした。
ですから、YouTubeでSuno AIを知ったときの衝撃は!!!

単に、多様で完成度の高い曲をつくり、表情豊かに歌ってくれることにびっくり‼️
そして、カスタムモードでは、オリジナルリリックの投入と音楽スタイルの指定ができるのです。
これは、かつて「ボカロネット」で挑戦したことの超絶進化版としか思えません。

カスタム生成に挑戦

そこで、Suno AIとタッグを組んで、これまでボカロで作成した曲だけでなく、なかなか曲にできなかったものも含めた歌詞のストックに新たな息吹を吹き込んでいます。
作曲も含めた曲づくりの達成感とは異なりますが、やっぱり本格的な完成度には大満足です。
これまで作成してきたものを、YouTubeショート動画で紹介します。

桜舞う

新たな旅立ちへのエール。
オリジナル曲『桜映え』と同様のコンセプトの歌詞をChatGPTに依頼。それをもとに作成したリリックを、初めてSuno AIに投入してできた曲です。

ジグソーパズル

2018年に私が初めて作った曲。ある北欧サスペンスドラマを見たときに感じたものをベースに、目や耳に入る様々な情報をパッチワークしてできた歌詞です。

月夜のラプソディ

見上げた満月の美しさと、自分の影の一瞬の動きに触発された幻想的なイメージを曲にしました。

理屈抜き

幼稚園児が作った詩からインスピレーションを得た歌詞です。
脱力感もありながら、生きることをポジティブに肯定する曲です。

心映エレジー

ネット社会の不安や虚実を表わしつつ、そこに折り合いを見出して生きていくたくましさを曲にしました。

Seeking Answer

元々は「求道者のように」という日本語の歌詞。
世の無情と生のエネルギーの陰影を描きたいと思って作った曲です。
これを英訳してみました。

カーテンコール

退職時の思い出を歌詞にしながら、曲になっていなかったものです。

一歩先の未来

先行き不透明な世の中でも、着実に歩みを進めていこうというエールのような曲です。

なんか月がエモいから

「エモい」という表現から発想が広がり、若者っぽい感情の波を思い描き、組み立ててみました。

深呼吸

キャンプの楽しさや味わいを表現してみました。

オトシモノ

自分自身の音楽との出会いを、喜びと戸惑いで表現しました。

旅路

「一筆書き」というフレーズが頭に浮かび、人生そんなに簡単じゃないという意識と、だからこそ面白いという気持ちを表現しようと考えた歌詞です。これも曲として発表したことのないものです。

君が教えてくれた海の色

竹富島や小浜島の情景をイメージしたラブソングです。

これからの展望

もちろん、Suno AIも100%制御可能ではなく、ガシャポンのような不確実性が多分にあります。それも含めて楽しめるゆるさが必要かもしれません。
また、Suno AIの結果を素材として、さらに手を加えたり、新たな展開を考えたり、まだまだ楽しみが広がるのではないかと思っています。



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