2024年2月の記事一覧
フェミニズムが終わる時 〜 ヴァージニア・ウルフの励まし。
1882年生まれ、イギリスの作家・書評家であるヴァージニア・ウルフの作品を読んだ。狼ではなくてWoolfさん。私にとって初めてのウルフ書である。
この本は、「女性の文学の歴史と未来への期待を見事に紡ぎ出したフェミニズム批評の古典」と紹介されている。
塩味と言うかスパイシーというか、彼女のキレ味と風味のある言葉で語られる内容からは、「女性解放」がいかに世界各地で、多方向の分野から、そして長い年月
属性と偏見にまつわる小話
私が大卒だということをどこかで知った女性が
「学歴なんて関係ないですよね」
と、私に笑顔を向ける時、その目に宿る強いエネルギーは鋭い。
大卒への根深い敵意だと感じる。
私がFラン大卒だということを知っている友人(当時)が
自身は国公立大卒で、私と一緒に本屋で散策しているときに言った。
「あなたのレベルだとこの手は読めないと思うけど」と。
Fラン大卒への侮蔑のエネルギーはどす黒かった。
仕事中に