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メタバース考察|定義・付き合い方・注目点・その先に|わたしの豊かさ#13

前回記事でメタバースで体験したことを綴りました。
今回は一通り遊んで満足したあとのメタバースについて考察する記事です。

メタバース考察

3か月という短い体験期間ではありましたが、数年後にはiPhoneと同じように普及して仮想空間で仕事したりするのは当然になる、という現実が見えてきました。

1年以上フルリモートで仕事をしているわたしにとっては日々の業務ややり取りは既に脳内の仮想空間で仕事しているようなもの。そこにメタバース上で得られる「一緒にいる感」が加われば、リモート特有のストレスはかなり軽減されるのではと考えられます。

Workroomsでの会議風景。近未来的な外の景色もよく見ると車が走っていてリアルでした。

そしてわたしが考えるメタバースの定義は「もう一つの地球」です。
リアルとは違う、だけど確実に存在する「外」という感覚。
「外」だからこそ、そこでしか得られない感動も、そこで出逢う他者との交流や気遣いも、危険も消耗もあると解釈されます。

Recroomで鏡を見ながら着替えて自撮りしているところ。Recroomは交流が激しかったです。

現時点でのわたしのメタバースとの付き合い方は「娯楽」です。
SNSと同じようにそこをタッチングポイントとして注目されなくてはとか、稼がなくてはとか無意識な優劣や、思考停止して消費される沼にハマる前に全て娯楽であり表現であるという距離感を思い出して楽しみたいと思います。

メタバースが今後あらゆる可能性を秘めていることは明らかで、社会では圧倒的没入感を活用して特に教育や学習面で、医療現場で、思考の可視化は更に便利になると思われます。また、出会いやデートの場になり、クリエイターは更に表現の幅が広がることが予想されます。

だからこそ、人類にとって新たな楽しいツールができた、自由で無数の選択の中の一つ、娯楽の範疇を超えるものではない、そして現実を超えるというものでもない。超える以前に違うフィールドであり、現実のようなリアルさを追求して超えようとするのではなく両方楽しむもの、という位置づけのほうが魅力的に感じます。

海を眺めながら「2023年やりたいこと」を書き出しています。

さて、娯楽といってもこれからのメタバースの進化を引き続き注目していきたいと思っている分野があります。
それはビジネスや商材としての価値以上に、人間の意識・思考、メディテーションなどの「内」の側面です。

今回わたしが体験したメタバース空間は「外」でした。
だれかとの出逢い、交流、協同、それらを含まない完全なる自分だけの空間で、瞑想的な自己探求を「内」と表現します。

Metaquest2のホーム画面の景色なのですが、色々なプラットフォームに出掛けてここへ戻ってくると家に帰ってきたかのような安堵を覚えて驚いたのを記憶してます。

自分の内にある意識を認識するようなこと、例えば脳波計と組み合わせて自分の脳波の状態をヴィジョンとして視覚でも確認し、また脳波を別の領域に導くような誘導瞑想のような機能など、精神探求の最たるものを手助けするツールとしての活躍するのでは、と考えました。
そしてその先にあるのは、、

パートナーとメタバースについて対談をして、最後に行きついたのは
「やさしい世界になるといいね」でした。

高度な文明の進歩には、悪意を以て乱用される可能性も潜んでいると思いますが、ただただ、平和な世界をたのしむためにあってほしいと願うばかりです。

体験に合わせて、メタバースを題材にした作品もいくつか視聴しました。またそれぞれに感じるところがあったので次回はそのことについて書きたいと思います。
メタバースの話を3回に分けるとは。
自分でも思っていた以上に興味を抱いていたんだなと実感です。抱いた興味と好奇心を存分に堪能できたことに本当に感謝しています!

この記事は2023年の「豊かさ」に必要な8つのことの中の
2.好きなものに囲まれるを補完する最先端のテクノロジーを説明する内容でした。元になる記事はコチラ▼

読んでいただき、ありがとうございました!


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