増田洋子

インタビューが好きなフリーランスのライターです。デグー2匹、ラット1匹と暮らしています…

増田洋子

インタビューが好きなフリーランスのライターです。デグー2匹、ラット1匹と暮らしています。お気軽にヨウコさんとお呼びください。

マガジン

  • 「聴く」は「効く」

    インタビューライターが「聴く」をテーマに執筆したエッセイ集です。月に1~2本追加予定。聴ける人と聴いてほしい人をつなぐプラットフォーム「LivekyTalk」に登録(無料)し、私のプロフィールに「気になる」を押していただくと、最新話のみ無料で読むことができます。試し読みはそちらでどうぞ。

最近の記事

自己肯定感の低さが露呈した出来事

時々、編集プロダクション経由で、ある専門学校の仕事を頂いています。 その専門学校では、在校生、入学希望者等を対象に、プロを招いての講演会を高い頻度で実施しています。その講演を聴き、レポートを書くというのがライターとしての仕事です。 この半年くらい定期的に頂いている仕事で、正直に言えば、原稿料が安い! 普段なら絶対に受けない単価なのですが、講演内容が非常に勉強になることから、スケジュールが合う限り、なるべくお引き受けしています。 ということで、少し前もお仕事を引き受けたの

    • 「不採用でよかった」と素直に思ってしまった話

      フリーランス歴5年目に突入しました。おかげさまで、まぁ何とか食べていけています。 でも、今頂いているお仕事が、いつなくなるかわからないですし、同じ仕事ばかりだと成長につながりません。そういったことから、定期的に新しい仕事を探しています。 先日、とある企業さんライター募集に応募し、面談を行いました。募集では外部委託とありましたが、私が考えていた働き方と先方のそれに少し相違があることがわかりました。 私は部外者として仕事をし、その企業さんの運営には関わらないことを想定してい

      • 聴くことがつらくなる時もあるけど

         インタビューライターの仕事は楽しい時ばかりでなく、時につらい気持ちになることもあります。  医療従事者向けのメディアで執筆することが多く、2024年に入ってからは能登半島地震について聴く機会が増えました。

        ¥109
        • 日本人の傾聴力の可能性

           インタビューの仕事があり、移動のために電車に乗った時のこと。電車のお供である本を忘れてしまい、すっかり手持ち無沙汰になった私は、とりあえず目を瞑って休むことに。しばらくそうしていましたが、ある駅から乗ってきた3人組の会話が私の好奇心をくすぐります。  3人のうちの1人は、標準ドイツ語を話す、ドイツ人と思しき年配の男性。あとの2人は若いアジア人女性で、話すドイツ語のイントネーションから中国出身かと思われます。

          ¥109

        自己肯定感の低さが露呈した出来事

        マガジン

        • 「聴く」は「効く」
          4本
          ¥109

        記事

          質問させてもらえなかった時のこと

           様々な人にインタビューをする中でも1番多い職業が医師でしょうか。お堅い職業にも見えますが、人を相手にする仕事だけあって、お話を聴きやすい人が多いというのが私の印象です。しかし、世の中にはそうではない医師もいる訳で……。

          ¥109

          質問させてもらえなかった時のこと

          ¥109

          やっぱり見た目も大切

           インタビューライターを生業にしています。その名の通りで、取材対象者から話を聴き、それを元に記事を執筆する仕事です。  経済系の媒体の取材で、ある外資系広告業の男性社長に話を伺った時のことです。私は彼を一目見ただけで、少し話を聴くのが難しいタイプかもしれないと思ってしまいました。

          ¥109

          やっぱり見た目も大切

          ¥109

          カメラマンさんにとって、仕事をしやすいライターとは?

          インタビューライターのパートナーとも言える存在、それがカメラマンさんです。 一緒に仕事をしていてわかったのが、腕のある人がいいカメラを使えば、どんな被写体でも上手く撮れるというわけではないということです。 撮れ高に影響を与える大きな要素として、インタビューライターがインタビューを通じて、被写体であるインタビュイーの良さを、どれだけ引き出せるかということが挙げられます。 インタビューライター、責任重大だね! カメラマンさんに「こいつやりづらいわ~」と思われるインタビュー

          カメラマンさんにとって、仕事をしやすいライターとは?

          3年やってみてわかったフリーランスとして食べていける人、向いていない人

          はい、ということで結論から言うと、フリーランスとして食べていくには、ある程度何でもバランスよくできる必要があります。 反対に、1つの分野におけるスキルはピカイチでも、それ以外のことはからっきしダメという人は、独立しても苦戦する可能性が高いと思います。 と、これだけ書いても説得力がないので、その理由をまとめたいと思います。 フリーランスは一人でやるべきことがたくさん!わかりやすく、私の職業であるライターを例にとってみます。 ライターというのは、書くことが仕事です。 実

          3年やってみてわかったフリーランスとして食べていける人、向いていない人

          個人事業主よ、動ける真面目であれ

          2023年6月1日で、フリーランスになって丸3年を迎えました。 まったく畑違いの業界からやって来ましたが、もう会社員に戻れるMPが残っていないので、なんとか踏ん張り、ギリギリの社会人生活を続けています。 ただ、明るい兆しもありましてね。 それは、今までの人生で足枷にしかなっていないと思っていなかった「真面目」という性分が、意外にも武器になっているということです。 真面目という名の足枷会社員時代、3社を渡り歩いたのですが、どこにいても自分の真面目さが、会社員生活継続の足

          個人事業主よ、動ける真面目であれ

          お礼を言うことの大切さ

          健康と美容のために、週に1度はジムに行き、体を鍛えています。 主にマシーンを使ったトレーニングをし、10回を3セット行っています。 そのセット間の休憩中ですよ。 私の前を通り過ぎた男性が、ロッカーの鍵を落としたんですね。 反射的にマシーンを離れてその鍵を拾い、小走りで追いかけ、男性に渡しました。 そしたらその男性、無言で受け取って去っていったんですけど……礼くらい言えやぁぁぁぁぁっ! もちろん「すみません」や会釈もありませんよ!! 「人に何かをするときは見返りを

          お礼を言うことの大切さ

          インタビューライターに向いている人の特徴

          フリーのライターとして生計を立てています。 一口に「ライター」といってもいろいろありまして、得意な媒体やジャンルに特化している人もいます。 Web媒体を中心に活動している人は「Webライター」を名乗ることもあるし、医療系記事を得意とする人(看護師等の資格を持っている人や修士以上が多い気がする)は「メディカルライター」を名乗ることもありますね。 中には「インタビューライター」という人もいます。 インタビューを得意とする人ですね。 最近、インタビューのお仕事が増えてきま

          インタビューライターに向いている人の特徴

          インタービューを通じて気づいた経営者に共通する3つのこと

          先日書きました通り、インタビューのお仕事をしました。 その後も何度かインタビューを行っており、なんなら明日もあるし、来週もあります。 まだ回数は多くないのですが、経営者の方々のお話を伺っていてわかったことがあります。 それは「どの経営者も表現は違えど、言うことは同じ」ということです。 ということで今日は、インタビューを通じてわかった、経営者に共通する3つのことを紹介したいと思います。 ①人や人とのつながりを大切にする 経営者になるくらいの人って頭いいですし、能力も

          インタービューを通じて気づいた経営者に共通する3つのこと

          品川駅の「今日の仕事は楽しみですか」の問題点

          先日、とある飲食チェーン店で朝ごはんを食べました。 レジでの会計後、ふとレシートを見ると、「アンケートにご協力ください」とあり、アンケートに飛ぶQRコードが記載されていました。 企業アンケートに回答することは普段ならあまりないのですが、お会計をしてくれた新人の店員さんが頑張っていたので、なんとなく回答したいという気になったのです。 アンケートに答えると、クーポンもらえるからというのもあるけど(笑) 穏やかな気持ちで回答を始めたのですが、次第に心に雲がかかり始めます。

          品川駅の「今日の仕事は楽しみですか」の問題点

          新しい日常の弊害

          先日、仕事で久々に外出しました。 仕事が終わったのが昼過ぎだったので、まっすぐ家に帰らず、そのまま外でランチをすることに。 お店に入り、店員さんによって席に案内はされたのですが、注文はネットで行うとのこと(紙のメニューもあります) テーブルに貼ってあるQRコードを読み込み、そこからメニューを選ぶと、厨房にオーダーが入るシステムのようです。 店員さんとの接触が少ないのが、コロナ禍による新しい日常っぽい! まぁコロナ禍以前からのシステムかもしれませんが……。 私は前菜

          新しい日常の弊害

          フリーランスのライターが営業に出かけるときは絶対スーツで行ったほうがいいよ!

          相変わらずのタイトルに結論を詰め込むスタイルです。 また新しくお仕事を頂けることになりましてね。 某大手メディアのお仕事で企業の偉い方にインタビューをし、記事にするというお仕事なんですよ。 この仕事をくれた方は、なんで私なんぞに振ってくれたんだい……? 大変光栄ではありますが、私は大きなインタビュー経験はありません。 仕事をくださった方も、おそらくご存じのはず。 それでももらえたということは、私の文章力がギリ及第点というのもあるでしょう。。 でも、それだけじゃな

          フリーランスのライターが営業に出かけるときは絶対スーツで行ったほうがいいよ!

          モンスターハンターライズの「百竜夜行」を世界の言語ではどのように表現している?

          みなさん、狩りを楽しんでいますか? 私はやや忙しく(本当はnoteを書いている場合じゃない)、この10日間くらいはプレイできていません。 そんな忙しい中、仕事そっちのけで書いたのが今回の記事です。 モンスターハンターライズ(以下モンハンライズ)の目玉の一つである「百竜夜行」は「百鬼夜行」をもじった、タワーディフェンス系です。 迫りくるモンスターの群れから砦を防衛する、というゲームが普段の狩りとは別に組み込まれています。 その「百竜夜行」ですが、他の言語ではどのように

          モンスターハンターライズの「百竜夜行」を世界の言語ではどのように表現している?