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社長部長・忙しさからの脱却 #12 継続的に追及するKPIを設定!

会社・部門の目標が決まり、
それを実現するための実行計画も出来、
組織と役割が決まったら、
次に決めるのは、長期間追跡するKPIです。
KPIは、Key Performance Indicatorの略語で、
「重要な業績評価指標」
と言います。

こんにちは、松幸です。
ブログを見て下さり、ありがとうございます!
日々の中で気付いたことを発信しています。

本日は、#12 継続的に追及するKPIを設定する!
 についてです。

KPIとは?

先に述べましたように、
KPIとは、Key Performance Indicatiorであり、
日本語で「重要な業績評価指標」となります

KPIは、売上高のような結果指標ではありません。
売上高のような結果指標は、KGIと呼ばれ、
Key Goal Indicator:重要目標達成指標です。

目標そのものですね。

具体的にKPIとは何かというと、
売上高など「最終目標(KGI)」を達成する為に
必要な「重要な中間評価指標」です。

具体例を挙げると
KGI:売上高
・売上高=客数×客単価ですが、
・客数を増やすための指標=「営業訪問回数」
・客単価を上げる為の指標=「新製品の導入機数」
などがKPIとなりうる指標です。

このKPIは、その会社や組織は
「何を重視するのか」
「何の優先順位が高いのか」
明確に分かる指標
となります。

KPIの特徴

KPIは、ある一定水準になれば、
別のKPIを設定するというものではなく、
継続的に改善して行く指標が望ましいです
5年後の売上高目標を達成する為に
5年間継続して改善して行く指標です。

間違った指標をKPIに設定してしまうと
みんなの努力が消えてしまう可能性があるます。
よって、「目標達成」に繋がっている事
KPIの必須条件となります。

例えば、客単価を上げる為のKPIとして、
「新製品の導入数」と書きましたが、
安い新製品ばかりを導入したために、
客単価が下がってしまっては、本末転倒です。

私がいた製造現場で設定したKPIは、
「製造工程内の不良率削減」でした。

(業績に直結する指標である事)
・不良率が下がると、品質が向上する。
 また、修理者が不要となる。
 更に、修理による追加部品が不要となる
など、業績向上にも直結する指標なのです。

(継続的改善が必要な指標)
・目標の不良率は、年々低減して行きます。
 しかし、ゼロにはなりませんので、
 毎年少しづつ低減して行くのです。
・今年は、製造現場で改善できる目標に、
 来年は、品質体制を見直して改善する。
 再来年はは、設計改善を入れて更に改善
など、継続的に改善して行くのです。

KPIが改善されると会社が変わる!

この様にして設定されたKPIは、
事業の根幹をなす活動を数値化しているため、
KPIが改善されて行くと、
会社が徐々に変わって行きます。

KPIを設定したら、それを見える所に張り出し、
何時でも見えるようにしておくことも大切です。
人は、常に見える所にあるコトに対して
関心を寄せるものです。

KPIを社長室などに張り出して、
定期的に数値を更新し、進捗を追っていくと、
会社の状態が手に取るように分かってきます。
その様な大切なバロメーターにKPIがなると
社長部長の忙しさは、軽減されているはずです。

KPIが継続して改善されることにより
着実に会社や職場の実力が向上し、
何処にも負けない強みを作り出して行くのです!


大丈夫!
みんな、あなたのことを応援しています!
あなたは、一人じゃない!
勇気・強気・やる気・世の中元気!


このブログが、皆さんにとって小さな気付きになり、
皆さんの行動へ向けた原動力や豊かな生活に向けて
少しでも貢献できると嬉しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

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