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他人を変えようとすると自分が傷つく、自分が変わると世界が変わる

こんにちは

生きていれば大なり小なり何かしら悩みがあります

中でもお金や健康、仕事に関する悩みに関しては、
誰もが一度は経験するうえに根が深い問題なので、
避けて通ることはできません

これらの問題にプラスして人間関係の問題が加わると
常に悩まされることになります

アドラはー、大ベストセラー『嫌われる勇気』の中で
人間関係に関する様々な悩みの原因とその解決法について
分かりやすく解説しています

ここで軽くアドラーについて触れさせていただきます

アドラーについて

アルフレッド・アドラーは、1870年2月7日、
オーストリアのウィーン郊外にある小さな町
ルドルフスハイムで、ハンガリー系ユダヤ人の父と
チェコスロヴァキア系ユダヤ人の母との間に
生まれました

アドラー心理学の特徴は、
「すべての悩みは対人関係の悩みである」とし、
劣等感をマイナスと捉えていません

むしろ劣等感があるからこそ、
現状を乗り越えたいという思いが生まれ、
これが人を成長させる大きな要因と考えています

ちなみに個人的に為になったのが以下の点です
 
 
①「われわれは怒りを用いずとも意思の疎通はできるし、
 自分を受け入れてもらうことも可能なのです

②「わたしは正しい。すなわち相手は間違っている。
 そう思った時点で、議論の焦点は『主張の正しさ』から
 『対人関係のあり方』に移ってしまいます」

③「あなたが正しいと思うのなら、
   他の人がどんな意見であれそこで完結するべき話です」


④「他者もまた『あなたの期待を満たすために
 生きているのではない』のです」

⑤「勉強することは子どもの課題です
 われわれは『これは誰の課題なのか?』という視点から
 自分の課題と他者の課題とを
 分離していく必要があるのです」


⑥「他者の課題には踏み込まない。それだけです」


人間関係が上手くいかないのは、
相手に対して過剰な期待をしているためだと
最近思うようになりました

こちらの思惑と違う行動を取られると
怒りが湧いてきます

アドラーの言うとおり自分の課題と他者の課題とを
混合してはダメです

「相手を変えようとしない」は、
よく耳にする言葉ですが、自分と相手の課題を
混合してしまうと、自分のことを棚にあげて
相手を変えようとしてしまいます

そうならないためにも、
常に自分の課題と向き合う必要があります


トラウマは勝手な思い込みだった?

アドラーは、トラウマを否定しています

人はいつでも自由に「自分を変える」ことができるとし、
自分の身に起こったことをどう解釈するかは
「ライフスタイル」(性格、思考パターン、人生観)で
決まると説いています

この「ライフスタイル」も私たち自ら選んでいて、
もし今現在あなたの抱えているライフスタイルが不幸なら
もう一度選びなおせばいいだけで、
トラウマは一切関係ないのだとか

しかし、例えば生活習慣を変えるのは簡単かというと
かなり難しいです

というのも、私たち人間は変化を恐れる生き物だからです

「このままではだめだ...」と、頭の中では理解していても
いざ新しいことを始めようとしても、
中々最初の一歩を踏み出すことができません

自分の抱えている問題を克服して人生を好転させるには

もし、仮に変化しなければならない状況に
追い込まれた場合、一番簡単な方法は
すでにあなたの抱えている問題を克服して、
幸せに生きている人の真似をすることです

今現在、ブログやSNSで様々な情報が
自由に配信されていて、そうした情報も
ほぼ無料で入手できます

そうした情報を日々追いかけながら、
少しずつ実践していくと、次第に問題解決のための
行動がとれるようになり、気がついたときには
自分が大きく変化しています

ぜひ自分にふさわしいライフスタイルを選びなおして
人生をよりよいものに変化しましょう

そして、何か問題が起こったときは、
原因を考えるのではなく
「これからどうするか」を考えましょう

そうすることで時間を無駄に浪費することを
防ぐことができます

また、「なにをしたらいいか分からない」という考えに
陥らないで済みます

嫌われてもいいと思えると人生が楽になる

私たちは誰とでも仲良くすることが大切といったことを
教えられてきたわけですが、
実はこれが「不幸の素」だったりします

実際には誰とでも仲良くすることは不可能ですし、
どんなに頑張っても最後は相手から冷たい仕打ちを
受けて裏切られるでしょう

アドラーは、嫌われる勇気を持つことの大切さを
説いています
「嫌われる」ことが何ともなくなると
人目を気にする必要がなくなるので、
ありとあらゆることから自由(気にならなくなる)に
なれます

実はそうすることでしか、
自分らしく生きることはできないのだとか

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

ただし、勘違いしていただきたくないのは
嫌われる勇気を持つということは、
相手に嫌がらせをするという意味ではないということです

嫌われる勇気とは、他人の価値観に振り回されることなく
自分らしく人生を思うがままに生きるための手段です

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