【615/1096】余計なものがついてないか
「伝える練習」をしている。
練習って言うか、本番。いつも本番。でも練習。
自分のやったことの振り返りで、今まで「伝えたい」についていた余計なものについて1つはっきりした。
伝えたいことがあるから伝える、伝えようとするのであるが、相手に伝わらなくてすっきりしないとき、余計なものがついている。
なるほど、間違いなくついている。
「余計なものをつけていない状態」というのを体験したら、
そのことがものすごくクリアになった。
余計なものがついてなくても、伝わらない時は伝わらない。
でも、そういうときは、なんというか、諦めがつく。
すっきりしている。
仕方ない。また出直しだ、みたいな。
でも、余計なものがくっついているときは、後を引く。
ものすごくいろいろ後を引く。
伝わらなくてイラっとするとか。
伝わらないことを相手のせいにするとか。
伝わらないのを自分がだめなせいで、と言い訳するとか。
伝わらなくてものすごく落ち込んで立ち直れないとか。
伝わらなくて傷つくとか。
なんかそういうもろもろ。
自分の伝えたいことに、余計なものをくっつけている。
できればかっこよく伝えたい。
あの人みたいに伝えないと伝わらない。
一発で伝えたい。
すごいと言われたい。
自分だからできたと思われたい。
よくやったと褒められたい。
失敗したらどうしよう。
傷つきたくないから、できるだけ迂回して。
伝わらなかったらどうしよう。
などなどの余計なもの。
いやまあ、そう思うのは自由。
思ってもいいのだけど、
伝えたいことにくっつけてちゃダメなのだ。
そして、一番厄介なのは、それがくっついてることに気がついてないという状態だと思う。
自分ではそんなものはつけていないと思っている。
なので、それを人に指摘されても???となったり、
責められたように感じたり、思い当たらなかったりする。
が、それは、本当はクリアな窓ガラスが、知らず知らず、気づかぬうちに曇って汚れていて、曇りガラスになっていたとして、「曇ってるよ」と言われただけなのである。
だからただ、曇ってないか確認したほうがいい。
なんかいろいろ言い訳するよりも。
曇ってない!とか、向こうが間違ってるとか、もともとこうだしとかそういうのはいらないのだった。
今の自分でやれる限りのことで伝えてみて、
伝わらなかったらそれは自分の実力ってことだから仕方ない。
だから伝わるまで、どうやったら伝わるか?をただひたすらやるだけなんだなー。
と言ってもまだまだ余計なものがくっついていたりするけれど、くっついていたら一つずつ引っぺがして、きれいにしていくしかない。とりあえず。
では、また。
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