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ハムレット/シェイクスピア、福田恆存(訳)






積読本📚の中から、シェイクスピアの戯曲
「ハムレット」を拝読しました📖 𓂃𓈒 𓂂𓏸
(2023,4,14 読了)








本書は「読書会すみれ」内で開催されたオンライン読書会の課題本になったので拝読することに。
シェイクスピアの作品は今回で三作目。
一作目は本ではなく映画で観た「ロミオとジュリエット」
二作目も本ではなく観劇した「マクベス」。





そして「ハムレット」。
こちらは、シェイクスピアの四大悲劇の中でも最高傑作といわれている作品。
なんとかシェイクスピアを読み解こう、感じようと果敢に読み始めたものの…
なかなかストーリーが入ってこず。
皆様もよくご存知かとは思いますが、ストーリー自体はそんなに難解ではないのです。
父親殺しの復讐劇。復讐するために孤独と闘う主人公ハムレットと翻弄される周りの人々。




む、む、む、難しい。
これは読書会の課題本でなければ途中で挫折していたかもしれません。
というか、結局用事ができて読書会に参加することができなかったので挫折しかけたのです。
それでもなんとか読了できたのは、読書会仲間のカホさんが読書会終了後に感想をまとめてくれたから。





カホさんのnoteを拝見して、やっぱり最後まで拝読しようと奮起したのです。
そして、読了後にまたカホさんのnoteを再読して自分なりの感想をまとめています。
カホさん曰く、

ハムレットはあなたの心を暴く






正直に言いますと、登場人物の誰一人にも共感を持てなかったのです。
みんな自分勝手で独りよがりで救いようがない。
悲劇のヒロインのように扱われているハムレットの恋人でさえ。
悲しいという感情よりも怒りに近い感情が湧いてくる始末。
あまりにもみんながみんな愚かすぎる。




私はきっときちんとハムレットを理解できていません。
戯曲の味わい方もわかっていないし。
そういえば私、シェイクスピアの他作品でも登場人物に共感できずにいた。
どの作品にも共通するのだけど、シェイクスピアは人の醜い部分を描くのが上手だというのが今の私の感想です。
シェイクスピア作品に触れる度に誰にも共感できず、怒りさえ覚えてしまうのは自分の中にある醜さが顕になるからのような気もします。





ハムレットを始め、シェイクスピアの作品はこれからも何度ともなく再読して少しでも理解できるようになっていきたいものです。



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菜穂☽︎‪︎.*·̩͙‬
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