6つのメガネの交換日記 21通目 〜思春期の娘とどう向き合う?〜
年齢も仕事も性格もバラバラ。
大人6人による「6つのメガネの交換日記」、21通目です。
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5人のメガネたちへ
みなさん元気ですか?
あっという間に夏の日差しが照り付けて、蒸し暑い日々が続いていますね~。
前回のまゆみさんの交換日記で「予祝」という言葉を初めて知って、ポジティブな考え方にとっても感銘を受けました!
基本的に現在思考でネガティブなわたしは、「自由で明るい未来」を疑いもなくすぐに想像することがなんとも難しく感じてしまいがち。。。
でも、先に喜ぶことで嬉しい未来を引き寄せるられるって思うと、先に不安を感じると逆に残念な未来を引き寄せちゃうのかも、と気付きました。
パートや整理収納関係の仕事以外にライティングの勉強を続けていて、これからの働き方や時間の使い方にモヤモヤを感じているわたしにとって、「予祝」を取り入れることでまゆみさんのように前向きなマインドセットができそうでワクワクしましたよー。
中1の娘への声掛けに、悩む
さて、今回はみほさんからのお題
「2021年上半期の課題図書orおすすめの一冊は?」
4月から娘が中学生になりました。思春期に入り、なんとも難しい時期だなぁと感じています。
初めての部活、初めての定期試験、初めてのスマホ。
学校どうだった?部活は大変?スマホやりすぎじゃない?と色々聞きたい気持ちをそっと胸に仕舞って、ちょっと距離を取って見守るようにしています。
自分が中1だった頃を思い出しみると、身長がぐんと伸びたり、体格が変わってきたり、身体的な変化もあるけど、他の人との距離感をとることや、とにかく新しい生活に慣れることで精いっぱい。
環境が大きく変化し気持ちが不安定な上に、内申や受験のことも早々に考えなくてはいけない。今を一生懸命過ごしつつ、将来への理想と現実に目を向けて2年後への道筋を作っていくって、なかなか大変です。
なるべくそっとしておくことが良いと分かっていても、やっぱり気になるし、声を掛けたい。もっとお話ししたいのです。
子どもと心地よい信頼関係を築きたい
そんなわたしが最も頼りにしている本。
「ビリギャル」の著者で有名な坪田信貴さんは、坪田塾で最新の心理学に基づく声掛けを実践して、多くの受験生の指導にあたってきた方。
子どもがやる気になるかふてくされるかは、親の声掛けにかかっているとおっしゃいます。親の言うことを素直に聴けていた小学生の頃とは違って、親の言うことに疑いを持ったり、しつこく感じたり、なんとなく素直になれない中学生。わたしもそうだったなぁ。
「素直な人は伸びるし、素直じゃない人は伸びない」とよく言われます。
世の中に元々「素直な人」と「素直じゃない」がいて、素直な人は誰にでも素直。素直じゃない人は、誰に対してはものすごく反抗的。。。ってそんなことはないですよね。
人は、どういう人に素直になり、どういう人に反抗的になるのか?
「自分のことを理解してくれている人、あるいは理解しようとしてくれている人」に対しては人は素直になり、「自分のことを理解してもいないし、理解しようともせず、上から命令してくる人、批判してくる人、共感できない価値観を押し付けようとする人」に対しては反抗的になるのです。
一つ一つの行動に「ああしない、こうしなさい」「勉強してるの?」「こうすることが、あなたのためでしょ」と相手を理解しようとしていないのに一方的に言葉を投げかけ、言うことを聞いてくれないから「あの子は素直じゃない」とさじを投げてしまう。
それでは結局、お互いの言いたいこと、知ってほしいことが分かり合えくなくて、近くにいるのに遠い存在になってしまいます。
自分自身も思春期を経験しているにもかかわらず、子どもに期待を込めたり、効率的に勉強してほしいと願って、いちいち口出しをしてしまいがち。
この本を読む度に、子どもの心と体の成長と教育のサポートを親子ともに心地よくするためには、一方的な押し付けにならない声掛けを親がしっかり学んで、日ごろから信頼関係を築くことが大切だといつも気付くことができます。
子どもと一緒にワクワクする趣味があると楽しい!
そして、子どもの理解者になるためには、子どもが一番好きなモノを勉強して一緒に楽しむことも効果的だそう。
K-POP好きの娘の影響で、わたしも去年からBTSにすっかりハマりました。親子で韓国語を勉強したり(ちょっとした日常会話を韓国語で話してます)、YouTubeで見つけた面白い動画を共有しています。
子どもと共通の話題を同じ目線で話ができることで、ぐっと娘との距離が近くなり、わたしもARMY仲間ができて毎日とっても楽しい!
娘の大切にしていることに「それいいね!」と言えることは、いつでも話しかけやすい雰囲気をつくることにとても役立つし、お互いの信頼関係をより高めることにつながるように感じています。
親から掛けられる言葉の力って、ものすごく影響がありますよね。
性格に合わせた反応や接し方を知って、その子に合った言葉の力を意識をするだけで、子どもだけでなく親子ともに愚痴やイライラを一気に減らすことができそう。
よりポジティブに、でも押し付けることのないような声掛けは、これからも何度もこの本から学んでいきたいなと思っています。
次は、るこさんですね。アイスクリーム、めちゃめちゃおいしそうだったよ~!!
ニューヨークでの暮らし、読書、食べ歩き、どんなふうにすごしているのかな?るこさん2021年上半期の課題図書orおすすめの一冊もたのしみにしています。
2021.6.12 のぞみ