「趣味=失敗」なわたしが失敗を語ろっか
🌳失敗を防ぐのはやさしさ💕と冷静さ🐧
「ほら、また失敗しちゃうよ」
「失敗するくらいなら、やらなきゃいいのに」
「そんなに失敗して、なんでまたやるの?」
いつも失敗ばかりしている私は、こういう言葉をよくもらう。
近くも遠くも、いろんな人から。しょっちゅう。
きっと「失敗は、しないほうがいい」って価値観があって。
そういう人にとっては、私のやり方や行動は、見てられない。
見ていてつらいのかもしれない。
「これ以上失敗してつらい思いをしないように」
「最初から、うまく行く道を選べるように」
失敗じゃなくて、成功へと導こうとしてくれる、やさしい言葉たち。
❓失敗できることこそ、しあわせでは?
でも、どんなにやさしい言葉をかけられても、
残念ながら、私はもっと、失敗がしたい。
失敗できることこそ、しあわせでは?って捉えてる。
私はきっと、だれよりも失敗をしてきて、むしろ失敗しかしていない。
趣味が失敗と言ってもいい。
そんな私が、改めて、失敗について語ってみよっか、と思えたのは、
「失敗してもいいから、ちょっとやってみっか」って
あなたの肩の力をふっと抜けたらいいな、という気持ち。
私が、こんなに「失敗」をしたがるようになったのはなぜ?エピソードから、失敗を語るnoteを書いてみますね。
🏫3度目どころか「5度目の正直」だってある
大学受験は、同じ大学に4回落ちる、という失敗をした。
🔥
「ゲームのデザイナーになる」小学校からの夢。
「大学は国公立」という父の進路の条件。
小学校のときからゲーム業界就職本を読んで、夢と条件をかなえる進路を必死にリサーチし、筑波大学 芸術専門学群 視覚伝達デザイン専攻に志望を絞った。
高校3年生のとき。
現役では、推薦、前期、後期の試験と3回受けてダメだった。
学科(センター試験)も実技もまったく届かなかった。足りなさ過ぎて、担任の先生には違う大学の教育学部の美術科を勧められた。
現状をきちんと把握したうえで、失敗しない道へと生徒を導くやさしく💕冷静な🐧進路指導だった。
ここで私は「ド田舎の県立高校から、まったく実力が足りない私が筑波に行ったらおもろいやん✨」と逆に燃えた🔥。根拠はないけど、何かが燃えた自分を信じてた。
一浪を決め「学科対策はどこでやろうが変わらないけど、実技は都内の美大レベルの実技対策をしたい」と、ひとりで上京して河合塾美術研究所に1年通い、背水の陣で、鍛えられた。
一浪の2月。全身全霊で挑んだ筑波の前期試験。
学科も実技も、それなりに自信はあった。実技のほかに、面接もあった。
さすがに4回目の面接では教授に高校名と顔を覚えられていた。
「また君か。芸術より体育のほうが向いてるよ」と。
地方ながらもスポーツの受賞歴があり、高校の美術は5段階で「3」だった内申書を持ってきた私への、教授のやさしく💕冷静な🐧アドバイス。
ここで私は「体育に向いてる内申書の私が受かったらおもろい」とがぜん燃えた🔥あの教授の講義を受けてやる、と。
4回目の不合格通知を受け取っても、懲りずに後期も筑波を受けた。
後期の実技試験。
「”跳躍”をテーマに、粘土と厚紙を使った立体物をつくり、それをデッサンする」という課題だった。
焦った。ビジュアルデザイン系の実技対策として、これまで行ったのはデッサンと色彩構成がメインだ。立体なんか対策していない。
苦手というか無理。なんとかつくった代物は、悲惨なくらいぐらぐら。倒れそうだった。むしろ倒れてた。
もう後がない私は
「倒れるなら、倒してしまえ、ホトトギス!!!」
…じゃなくてーーーーー!(パニック)
「倒れる前の状態を想像し、実物よりも"跳躍"感のあるデッサンを画用紙いっぱいに描き上げてしまえ!」と燃えた🔥
そして数日後、5回目にして初めて、合格通知を手にした。
あとになってから、願書ベースで30倍弱の倍率を潜り抜けたと知って震えた。
これが世にも奇妙な、3度目どころか「5度目の正直」だってあるという体験。しかしまったく再現性はない。
🏢OBになんといわれても内定することもある
就活ではOB訪問でポートフォリオNGをくらった、という失敗をした。
🔥🔥
2004年当時でも、デザイナー就活はポートフォリオが命だった。
ポートフォリオは一次面接といっても過言ではない。
OB訪問でも、必ずポートフォリオを持ってった。そのとき会ったOBは10とか15とか年上の大先輩で、当時すでに数十人のチームのマネージャだった。
A3の無駄にでかいポートフォリオに成果物を詰め込んで、つくば市から、京急の赤い電車に乗ってオフィスまで手で持って行った。
ポートフォリオを見たOBから、はっきりと
「君の実力では、うちの会社にデザイナーとして入社するのは無理だよ」
「やりたいことを絞って、それにフォーカスした作品をもっと作って方向性の軸を定めたほうがいい」
と言われた。
おそらく何年も何年も、そのゲーム会社で学生のポートフォリオを選考してきたデザイナーからのやさしく💕冷静な🐧アドバイス。
ここで私はあろうことか「OBが無理って言ってんのに受かったらおもろい」と燃えた🔥燃えてしまった。今考えると不思議。
そして、NGくらったそのままのポートフォリオでその会社のデザイナー選考を受け、なんやかんやで、内定をいただいて、入社した。
そのOBにとってはNGでも、別の部署のマネージャにとっては「OK」なポートフォリオだったらしいと後で聞いた。
ここではOBになんといわれても内定することもあるという体験をした。
(デザイナーのみなさんごめんなさい、就活も転職も、ポートフォリオはちゃんと手直ししてブラッシュアップしていこうね)
🏃一に行動、二に行動、三四がなくて五に行動
まぁ、その内定後も、入社式に妊娠6か月だったり、結婚約10年でバツイチになったり、働きすぎて体調崩して休職したりと、いろんな失敗をしてきた。
先日、元上長から
「ふわさんは一に行動、二に行動で、行動あるのみって感じだよねー!」
との言葉をいただいた。すごくありがたかった。
そっか、誰より失敗している私は、行動が多いといえるのか。
行動が多いから、失敗が多く感じるのかな、と。
現職では、採用広報になる前も、マーケティング、UXデザインチームと、「自分のやりたいこと」を職種や事業部を超えて、させていただいた。
正直「どの職種も大成功といえる実績はない」という意味では全て失敗だった。ただ、失敗を恐れずに自己実現の実験ができた。
もうすぐ転職を控えた今では、私にとって思う存分失敗できた現職の環境は、本当にしあわせだったと思う。
📚失敗をひも解いてみる
いったん立ち戻って、そもそも、「失敗」ってなんだっけ?って考えてみようかな。
失敗とは?コトバンクでざっと調べる。
物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。しくじること。
…うん、ふつうだった。これが失敗。うん。そうだね。
でも、コトバンクの「失敗」のページには、
2013年10月に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。」キャンペーンでの「失敗」への投稿から選ばれた優秀作品。
…が掲載されている。
この作品たちを読むと、「失敗」の意味はひとそれぞれってわかる。
たとえばこんな意味たち。
「失敗」とは?
◆成功するために避けては通れない経験。人を賢く、優しく、強く、そして前進させる。
ケビンケイさん
…「賢く、優しく、強く、そして前進」っていい。よき。
◆人間なら誰でも冒すこと。それが早ければ早いほど、その後の人生に役立つので、若いうちにできるだけ多くこれを経験した方がいい。これを恐れてはならない。
タイガーさん
…「早ければ早いほど、その後の人生に役立つ」と指摘。
◆どれだけ許容できるかで、人の懐の広さを知れるもの。
Taroさん
くぅぅ。たしかに許容できるかで懐の広さのものさしになり得るかも。
💊「失敗」の心のサプリ
失敗LOVEな私だって、なんだかんだで失敗したら落ち込むこともある。
こう見えて、実はチキンなので、けっこうへこむ。ちょうへこむ。
そんなときに私を支えてくれるのは、素敵な挑戦をし続ける人たちの、「失敗」にまつわる素敵な言葉たち。
私はよく失敗するぶん、こういうサプリはため込んでいる。
挑戦をし続ける人たちにとって「失敗」とは?
私が救われてる言葉たちはどこにあるか?
一部、ご紹介してみます。
🍎けんすうさん
ひたむきに仕事をして、健全な失敗をたくさんして、とにかく早く失敗から
のリカバリー方法を学んでいって、ガンガンと挑戦できるようになると幸せ
🍎キンコン西野さん
「世の中に失敗など存在しない」
失敗した瞬間に辞めてしまうから失敗が存在するわけで、
失敗を受け入れて、
過去をアップデートし、
試行錯誤を繰り返して、
成功に辿りついた時、
あの日の失敗が必要であったことを僕らは知ります。
つまり、理論上、この世界に失敗なんて存在しないわけです。
このことを受けて、僕から皆さんに贈りたい言葉は一つだけです。
挑戦してください。
小さな挑戦から、世界中に鼻で笑われてしまうような挑戦まで。
皆さんにはたくさんの時間があるので、たくさん挑戦してください
🍎武井 壮さん
挑戦するのは怖い…なんもしねえ方がよっぽど怖え
誰でも失敗するんだよな。
🍎加来幸樹さん
追うべきKPIはやっぱり『失敗』の数だ。
『天職』をはじめから選択できる学生はいない。
🍎三浦崇宏 さん
笑われること、転ぶこと、負けること、間違えること。ぜんぶ、自分のネタ・武器・財産に変わっていくよなぁ。
インターネットはすべての結果を過程に変えたんだ。
🍎福本真士さん
キミたちの失敗くらい全部俺がケツ拭いてやる!失敗するしてのやって良かったと思えるくらいのインパクトを狙って、思いっきり暴れてみろ!
🔥思い切り失敗しようじゃないか
つらつらと、大好きな人たちの大好きな言葉を挙げてみました。
このnoteの冒頭で伝えた、
失敗できることこそ、しあわせなのでは?
って、私の意味不明な言葉が、もしかしたら、
「あれ?ちょっと、、そうかも?」
って3mmくらい、思っていただけたでしょうか?
もしそうならばんざーい🙌✨
書いてよかった。ありがとうございます。
令和の時代は、みんなの失敗でつくりあげられると信じてます。
さぁ、あなたは、どんな、失敗をしますか?
少しだけ、今までやってなかったことをしてみませんか?
失敗してもいいから。
むしろ、思い切り、失敗を、しようじゃないか。
🔥🔥🔥
このnoteは、#令和GWにnote10本チャレンジ の企画に参加しています。
まさよふ3本目です。ここから本気出す!
このチャレンジに参加している、勇気ある仲間たちのnoteは、下記のマガジンからご覧ください。
ここまで、お読みくださって、ありがとうございます。
あなたのスキ、シェア、フォローが私のチカラになるっ🎶
おしまいまで、読んでくださってありがとうございます✨ あなたの明日が、ちょっとステキになりますように。