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何者

こんにちは!まよです。
なんと。なんと。
年始に記事を投稿してから...早11ヶ月。
なんとも長期にわたり、放置してしまいました。
すみません。

藤井、元気です。
元気に社会人1年目、頑張っております。
失敗はするし、それを軌道修正する方法も明確にわからず、あぁ先輩に迷惑をかけてしまっているな...と落ち込んだり、自分には何を求められているのかわからなくなったり...忙しい日々です。
たくさんのことを教えてくれる周囲に感謝しつつ、この失敗を乗り越えて、いつか組織に貢献できるようになるんだと自身に言い聞かせて、必死にもがいています。もがいてももがいても、ゴールや正解が見えていない状態なのでやりきった感もなく、なんとも...靄が晴れないような感覚です。
甘えてるんじゃないって声が聞こえてきそうですが...
来年度はゴールを見据えて、担当業務に取り組めるように、いまはとにかくレールから外れないように脱線しないように、1年間走りきり、経験を積みたいと思います。

ちなみに髪は、前回更新時より更にのびました💈

noteは約1年ぶりの更新ですので、
この記事の「見出し画像」を何にしようかな〜と
この1年の写真を振り返っていたら、私の写真フォルダは約90%が愛犬トランの写真でした...😌💭

ちょっと!こんなお写真やめてよ! ト

可愛くて可愛くてたまらないです。

かあか(私)のおうちに来てくれてありがとうね。
こんな可愛い子が来ちゃって、かあかびっくりよ。
いつまでも元気で可愛いトランちゃんでいてね...

と来る日も来る日も伝え続けています。(やれやれ)

あぁ〜うじゃいうじゃい。おうち犬もラクじゃないわね。 ト

さてさて。前置きが長くなってしまいましたが...
久しく更新していなかったnoteをなぜ突然書きつづりはじめたかと言いますと...
実はね、見てきたんです。ミュージカルを。
すごくすごく久しぶりに。

シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ🫧

東京公演初日!見てきました!
最後列(3階席)いっちばん上手端。
おそらく劇場で最も見づらい席だったのではないでしょうか。
それでも目を凝らして、しっかりしっかり観劇しました。

◼︎STORY
三浦悠介は純朴でシャイな青年。アルバイト先の喫茶店「ケンタウルス」の気のいいマスター夫妻を、いつもやきもきさせている。そんな悠介が目指している夢は、作曲家として生きること。
ある日、マスター夫妻の仲立ちでデートに出かけた悠介は、遊園地の「迷路」で折口佳代と出会った。身寄りもなく、スリの元締めに孤児院から引き取られて育てられた佳代だったが、本当は素直な心の持ち主。そんな二人の出会いに幸福の女神が微笑んだかのように、悠介にチャンスが訪れる。恩師の推薦で作曲家としてのデビューが決まり、書きためていた交響曲がニューヨークで行われる国際コンクールに出品されることになった。「いつの日か夢はかなう」-悠介の言葉は、佳代に忘れかけていた夢を思い出させる。しかし彼女には、自分自身も知らない重大な秘密があった。

音楽座ホームページより

この作品の楽曲「ドリーム」という曲が大好きで、よく聴いたり歌ったりしていたのですが
恥ずかしながら、作品は拝見したことがなく今回が初めてでした。

一言で言うと、最高。
泣きました。

感想は書き始めると、とんでもなく長くなってしまうので割愛いたしますが
ミュージカルとしては、小さめの劇場(草月ホール キャパシティ:526)での公演でしたが、だからこそ全員に実力がないと苦しくなる、いっさい誤魔化しの効かないだろう中、超高クオリティーでした。

あぁ〜舞台っていいな〜

...やっぱり思ってしまった。
この感情が溢れでるのかこわくて、ずっと観劇を封印していたのですが、
やっぱり思ってしまうんです。

いつの間にか、私が佳代(今作品のヒロイン)だったら、こうやってやりたいなとか考えてしまう...

もしも願いがなんでも叶うのなら、
お佳代やりたいな〜
舞台上で照明浴びて、キラッキラのシャボン玉の中
のびやかにドリーム歌いたい〜
...私の目の前に宇宙人でもやってきて、「ネガイヲカナエマス。ソノカワリ、ネガイガカナッタサイニハアナタノジュミョウヲ、スベテイタダキマス」とか言ってきたとしたら、2つ返事でこの取引受けるね。(「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」には最高な宇宙人たちがでてきて、たくさん笑わせてくれます。作品の影響うけすぎですね...👽)

まぁ、ばかみたいにそんなことを考えてしまうくらいに、私の心が動かされたんです。
あかーん。でも舞台の魅力はやっぱり偉大ですね。


そんな、今胸いっぱいの気持ちを
誰かに聞いてほしいというよりは
自分のためにどこかに書きとめておきたくて
せっせと文章にしています。
今は観劇の翌日深夜1:30なのですが...
また月曜日から忙しい1週間がはじまったりして
こういう大事な感情をいつの間にか忘れてしまうのはもったいないというか、
もっと言うと、なんのために生きているのか...とか
もはやわからなくなってしまうよねとか思って
残しておきたいな〜と思ったんです。

かあか。早く寝ないとお肌に悪いでしよ。 ト

劇中、作曲家の夢を追う悠介が
作曲の夢を諦めたら、自分が自分じゃなくなってしまうと言っていましたが
(ごめんなさい。正しい台詞は不明です)
その台詞がグサッと...刺さりました。

役者の夢を諦めた、私は何者なんだ。

世の中に、
自分のやりたいことを仕事にできてる人。
夢を叶えて、現実にできている人。
こんな人はひと握りしかいないことはわかっている。

でもあんなに、全てを捨てて役者という夢に一直線で来た私は...
その夢が潰えた今、いったいなんなんでしょう。

ど貧乏役者時代は
2つも3つも...ひどい時には4つ5つアルバイトを掛け持ちして、朝から晩まで働き
それでもオーディションの前には美容院などに行ってメンテナンスをしないとだし、宣材写真(オーディションなどに応募する際に履歴書に貼る写真)も撮り直さないとそもそもオーディションに応募できないし...やっとの思いで出演する作品が決まり、稽古に入ると、思ったように働けなくなるのでとにかくお金がなくて...

保険も年金も住民税も払えない〜
明日食べるものがない。明日稽古に行く電車賃がない。
あ〜家賃も光熱費も払わな〜
え?バイト先の送別会?うぅ〜どうしましょう。

なんてことが日常茶飯事。

大変お恥ずかしい話ではありますが、
それでも自分の武器はまっすぐ素直なところだと思っていたので
人に言えないようなアルバイトや活動だけは絶対にしたくない。
それをしたら終わる。
ココロもカラダも売らずホワイトでい続けたいと思って踏ん張って...

とんでもなく不安定な毎日を送ってきました。

その頃にくらべて今は、
月給制のお給料がいただけて、夏には人生初めてのボーナスもいただき、いままでお世話になりまくった方々、心配してくださった方にほんのほんの少しお礼ができたり...

大好きなワンワンと私が1人。
贅沢をしなければ、安心して今を生きていける。

ありがたい日々を過ごせています。

かあかと毎日お散歩に行けて幸せよ。 ト

学生の時以来の大型連休もいただき
わ〜社会人てこんななのか〜なんて思いながら
お正月やGW、夏休みをはじめて謳歌させていただきました。

トランと
たくさんたくさん
ゆっくり過ごしました。

30歳まで定職についてこなかった私が
こんな今を過ごせていることは
本当に本当に恵まれているんだな〜と思う日々です。


...つまりこれ(今)が正解なのでしょうか?
いつまでも夢見ては生きていけない。それが現実。

正解?...正解?正解といえば、
私の幼少期を振り返ると、親に認めてほしいという思いの強い子でした。その感覚をはっきりと覚えています。
そのためかすぐに「正解」は何かを考えるのがクセなんだな〜と最近気づきました。

人生に正解も不正解もない。
自分が選んだルートが正解。
万が一あれ?このルート先が明るくないかも?と気づいたら、その時点で引き返せばいいのにね🕊️

さぁ。どうする?私。

とりあえず観劇翌日は、朝から元気に自宅で「ドリーム」を大合唱したのは言うまでもありません。
歌いたい気持ちが溢れました🫧
ちなみに翌日も翌々日も予定があり、出掛けましたがほぼ頭の中は「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」のことで、な〜にも頭に入りませんでした。笑

芝居のことに集中するとすぐこうなっちゃう。
いままでそれでいくつの恋愛をダメにしてきたか...
まったく。懲りない私です。

そうそう。就職してからも、実は細々と歌のレッスンを続けています。
祖父にも母にも妹にも、なんで続けてんの?と言われたことがあったけれど
自分でも未練がましいか?と思うこともあったけれど
ただ、辞めるきっかけがないとかではなく
よく考えた上で、自分の意思で続けています。
レッスンの曜日が固定なので、どうしても仕事の都合で行かれない月もあるけれど
先生にそのこともお話しし、それでもいいよと言っていただきレッスンを受けさせていただいています。

もともと子役だった私は典型的な子役歌いというか
地声ー!べっちゃりー!とにかく笑顔で固めて歌うー!みたいな驚きの歌唱法で20歳くらいまできてしまい(すべての子役がそうなわけではないですし、その歌い方を否定するつもりもありません)大人の役に移行する時期に裏声がカスカスというか、ほぼなく(笑っちゃうんですけど、本当にほぼ息なんですよ...)とにかく苦労しました。
そんなとんでもない状態の私に、長きにわたり寄り添ってくださっている先生には感謝でいっぱいです。
音大を卒業している先生からすると、とんでもない歌い方、楽譜も読めない私はあちゃ〜という感じだと思うのですが、否定せずいつもいつも寄り添ってくださいます。
そんな先生のおかげで、やっと最近裏声をゲットしました。空間の空気を動かすような表現を少しずつ、つかんできました。
まだまだ、理想には程遠く、脚をジタバタさせていますが
藤井の歌が2Dから3Dになった...立体感が出てきつつある...と言った感じでしょうか。

せっかくだし、いつかみなさまの前で、また歌える日が来たらいいな〜


こんなに一生懸命、真剣になれることに出会えたのに
「私には才能がなかった。これでは食べていけない。」の一言で諦めてしまって、本当によかったのでしょうか...

そんなことをまた真剣に考えさせてくれた音楽座ミュージカル「シャボン玉とんだ 宇宙までとんだ」に感謝し、明日からまた1週間頑張ろうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はこのへんで。ばいば〜い🫧

おやすみこっこ♡ ト

ちなみにちなみに、こんなにファンが多くて
この作品を見てミュージカルの世界に飛び込んだ
スターたちがたくさんいるのに...
そんな作品が、この小さな劇場で手動のセットで
公演を行っていることにも
なんだか世の中の難しさを感じた休日でした。

大きい劇場がいいってわけでも
ぼんが回るのがいいってわけではないし
劇場やセットを含めて、このキャパだから伝わることがあって、笑いがおきて...それも含めてこの作品の温かさで素敵なんだけど。ね。
(余談でした😌)

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