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三年日記 ~まっすぐ観る~

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私は私を全力で大切にする。「たったひとりの私」への誓いを守るため、はじめた石の上にも3年計画。 ああ、恐ろしい。こわいようー。もう続かない気がする。やっぱりひっそり辞めてる気がす… もっと読む
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#コミュニケーション

【901/1096】自分を知る

自分が学んできた様々な知識は、結局のところ、すべて自分の体験を知るためのものなんだなと思った。 得た知識を使って行動に移す、ということももちろんあるが、体験の裏付けを知識がしてくれるということのほうが多い。 知識により、あれはこういうことだったのか、と腑に落ちる。 知識が先行して腑に落ちてから、動くみたいなことは、ほとんどない。 子ども時代は、学校と言うところで知性で学習して、乏しい体験のまま知識だけが詰め込まれていたけれど、それがどのように体験と結びついているかがわからなけ

【885/1096】人に頼る練習

人に頼るのが大事だとわかっているけれど、人に頼るのは裏切られるのでは?傷つくのでは?と思うとこわい。 誰に頼ればいいのかわからない。 結局、自分一人でなんとかしようとしてぐるぐるしてしまう。 どうしたら人に頼れるようになるか? この矛盾を抱える人は案外多いのだなと思う。 数年前の自分はまさしくこれであった。 こういう相談を受けた心理士の先生が 「これは『そんな簡単に人は信じられない』というところから『信じてみよう』に変わる希望の話で、その希望はどこから生まれるかってことだよ

【880/1096】小指の思い出

劇団夢の遊眠社の初期の名作に「小指の思い出」というのがある。さすがに自分は実際の舞台は観てないのだが、ビデオで繰り返し観た最初の舞台であった。舞台はテレビで見たら別物だから意味ないと思っていたけど、「小指の思い出」はそんなことなかった。2014年に野田さんの演出ではなく藤田貴大さんの演出で30年ぶりに再演されたのだが、子どもを産んだばかりでそれも観に行けなかった。小指の思い出は映像でのみ縁がある芝居なのだろう。 なぜ突然に小指の思い出?と言う感じであるが、子どもが小指を骨折

【873/1096】コミュニケーションは生きもの

本日は、呼吸DOJO応用クラス。 コミュニケーション。 身体で感じているものをいかに遮断しないかという練習。 いかに遮断して日常過ごしているのか?も明らかになるけど、まずはそれに気づくところから。 何かを始めるときに構えが入る。 構えているということは、緊張している。 緊張は、不安か恐怖のあらわれ。 不安か恐怖は、頭の中にしかない。 ということを思い出す。 頭の中の不安と恐怖に向き合うのではなくて、今、目の前の人に向き合うんだった! コミュニケーションは生きものだなーと思

【818/1096】かなえたい夢?

もしかしたらすごく深いのではないかと思っていたところが ものすごく浅かった。 あまりの浅さに、いやそんなはずはないと何度も確認したけども浅かった。 底が浅いと言うのは、「内容に深みがない。 力量などがそれほどでもない。」という意味らしい。 でも、そうだった。 なるほど。 こんなにも浅かったのか!と驚くが、それがちゃんと観るってことだわなーと。 自分のことも相手のことも、ただ観ると、驚くことがけっこうある。驚くと言うことは前提が違ったということでもあるけれども、純粋に喜びに近

【811/1096】大事にしてもらいたいなら

最近観た映画で、印象的なセリフがあった。 印象的と言いながらおぼろげな記憶だが 「彼女に大事にしてもらいたいなら、彼女が一番大事にしているものを大事にしてやれ。自分が一番になろうとするのではなくて」 というような内容だった。 これは、ものすごくいいなと思った。 自分を一番大事にしてもらいたい、というひそやかな願望を持つ人は多い。 多くは満たされなかった幼少期の願望をそのまま持って、大人になり恋人にそれを求め、それを得られずに絶望する、というのはあるあるパターンだ。 もしくは

【800/1096】息が合う人

水星逆行中は、やはりその影響を受けるせいか?今日は、お財布忘れたサザエさんをやらかした。。 現金のみしか受け付けてないところに支払いに行って、財布がないのはがっくりであった。でも、そこで息はあげない!肩詰めない!という実践にはなったのである。転んでもただでは起きない。笑 この人といると、自分に価値があるように感じられるし、自分がとてもいい人になった気がすると感じる人が、たまにいる。 好きな人は、この人と一緒にいるときの自分が好きかどうか?ってことだという話があるが、そうい

【796/1096】伝えていないのに伝わると思わないほうがいい

人間には察知能力があるので、自分が伝えていなくても相手に伝わるということがある。 例えば、口で何も言わないが、あの人は不機嫌そうだ、とか。(これは察知してほしくてやってる場合もあるが) 「ごめん」と口では言っているが、ほんとはそう思ってないなとか。 赤ちゃんの時はこの察知してもらうことでお世話してもらっていた。 だからなのかわからないが、「自分が察知してもらいたがっている」ということに無自覚な人はかなりいる。 人の話を聴くということを専門にしてから、5年目なのであるが、

【728/1096】名前を間違えられる

珍しい名前でもないのだが、わりに、名前を間違えられる。 音を間違えられることは稀だが、名前の書き間違えは多い。 慣れてしまっているし、誰にでも間違いはあるので、まあいいかと思って流してしまうことも多いのであるが、名前を間違えられるというのは、意外とストレスがたまるなと思う。 そして、同じ人が、何度も何度も何度も書き間違えてくることがある。それもけっこうある。 一度、間違えられたくらいでは、特に何とも思わないのだが、頻繁に間違えてくると、「この人は人を軽視してるんだろうなー」

【727/1096】質問に答えない

人から受けた質問に答えられないとき、大人になると無理やり言葉をこねくりだして答える人が圧倒的に多い。 自分の経験上。自分もそうしていたし、今もたぶんうっかりするとそうする。 質問されたのだから、なんか答えないといけないと思っていて、無理やりにでも答えを言わなきゃと何か答える。 だけど、そういう場合、たいてい質問には答えていない。 質問から、ずらした答えをこねくりだしている。 子どもは素直なので、聞かれたことに答えるし、聞かれて答えられない、もしくは答えたくないときには黙る。

【617/1096】噛み合わないのは前提が違うのだ

話が噛み合わないなーとか なんか伝わってないなーとか そういうとき。 話の前提が違っていることがある。 自分の当たり前は、相手の当たり前ではないということ。 そこが違っていると、長く話をしていても、お互いの話はまったく聞いてない、ということが起きたりする。 「〇〇ですよね?」と言って、相手がうなずいてくれたから同意しているとは限らない。 言葉じゃなくて、動作じゃなくて、その人の出している雰囲気で、拒否していることがあるから。 言葉で確認し合えるのがもっとも手っ取り早いけ

【615/1096】余計なものがついてないか

「伝える練習」をしている。 練習って言うか、本番。いつも本番。でも練習。 自分のやったことの振り返りで、今まで「伝えたい」についていた余計なものについて1つはっきりした。 伝えたいことがあるから伝える、伝えようとするのであるが、相手に伝わらなくてすっきりしないとき、余計なものがついている。 なるほど、間違いなくついている。 「余計なものをつけていない状態」というのを体験したら、 そのことがものすごくクリアになった。 余計なものがついてなくても、伝わらない時は伝わらない。

【605/1096】思ったことを言う

台風がきている。 外の雨の音が家の中でここまで聞こえるのは久しぶり。 こんなに早く、本州のほうまで台風がきたことなど記憶にない。 そんな中、今日は呼吸DOJO。 存在としてのコミュニケーションを学ぶ。 コミュニケーションの技術ではなく、あり方そのもののコミュニケーション。 すべてのベースになるもの。 コミュニケーションの技術を教えてくれるセミナーは数限りなくあるが、そのベースとなるあり方としてのコミュニケーションを学べるところはほとんどない。 たぶん、世の中的にそれは「基本

【598/1096】背中、とんとん

子どもが赤ちゃんの頃、寝かしつけするときに背中をトントンしていた。 抱っこしながら、あるいはフトンの中で。 最初はぐずっていても、だんだんとトロンとしてきて、眠りに入るときのあのスーッという感じが好きだった。 コミュニケーションの学びで、 師に背中をとんとんしてもらった。 自分と相手との間にある、リズムとトーンを合わせるとものすごく心地よくなる。 そして、ただ軽くトントンと叩いてもらっただけなのに、全身が調整され、まとまり、ととのう。 人との間のコミュニケーションも、自分と