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やりたい事より、やりたくない事を識ろう
2021年がまもなく終わる。
「早いよね」なんて友人たちとは口にするけど、実際にはそんなふうに思っていません。
なんて長い1年だったんでしょう。コロナのせいで、去年も合わせるともう2年もこんな状態に置かれてる。
いつも飲食の話題一辺倒ですが、2021年に関しては、それを俯瞰した上でさらに悟るべきことがあったように思います。
もっと活動したかったし、出かけたいところも会いたい人も満載でした。
毎日
料理で生きる人がコロナ後に握る武器とは?〜スキすぎてごめんなさい vol.2〜
4月21日に開催したclubhouseの内容を、少し遅れましたが記事にしますね。
①代々木上原のガストロノミーレストラン「sio」を率いる鳥羽周作シェフ、
②「sio」の仕掛け人兼編集者を務める元料理人のオリタタクヤさん、
③国内外合わせて8500人の生徒数を誇るオンライン料理教室「ラトリエ・ド・SHIORI」を営む料理家のSHIORIさん、
④食とライフスタイルに関わるディレクターとして活動す
街を育ててホテルにする〜西伊豆・土肥のキュートな挑戦
出版社の編集職を辞してからというもの、「食」をキーワードにさまざまなお仕事に携わっています。
その中でも、ホテルというのは非常にエキサイティングで醍醐味の大きいジャンルです。
だって、ホテルにはレストランもカフェもショップもあり、食からインテリア、建築を含むデザイン、ソフトからファシリティーに至るまでありとあらゆるコンテンツ考案が必要不可欠で、
どんだけ首を突っ込んでも、まだまだ知らないことばかり
料理の腕を決めるのは、技術かセンスか、想像力か〜スキすぎてごめんなさい vol.1〜
料理研究家のSHIORIさん、代々木上原「sio」のオーナーシェフ、鳥羽周作さん、その「sio」で料理人兼仕掛け人兼編集者として活動するオリタタクヤさん、そして私の4人で、春先より新たな試みを始めました。
#スキすぎてごめんなさいという名のプロジェクト 。何が“スキすぎ”かというと、食への愛です。いや、執着といって良いかもしない。
私など、一介のサラリーマン編集者を経て、現在はディレクター。決して
シェフはロビー活動をしちゃいけないの?
こんにちは。
またしても「レストランのあり方」について考え続けています。
というのも、いよいよ来週、3月25日に「アジアのベストレストラン50」の授賞式が開催されるからです。
「世界のベストレストラン50」の前哨戦とも言うべき、世界的なレストランコンペティション。その存在は年々話題を呼んでおり、今ではミシュランと双璧をなす存在として知られています。
今回の舞台はなんと日本! 昨年完成した「ザ・カ
【続】レシピって誰のもの?
11月に『世界一かんたんに人を幸せにする食べ物、それはトースト』を上梓してから、たまにテレビに出演する機会をいただくようになりました。
何度も言うのですが
私の本業は食のディレクターですテレビどころか、人前でプレゼンするのもあんまり上手くありません。しかし、発行元、サンマーク出版の素晴らしき担当編集さんからは
死ぬほど嫌でなければ出てください。自分の本が可愛いでしょ?ね?!
と言われ。確かに、
僕にも愛がうっすら見えた日| #スキすぎてごめんなさい
突然だが、大好きな歌がある。hitomiさんが歌う、LOVE2000だ。
愛はどこからやってくるのでしょう?自分の胸に問いかけた。
ニセモノなんかに興味はないの ホントだけを見つめたい。
この歌詞は、愛を受け取る側の視点で、当然のように本物の愛を求めてしまうことを歌っている、とはじめは思った。しかし、愛を与える側で考えると、本物の技術だけを磨いていきたいという高い志を書いた歌詞のようにも思える
#スキすぎてごめんなさい 〜clubhouseから始まる、熱くウザい食の波
なんでこんなことになったのかよくわからないままに、
私のスマホのカレンダーには最近、「#スキすぎPJT」の文字が刻まれるようになりました。
#スキすぎPJT 、そうこれはプロジェクト。
生まれたばかりの今は、仕事でもなくギャラもない、
義務でもないし、誰かから頼まれたわけでもありません。
それでもれっきとしたプロジェクトで、
最初のミーティング時から、メンバーたちの暑苦しさったらなくて、結果、
「B面の私」はコロナ禍でもタフで優しい
昨年11月に出版した拙著、
『世界一かんたんに人を幸せにする食べ物、それはトースト』が、おかげさまで好調です。増刷が決まりました。
ありがとうございます!!!声を大にして感謝の気持ちをお伝えしたいのは、
本が売れていることに対してだけではありません。
私が、料理家でもない、単なるフリーランスのディレクターであり
特に料理の技術や知識、確固たる信念なども持ち合わせない立場なのに
このようにエキサイ
ズタボロの年を脱して風の時代へ
みなさん、こんにちは。メリークリスマス。
2020年が終わろうとしています。いかがお過ごしですか?
なんという年だったんでしょうね。
去年の今ごろ考えていたことを思い起こしてみると
なんだか、それだけで笑っちゃいます。
やる気満々だった2019末。
今もパワーフルスロットルであることに変わりはないけれど
それでも今ここにいる私は、365日分以上に歳をとった気がします。
世界中すべての人が、同じ
その仕事に背骨はあるの?
もうずいぶん昔の話になります。
フードマガジン『エル・グルメ』編集部に異動する前、
私はマダム雑誌『婦人画報』の編集部に在籍していました。
創刊は1905年(ワオ!)。初代編集長は国木田独歩という、歴史ある雑誌です。
いろんなジャンルを担当していましたが、
最も長かったのが「カルチャー班」。
食はもちろん、うつわ、旅、お茶、皇族、歌舞伎から宝塚まで
ありとあらゆる内外のカルチャーを記事にしました
冷静と情熱のあいだで考える仕事論
新型コロナウイルスで世界がこんなことになるずっと以前から
出版業界の凋落っぷりは世間が知るところでしたが、
今回こそはもう、
ノロノロと状況を眺めつつ動けなかった出版社も、内外を取り巻く関連会社・関係者も、ハラをくくらなければならないんじゃないかなぁと感じています。
いい本だから売れる、いい企画だから売れるなんて、夢物語になりつつあります。個人的な意見ですが、たぶんホントですよ。
伝え方を工夫