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プロフィール

10年ほど前に、地元の建設会社の社長より「廃校となった小学校があるけど、何か使えないか?」との相談があり、一緒に農業関係を進めていた知人に話としたところ、

「閉鎖型の植物工場で、イチゴやったら面白いですよ!」
「冬のイチゴで、夏イチゴを実現するって農家の夢であり、野望ですよ!」

ただ続く言葉で

「誰もできていないことで、“青いバラ”と同じくらい難しいことです…」

なにそれ、面白い!
それが、最初の印象です。
その後、2人で色々な大学に問い合わせて、閉鎖型環境でのイチゴの植物工場について調べ始めました。

判ったこと
・実験的レベルでしか行われていない
・光源が蛍光灯では不可能で、より光量の強いLEDが必要
・ちょうどLEDの価格が、リーズナブルになり始めていた
・実験室レベルの栽培では、得られるデータは限定的
・農業者の知識をベースに構築していく必要がある

新潟県の胎内市にある廃校となった小学校でスタート
“いちごカンパニー”という会社を設立して、副社長に就任し、開発の全般を指揮することになりました。
【目標】
一季成りイチゴである新潟県の品種“越後姫”を採用し、LEDを利用して通年栽培を実現する
【結果】
一年目から上手くいき、イチゴの通年栽培に成功。
【課題】
病気による全滅や設備面での課題、大規模化への問題点などが見えた。

いちごカンパニーに在籍しながら、米国スタートアップの“Oishii Farm ”に参加
Co-Founder及び初代CTOとして参加。
いちごカンパニーの課題を解決するために参加したが、方向性の違いがあり、退社

MD-Farmの設立
“病気による全滅や設備面での課題、大規模化への問題点”を解決するために、いちごカンパニー時代の開発者が全員、MD-Farmに参加してくれ、2018年より開発漬けの毎日です。

前述の課題は全て解決し、新しい技術も多く創出できました。
栽培に関する重要な特許も取得し、新しい農業の創出を進めています。


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