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『君に 生きるのを 手伝ってほしい』

【聲の形】

■日本/2016年
■監督:山田尚子
■脚本:吉田玲子
■出演:入野自由、早見沙織ほか

ヴァイオレット・エヴァーガーデンに出会ってから京アニ作品に注目していました。こちらも感動モノでした(*´▽`*)もともとはマガジンの漫画です。

主人公は高校生の石田将也という少年です。小学生の頃、転校してきた先天性の聴覚障害を持った西宮硝子という女の子をイジメていました。

しかし、ある日いじめっ子だった将也がイジメられる側になってしまい、クラスで孤立してしまいます。その後将也も硝子も高校生となりますが、将也は心を病んでおり、自殺しようと考えていました。将也は、別の学校に通う硝子を訪ねていき、これを機に様々な人と心を通わせていく物語です。

これは将也が「ごめんなさい」を言う物語なのかな?というのが私の感想です。小学生の頃の出来事を、みんなで乗り超えていく感じが青春っぽいのですが、思っていたよりも内容が重たく、メッセージ性の強い作品に感じました。そして、硝子の声を当てている声優さんの演技も見所でした!


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【すずめの戸締まり】

■日本/2022年
■監督・脚本・原作:新海誠
■出演: 原菜乃華、松村北斗

新海監督の作品の中でも大分ファンタジーなお話でした。映像の綺麗さはやっぱり抜群でしたね!

九州の田舎に住む女子高生、岩戸鈴芽(いわと すずめ)が主人公です。すずめはある日、「扉」を探している端正な顔たちをした青年に出会います。

その青年は宗像草太という名前で、草太の探している「扉」は災いを呼び込む扉だったのです。すずめは草太と共に全国の「扉」を閉める戸締りの旅に出ることになります。

この旅路の中で、すずめは様々な人と出会い、東日本大震災で負った心の傷と向き合って成長していきます。

今までの新海監督の作品の中でも、ファンタジー感が大きいのと東日本大震災を題材にしているところが今までとちょっと違うな、という印象でした。
実際に起こった災害などを題材にするのは、作る側としてはとても大変だったんじゃないかな、、、と想像しましたが、すずめが成長していく姿には元気をもらえました。

<一言メモ>
どちらも映像がとても美しい作品でした。アニメで青春要素もあるのですが、社会派作品という感じもしました!お勧めです。




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