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オンライン英会話

今日で週2回のオンライン英会話を始めて2ヶ月になる。
アラフォーながら将来的に留学を目指しており、TOEFLで高得点を取るための準備として始めた。
過去にもTOEFLは何度も受けたことがあるが、やはりというかスピーキングのスコアが絶望的に低い。
コロナ禍ということもあり、仕事やプライベートで英語を使う機会もめっきり減ってしまい、このままではどんどん錆び付いてしまうという恐怖心もあった。

以前からオンライン英会話に興味があったものの、「高いんじゃないの?」「ちゃんと身につくの?」「そもそも続けられるの?」と不安要素がたくさんあり、受講にはいたらなかった。
この春、職場から外国語学習に対する金銭的補助が出ることになり、留学への具体的対策に取り組むいい機会だと思ってオンライン英会話を始めたわけである。

オンライン英会話が自分に合っていると思った点は、やはり好きな時間、やる気のあるタイミングでレッスンを受けることができる点だ。
言語学習は好きで、対面式やウェビナー形式のレッスンをしばしば受けることもあるのだが、曜日・日時が決まっているとものすごくストレスを感じる。
申し込んだ時はやる気もあっていいのだけれど、いざレッスン日が近づいてくると憂鬱になってくる。
実際嫌になってしまい、レッスンをサボってしまうこともあるぐらいだ。
それに対しオンライン英会話は、やる気のある時に「えいやっ!」と予約を入れ、そのままの勢いでレッスンを受けることができる。
「注射嫌だなぁ」と思い煩うのではなく、思い煩う間もなく注射が終わっているかのようである。
これは自分の性格に合っている。

オンライン英会話で驚いたというか、軽いカルチャーショックを受けた点もある。
僕は1回25分のレッスンを受けているのだが、時間がきたら先生は「さよならー」と言い残し、あっという間に画面がオフラインになり退室する。
先ほどまでわいわい英語で盛り上がっていたのに、流れ星のごとく姿を消す。
今でこそ慣れたが、最初はあまりにドライな仕様に驚いてしまい、誰もいなくなったレッスンルームをしばし眺めてしまったぐらいだ。
こうしたドライな状況に驚いている自分に気づいたというのは意外なことであった。
「もうちょっとマイルドにフェードアウトしてもいいのでは」と思うのは、日本人ならではの感性なのだろうか。

先生もいろんな性格の方がいる。
落ち着いて話す方もいれば、ハイテンションな大学生もいる。
普段人間関係が狭い自分にとっては、なかなか交差することのない人とコミュニケーションをとれることはストレス解消にもつながっている。
強制的に頭を英語脳に切り替えると、ネガティヴなことも考えられなくなるのもよい(語彙力がないだけだが)。
コロナ禍で視野が狭くなりがちな昨今、オンライン英会話で心も頭も切り替えてみるのをおすすめしたい。



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