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身土不二も、地産地消も、友産友消も|わたしの豊かさ#21#22
その地域のものを食べると、その土地と身体が繋がるような気がします。
野菜や果物、卵、豆腐、小麦粉、豆類など含めて普段の食材は主に道の駅と地元野菜を扱う八百屋さんで購入しています。道の駅には近所の方々の手作りのお菓子や生花なども売っていて、スーパーマーケットにはほとんど行かなくなりました。
近所ではマルシェもたくさん開かれているので、そこで農家さんと直接話して購入したり、最近は近所のある宿泊施設の女将さんにおすそ分けで頂いた焼き芋があまりに美味しすぎて、芋農家さんを教えていただき、個人に卸したりはしていない方だったのですが、会いに行って購入させていただけるようになりました。
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わたしは食いしん坊なので美味しいものが食べたいし、元気なエネルギーを感じる野菜を食べたい。そういう自分のニーズを追求していくと、道の駅も大好きだけど、自分で作る野菜を食べたり、料理に使うのが一番好きです。
野菜作りは素人で、ちいさな畑ですが、夕飯をつくる前にちょっと畑に寄って菜花や茎ブロッコリーを摘んできて炒めただけの料理を食べるとき、たまらなく満たされます。
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サラダに使う野菜はすぐ食べられるようにベランダに植えていて、とはいえ西日が強いベランダなので失敗もしましたが、パセリ、ルッコラ、ベビーリーフ、ミント、パクチー、ローズマリーなどのハーブ類はベランダ向きだなと学びました。
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ベビーリーフ等はスーパーで買うと298円とかするけど、わたしのような素人にでも簡単に育てられるので(そして大量に育つ)、スーパーのサラダ野菜コーナーの隣にはセットで種や苗を売れば面白いんじゃないかといつも思います。
ここまで書いたことは、身土不二や地産地消という言葉に繋がるのですが、当初はこの二つの言葉を同じような意味だと勘違いしていました。
身土不二
身と土は切り離せないという仏教用語。
人間の身体と土は同じもので、その環境に適したその土地の作物をいただくことが健康につながるということ。
地産地消
その地域で生産された作物をその地域で消費すること。
地域の農業と関連産業の活性化を図ることを目的とした行政の取り組み。
人間も自然の一部であるということをこれまでにも書いたりしてきたのですが、伝統的な作物や旬の食べ物はその土地に住む人にとって、最も適したものが適した時期に自然にできているので、そういった作物をいただくことは身体にとってエネルギーが高いのだと感じます。
一方、地産地消は、例えば春の作物を冬に出荷するためビニールハウスで促成栽培された作物も含むようで、農産物の流通ビジネスの円滑化が目的という意味合いが強いと思います。促成栽培であっても美味しさを追求したり日々作業されている農家さんたちを近くで見ているので、いつもありがとうございます!と思っています。
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これは最近知ったのですが友産友消という楽しそうな言葉もあります。
友産友消
友達が生産したものを、友達が消費(買う・食べる・使用)すること
NGO団体・ナマケモノ倶楽部が提唱するムーブメント
熊本に来てからはお隣さんもちいさな畑で野菜を育てていたりして、挨拶ついでに「かぼちゃいるか?」と頂いたり、熊本で生まれ育った方は親族の誰かは農家なので野菜はもらうものと言う話も聞きます。
わたしも自分のつくった野菜や料理を家族や友人に食べてもらうことが歓びだし、我が家に来てくれたお客さんにはこの土地で採れた作物を食べてもらいたいと思っているので、身土不二・地産地消・友産友消、ぜんぶいい言葉。ぜんぶ大事にしたい。という気持ちでいます。
どれもわたしの豊かさに繋がる言葉です。
この記事は2023年の「豊かさ」に必要な8つのことの中の
3.美味しいものを補完する:地産地消、身土不二を説明する内容でした。元になる記事はコチラ▼
次回は#23【湧き水】について書きます。
読んでいただき、ありがとうございました!
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