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#ビジネス

成功は運か努力か才能か?についての考察

「人生は運ゲーに過ぎないのか?」「運ゲーだとしたら攻略法はあるのか?」というテーマをここ数年ずっと考えていて、自分なりに納得できたので備忘録として書き残しておこうと思う。 今の時代に「努力は報われる」といった話を素直に信じることはできないのは明白だが、分不相応な夢は描かないほうが良いという雰囲気もある。 そこで、昔から続く「成功は運か努力か才能か?」という疑問に対する考えをまとめてみることにした。 才能ではなく運が支配する世界2022年のイグノーベル経済学賞に非常に面白

リーダーのいちばん大切な仕事は「機嫌よくいること」だと思う

ぼくはマネジメントが苦手です。 マネジメントというか、人を叱るのが苦手なのです。 ぼくは名古屋にある、社員100人ほどのデザインファームを経営しています。先代の後を継いで、4年前に社長になりました。 社長……なのですが、ぼくはいつもみんなから怒られています。「茂森さん、しっかりしてくださいよ」と。先代の社長からは「おまえはもっと部下をちゃんと怒らないとダメだ」といって怒られていました。 でも、人に対して強く言えない性格はもう生まれつきのもので、どうしても変えられなかっ

最大公約数を獲得するマーケティングの終わりの始まり

この記事は、フィードフォースグループAdvent Calender2021の25日目です。 昨日は、弊社のクリエイティブチームの鬼才、西尾さんの「『推しは心のストロングゼロ』 崖っぷちに立たされがちなオタク新卒が生き残るためにやったこと」でした。迸るボキャブラリーの幅に感動すら覚えました。。。わが社の新卒のポテンシャル、恐るべし。。。 最終日25日目ということで若干プレッシャーがないと言ったらうそになりますが、最終日だからなんなのだ?という心持で自由に書きたいことだけど書

マーケティングを教えてほしいと言われてつくった資料を解説してみた。

どうも、桜井です。 とある場所でクローズドの講義することになり、そのためにビギナー向けのマーケティング講習資料をつくりました。ツイートでお知らせしたところ、何名からか参照したいとのお申し出をいただきましたので公開させていただこうかと思います。 ※本資料には著作権のある情報の流用があるため、出典元を明記しているため、再流用する場合はお取り扱いに十分ご注意ください! 本資料の目的はなにか本資料は学生向け(主に大学生)に「マーケティングを教えてほしい」という依頼から始まりまし

ブランド価値を高めるSDGs時代のマーケティング|経営とマーケティングを結ぶ設計図

最近P&G APACフォーカスマーケット ヘアケアCMO・シニアディレクターを退職した、大倉佳晃です。本記事で、SDGs時代に企業・ブランド価値を高めるマーケティングの考え方について、私の13年のP&Gキャリアでの多くの成功と失敗から培った経験をベースに語りたいと思います。 本当は、キャリアの一区切りの備忘録として書籍を書き上げるつもりだったのですが、出版となると時間もかかってしまうため、あえて今の時代に合わせてnoteで一冊の本のようにまとめて公開することにしました。その

デジタル化して終わり? DX推進の先にある終着点は何か【第8回 池田紀行のマーケ飯】

代表の池田(@ikedanoriyuki)が、さまざまなフィールドの第一線で活躍されている方とご飯を食べながらカジュアルに議論する企画「マーケ飯」。 第8回のゲストは、ビッグデータ・IoT・AIについて豊富な知識を持ち、大手企業を中心にコンサルティングをされている鈴木良介さん。 「近視眼的なDXにとらわれるな!」というテーマで、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)によって多くの業界に変化が起きようとしているいま、デジタルの力は商品や企業のあり方をどのように変える

100回を超える講演のアンケート結果から解った、プレゼンテーションの「すべし」と「すべからず」

プレゼンテーションが苦手でした。それは自分もだ、という方が多いと思いますが、恐らくそんな多くの方より私の方が深刻でした。なにせ、自分ではうまく出来ていると思っていたのです。しかし結果が伴わない。提案が通らなかったり、アンケートを取ると結果が散々だったりする。どうしてなんだろう。昔から話すことは得意なはずなのに。聞く人が悪いのかな。といった、我ながら最悪の状態でした。ジャイアンの歌ではないですが、自覚がない下手くそが最もたちが悪い。 そんなある日、上司がチームのためにプレゼン

事業を成長させるブランディングの本質 “こだわるべき”ものは何か?【第5回 池田紀行のマーケ飯】

代表の池田(@ikedanoriyuki)が、さまざまなフィールドの第一線で活躍されている方とご飯を食べながらカジュアルに議論する企画「マーケ飯」。 第5回のゲストは、「日本の工芸を元気にする!」というビジョンを掲げ製造小売からコンサルティングまで幅広く事業を展開する中川政七商店で、取締役CDOを務める緒方恵(@notmegumi)さん。 中川政七商店は1716年の創業から300年以上の歴史を持つ奈良の老舗。手績み手織り(※1)という製法による麻織物の卸問屋として創業した

【徹底解説!!】事業戦略から考えるマーケティング戦略 ~各広告媒体の特徴と選定方法について~

こんにちは。事業会社のマーケター1人と広告代理店のプランナー2人で活動している「Webマーケター1年目の教科書」です。 今回は、Webマーケティングを学ぶ上で非常に重要な、上流の事業戦略から考えた時のマーケティングの全体戦略と広告媒体選定について解説したいと思います。 ❶そもそも、なぜ今Webマーケティングなのか まず、なぜ近年WEBマーケティングがここまで注目されてきているかについて簡単に触れたいと思います。   電通から発表された「2019 日本の広告費」によると、イ

お金2.0図解

どうも、きょんです。 今回はリクエストをいただいたので『お金2.0』を図解してみました!サピエンス全史よりスライド多くなってしまったのですが(笑)、参考がてらご覧いただければと思います。 非常に内容が濃く、「お金」や「経済」の見方や捉え方が大きく変わり、衝撃を受けました。この内容は、未来の教養として、普遍性を帯びている素晴らしいものだと思います。一度読んだだけではその中身の本質に辿り着くのは難しかったです。何度も読み返し、まとめました。 では、早速図解をお楽しみください

「いい人」であろうとして潰れてしまう人々

 「いい人」でいることは、コスパがいいんですよ。昔、ある女性から聞いた言葉だ。なぜならそれは、自分を、この世界から守る手段でもあるから。  いい人に徹していれば、人とケンカすることも少ない。いきなり叱られたり、面倒なことに巻き込まれる可能性も低い。ただでさえ面倒なことが多いこの世の中、「いい人」でいることは、安定した、幸せに生きるための手段なんです、そういう風に説明してくれた。  しかしそれからしばらく経った後、その女性は、体調悪化のために勤めていた会社を退職してしまった

ゼロからはじめるコロナ禍での消費者理解とマーケティング仮説思考|超入門

▎自己紹介マクロミルでマーケティング・リサーチャーをしている出下浩司(イデシタコウジ)と申します。 事業会社から広告代理店・プラットフォーマーなどのマーケティング施策・戦略立案、広告効果測定などを、サーベイ(リサーチ)とデジタル・購買データなどあらゆるデータをもとに意思決定をサポートするパートナーとして仕事をしていると同時にデジタル中心にプロダクト開発の両輪で仕事をしています。 ▎今回お話するコンテンツコロナ終息が見えない中、企業は新たに生まれている消費行動の変化や、背景

情報のインプットに大事なのは「頭の中に木を植える」こと

なくてもいいけど、あると人生が豊かになる雑貨のような知識を集めた「知識の雑貨店」というマガジンをはじめてみました。その第一号の記事として、知識のインプットについて書いてみます。 あの人忙しいのにどうやって情報インプットしてるの?そういう人がいませんか?むしろ成功していて忙しい人ほど、知識が豊富で、新しい情報へのキャッチアップも早かったりします。そういう人は、一体どうやって情報をインプットしているのでしょうか。 このことを考え始めたのは、3日間連続で同じ質問を受けたからです

20歳で起業した僕が、うつ病とチーム崩壊を経験した話。

先日、個別育成ツール「Aruga(アルガ)」を公式リリースしました、Aruga代表の木村です。 19歳でトレーニング共有サイト「シェアトレ 」を思いつき、筑波大学在学中に起業。昨年社名を「Aruga(アルガ)」に変更。現在は24歳です。 サッカーしかしてこなかった学生が、ビジネスの世界に足を踏み入れてからの5年間、本当にたくさんのことがありました。 一番辛かった出来事は、自分がうつ病になりチームが崩壊したことです。正直、地獄のような日々を経験しました。 会社を立ち上げて