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💗デイサービスで飼っている柴犬の話♂️🐕️

私のパート先のデイサービスには、柴犬が2匹います。

♀️さくら(還暦越えのおばあちゃん)
♂️武蔵(20代イケイケ?メン)

のコンビ。

きょうは男の子、
武蔵(ムサシ)についてお話しします。


おとーさんの手袋もらったぁ🎵
あそんで、あそんで~🎶

柴犬たちは、デイサービス経営者ご夫婦の飼い犬。

ご夫婦で農家も兼業している(デイの裏とか近隣の田んぼでお米つくってる)ので、

デイサービスの隣に作業用の納屋がありまして。そこで寝泊まりしています。

冬場は、デイの庭先へ出てくる2匹ですが、夏は思いきり日が当たってしまい、サクラ姉さんがイヤがるので、出勤は夕方になってからという、超重役シフト

ただ、そうなると昼間のほとんどを納屋で過ごしているので、納屋の中の物でイタズラをするヒマがありまして。

こないだも、お父さんが買ったばかりの上等な手袋をひとつ、ダメにして叱られたばかり💦
(まあ、おっぽっておく人間もいけないんですが、そこは誰も指摘しません🤣)

今でこそ、こんなにヤンチャで可愛い姿を見せてくれる武蔵ですが

もともとは、多頭飼いをしていた場所から引き取られてきました。

どんな場所だったのか、私は詳しく知りませんが、デイへ来た頃の武蔵はとにかく、ずーっと毛を逆立てて吠えまくっていました。

誰かに体を触らせることはなく、少しでも距離が近くなると、歯を剥き出して唸り続けるような状態。

顔つきも、こんなにトロンとした雰囲気ではなく、野生の狼のような殺伐としたもの。

庭からは、窓ガラス越しに中の職員や利用者さんが見えるので、常に緊張し、決してこちらへ背を向けようとはしませんでした。

ゆっくり寝転んだり、昼寝をするなんてもっての他。

そんな状態から、職員や利用者さんがたまに掃き出し窓を開けて、おやつをやっているうちに、だんだんと吠えることがなくなってきました。

始めは、目の前に置かれなければ食べなかったおやつ。

それがだんだん、職員の手のひらから食べられるようになりました。
それと共に、ひっきりなしに吠えていたのが落ち着いてきて。

ある日、ついに、

頭を触らせてくれたのです。

武蔵の心の壁がなくなった瞬間でした。


それからというもの、利用者さんや職員へは全く吠えなくなり、おやつの入れ物がカラカラ鳴る音を聞くや、掃き出し窓へダッシュしてきて

遠吠えと子犬の声を足しっぱなしにしたような、柴犬という犬種ではちょっと聞いたことがない独特の甘え声でおやつをねだり

頭をがしがし掻き回されようが、頬っぺたをシマリス並みに引き伸ばされようが、眉毛のあとを描かれようが、全く動じない甘え根性を発揮するようになり、

掃き出し窓へぴったり背中を預けて、四肢を伸ばしっぱなしで昼寝をするようになり

今に至ります。


そんな武蔵は、

ジャンプしようとすると

前足と後ろ足を同時に持ち上げようとし

持ち上がらないので、前後にギッタンバッコンしながら、ジャンプしたつもりになるという

全犬種でもっとも、遺伝的にオオカミに近いといわれる柴犬とは思えない、
驚異的な運動能力の持ち主です。

野生では獲物を捕まえられないんじゃなかろうか(飼い犬だから、そりゃそうだ🤣)

こんなワンコのいるデイサービス、年をとったら通ってみたいかも、という方はスキをお願いいたします😊💓


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