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世帯手当1万5500円から考える、結婚のメリット

先月の会社の給与明細に、世帯手当として1万5500円が付いていた。
へ~~結婚して世帯を持つと、1万5500円か~。(意味深)

会社の規模や経営状況によってその額は違うと思いますが、この額が多いのか少ないのか私にはわからない。


わたしたち夫婦はお互いの貯金額や年収などは共有していません。
まあ、仕事が同業他社ということもあって、ざっくりこれくらいかなというのは想定していますが…。
でも、これを言うと、男性の先輩からは「ええ~~知っておいてたほうがいいよ!男性に自由にお金を持たすとろくなことないよ!」とおっそろしいアドバイスをいただいた。
そうなんだ…ろくなことにならないんだ…。笑(ものすごい偏った意見です。念のため)

この話を以前彼にした時に、彼は笑いながら「どうする、共有する?」と言ってくれたんですが、「いや、大丈夫…」と返事しました。聞いたとて、どうすんだっけ?と思ってしまった。


私は結婚後も、授かるかどうかわかりませんが子どもをもつことがあったとしても、仕事をやめる予定は今のところない。
専業主婦というのもあこがれるし、わたしが「専業主婦をしたい」と夫にお願いしたら、まあ夫も反対はしないだろうなと思う。

でも、わたしはそんなに家事や料理が得意なわけではない。(得意な人のことはものすごくものすごく憧れている…)
お掃除も、多分夫のほうが細やかに掃除しそうだし、料理は料理本見ながらだし。

だから、なんだろう。きっと、専業主婦やっていたら私の性格からして「申し訳ない」が出てきそうなんですよね。あと、お金を使うことに躊躇してしまって息苦しくなりそうというか。

これはもう私の性格の問題で、たとえ夫の年収が10億あったとしてもわたしは何かしら働いてそう。つまり、金額の問題ではなくって、掃除や料理が劣っていても大丈夫な免罪符が欲しいってことですね。

でもこの考え、自分でも何と、誰と比べてるんだって思う。家事や料理は妻がやって当たり前なんてちっとも思わないし、協力できるところは協力してやっていこうという話はしてるんですけど。「何かしてあげたい」が屈折してこういう考えになってしまってるのかな。単純に、今は子どもがいないので、社会との接点を持っていたいというのもあるのかもしれません。

で、夫婦のお金の共有どうするか問題。

これは、わたし結婚とか考える前からかなり気になってました。こういう話を聞いてもいいほど親しい間柄の友人とか先輩には実際聞いたことも。
こういう間柄の友人や先輩は、いずれも共働きのパターンしかいなかったのでそれに振り分けると、だいたい三つのパターンに分けられていた。

①    口座を作って年収の何%や、家事の割合に応じて双方が振り込み、二人が関係するものはカードを作ってそこから引き落としていくパターン
②    財布は共有せず、それぞれが気付いた時に欲しい物、必要なものを買うパターン
③    日用品は夫、家賃は双方、など一つ一つ分けるパターン

わたしたち夫婦は③です。でも、もともと私は①が良かったんですけどね。笑
①が周囲に多いこともあり、回りもそれでうまくいってるパターンが多かったので①がいいなあと思っていたのですが、夫が珍しく「口座とかカードとかの手間もちょっと面倒…」と言ったので話し合うことに。

ちなみに、わたしの友人は①をご主人から提案され、かつ「化粧品などは二人の口座から引き落とさないで」と言われてけんかしたらしい。でも私も「化粧品は自分の口座なのでは…」と思った笑 価値観は人それぞれだなあ。

わたしが①をかなり主張していたのもあって、夫は「家賃(社宅なので安い)、光熱費はこちらから払う。食費は由佳に頼む。日用品は気付いた側にしよう」とのこと。

はじめは、食費はこっち~~?!物価高なのに!と言ったんですが、まあよく考えると私は仕事の関係で会食もまあまああるのと、夫は海外出張があったりと、時期によって双方偏りそうなのでまあいいかということになりました。
とりあえず、走りながら考えようということで。
なんでもかんでもメリットデメリットで換算するものじゃないけれど、家賃がないのはありがたい…。でも食費が二人分だと結局どうなんでしょうね。笑 ちゃんと家計簿つけなきゃ。笑

家族って難しいですよね。いろいろな形があっていいと思っています。

今の時代、未婚率が増えていてそれはさまざまな要因があると思うけれど、結構ドライに考える人も増えているんじゃないかなと思います。

結婚するメリット。
一人で生きていける程度のお金と、連絡し合える友人、家族などの関係性があるならば結婚しなくてもいいじゃんとも思うし、そういう選択肢は至極当然。

とくに、子どもがほしいっていう目的で結婚するのはちょっとわたしは不安だと思っている。(結婚前に検査するならばいいけれど、不妊の可能性だってあるし)

わたしは、将来もこの人の隣にいたいなあ(とられるのも嫌だ)というのが一つの決め手になった。

お金が不安で結婚する人もいるだろうし、好きで好きでたまらなくて結婚する人もいるだろう。一人が心細くて結婚することもあると思う。

そういう沢山の理由を持てれば持てるほど、二人の軸がしっかりしてくるのかなと思ったりもしています。
世帯手当1万5500円はその軸の末端の末端の末端をささえる一つに…なるのかな?

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