きむら ゆうすけ

20歳で起業→躁鬱発症→サラリーマンの27歳。 「創作を楽しむこと。発表し続けること」…

きむら ゆうすけ

20歳で起業→躁鬱発症→サラリーマンの27歳。 「創作を楽しむこと。発表し続けること」がモットー㊗️ フォローするとちょっと前向きになれます✊

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  • きむらのオススメnote集

    僕のnoteで最初に読んでほしい記事たちを厳選しました。 トプ画は鬱の時の写真です。

  • 生きづらさを抱える人へ

    うつ病や愛着障害についてのnoteを集めました

  • コーチング記事まとめ

    コーチングに関しての記事をまとめてみました。

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20歳で起業した僕が、うつ病とチーム崩壊を経験した話。

先日、個別育成ツール「Aruga(アルガ)」を公式リリースしました、Aruga代表の木村です。 19歳でトレーニング共有サイト「シェアトレ 」を思いつき、筑波大学在学中に起業。昨年社名を「Aruga(アルガ)」に変更。現在は24歳です。 サッカーしかしてこなかった学生が、ビジネスの世界に足を踏み入れてからの5年間、本当にたくさんのことがありました。 一番辛かった出来事は、自分がうつ病になりチームが崩壊したことです。正直、地獄のような日々を経験しました。 会社を立ち上げて

    • 「先生、もう楽しいよ?」

      「勉強はきらい?」 「うん、大嫌い!」 中1の頃。 Mは初めてのレッスンでそう言った。 「まじで授業、何言ってるかわかんねぇもん」 鉛筆を鼻と口で挟みながら椅子にもたれかかる。 渡されたテストの結果は500点中100点代。 「先生、、どうにかなりますかね?」 お母さんの不安な声。 「なんとか、やってみましょう、、!」 こうして始まった家庭教師。 始めた3ヶ月は。 宿題をやってこなかったり。 参考書を学校に置いてきたり。 大変なことばかり。 暗闇の中

      • 言葉を残す。世界を創る。

        最近、転職をした。 人材系から教育系に。 その会社は、社員全員が日報を残す文化があった。 全員で子どもとの触れ合った経験を言葉に残す。 そして気づき、学びを共有する。 素敵だなと思った。 「最近note書いてないな」 ふと思った。 僕は今、毎日幼稚園から小学6年生までの子どもと触れ合い、勉強を教え、サッカーを教えている。 矢のように過ぎゆく生活の中で、自分の感じたこと、学びを言葉にしておきたい。 改めてそう思った。 だから僕は、言葉を残す。 その言葉は

        • 人からの評価を手放す時

          少年は苦しんでいた。 他人の評価を気にしているからだ。 そこに賢者が現れた。 「ちょいとそこの君」 急に老人から話しかけられ少年は驚いた。 「ぼ、僕ですか?」 「そうそう」 「なんでしょうか?」 「自分の影を気にしたことがあるかい?」 「え?」 「自分の影の形を気にしたことがあるかい?と聞いておる」 足元から伸びる少年の影を指さした。 「あ、いえ。ないですけど」 「そうか、それならよかった」 老人は立ち去ろうとした。 「ちょっと、すいません。どう

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          幸せのカギ

          昔々、胸に鍵穴のある人たちがいた。 「その中にあなたの幸せが眠っているよ」 小さい頃から、そう教わった。 彼らはこぞって自分に合う鍵を探した。 しかし、誰も胸の扉を開けるものは現れなかった。 それを見兼ねた神様。 ある日道に「幸せのカギ」を落とした。 そこを通りかった男。 拾った男は歓喜した。 「やっと自分の幸せが見つかった!」 早速、自分の胸に差し込むが、扉は開かない。 何度やっても。 カチャカチャと鍵は動かない。 「くそ!幸せのカギなんて嘘じゃないか」

          困っている子に話しかけたら。

          僕は散歩を終え、家に帰っていた。 すると、交差点でオロオロと財布を片手に困っている少年がいた。 「どうしたの?大丈夫?」 と声をかけると、 「お母さんにプレゼントを買いたいんだけど、近くのお花屋さんがやってなくて。。」 「あら、そうだったの。それは困ったね」 「近くでプレゼント買えそうなところ知りませんか?」 近くはコンビニしかない。 車を出せばショッピングモールまでいける。 しかし、初対面の子を乗せるわけにもいかず、どうしようか迷っていた。 すると「僕のお家近くなの

          困っている子に話しかけたら。

          2023年の振り返り

          1月。スケートのバイトを始める 会社を譲り、仕事もなかった僕はバイトを始めた。 アイススケートの監視、受付のバイト。 Youtubeのライブ配信をしていたら、たまたま同じ大学の子が紹介してくれて、即日採用された。 子連れの親子が多く来ることもあり、子供好きな僕にはぴったりだった。 監視が仕事なのに、子供達にどんどん声をかけ 「足を下に置く感じでやるといいよ」 とコーチングを始める僕。 どんどん上達する子供たち。 最終的には、 「先生、次はいつシフト入るんですか?」

          2023年の振り返り

          書くことのハードルが高い時は。

          書くってむずい。 何を書けばいいのか、わからない。 書いていても、つまらない。 パソコンの前で、苦しんで挫折。 何回もあった。 そんな僕が今年、200日連続更新を達成。 少し意識を変えるだけで、書けるようになった。 今回はそのコツを紹介する。 1.まずは思考を空にする最初にやることは、パソコンに向かうことではない。 ノートとペンを手に取って、頭の中に浮かぶ言葉を書き殴る。 「あー、眠い」 「今日は何食べようかな」 「今日のやることリストは。。」 のように。何でも

          書くことのハードルが高い時は。

          夢が叶った時、していた3つのこと。

          「ゆうすけさんってほんと、有言実行するよね」 最近そう言われた。 確かに自分は、夢を叶えることが得意だと思う。 それは高校時代に、願望実現の本を読み漁り、それを実践してきたからだと思う。 今回は今までの経験を振り返って、 自分が意識していることを3つご紹介したいと思う。 1.夢が叶った状態のイメージ写真を毎晩眺める例えば、「社長になる」という夢があった。 そのためにまず僕がしたことは、写真を撮ることだった。 友達とニトリへ向かい、社長が座っていそうな椅子を選び、 社

          夢が叶った時、していた3つのこと。

          2ヶ月で英語の点数が5倍になった話。

          10月末、家庭教師を始めた。 対象は中学1年生、男子3人。 皆、少年サッカー時代の教え子だ。 5教科500点中100~200点代の子達だった。 今回は彼らの成績をどうやって上げたのか、工夫したことを書いていく。 生徒との雑談を大切にするまず最初にやったことは、徹底的におしゃべりすることだ。 子供達は僕に勉強を強制的にやらされると怯えていた。 「嫌いな勉強を強制するお兄さん」 から 「なんでも相談できるお兄さん」 にならなければならない。 具体的に、 「最近サッ

          2ヶ月で英語の点数が5倍になった話。

          副業先生としての働き方。

          少年サッカーの教え子に家庭教師を始めた。 生徒は3人。全員、中1。 これが楽しくて楽しくて。 仕事終わりに車を走らせて、家に向かう。 子供と一緒に学ばせてもらう時間。 「そう!」 「惜しい!!」 「なんでそう思ったの?」 「やるじゃーん」 あっという間に過ぎる90分。 「きむち、勉強ってできるようになると意外と楽しいね!」 そう言われて嬉しかった。 「また来週ね〜」 帰りの車。 眠い目を擦る。 自然と充実感が込み上げる。 社会人、ときどき先生。 「最高のバ

          副業先生としての働き方。

          やってごらん

          いつからだろう。 挑戦をやめたのは。 いつからだろう。 変わらない日々に飽きたのは。 小さな頃は何でもかんでも。 「やってみたい!」 すると声がする。 「後ろで見ていてあげるから。 やってごらん」 その言葉で前を向けた。 大人になるということは、 一人で前を向けることなのだろうか。 「やってみて、失敗しても良いじゃない。 やってみたい、その気持ちが大切よ」 母の言葉を思い出す。 今は見守ってくれる人はいないけれど、 自分が自分に言ってやるんだ。

          父親の背中

          愛知のおばあちゃんちに帰省した。 帰り道、 「バス停まで送って行くよ」 と父親が言った。 シュボッ。 タバコに火をつける。 「じいちゃん、ばあちゃん、喜んでたよ。ありがとうな」 「うん、もう少し話したかったけどな」 「いやいや、十分だよ」 フーッと、煙を道路側に吐き出す。 昔は、なんで父親がタバコを吸うのかわからなかった。 だらしないお腹。 グータラする土日。 父親のことは好きだったが、尊敬はできなかった。 小さい頃、僕は聞いた。 「何でタバコやめてく

          今を満たせば。

          ぽつぽつと、今日も歩く。 目指すゴールはないけれど。 あなたと散歩ができる。 これが僕の幸せ。 通りすがりの誰かが言った。 「目標を持たなきゃ」と。 「人生の意味が知りたい」と。 不思議に思う。 人はなぜ、「幸せ」を未来に置くのだろう。 僕は犬だけど。 「幸せ」を知ってるよ。 雨風をしのげる家がある。 お腹が空いたらご飯が食べれる。 あなたと散歩ができる。 「お前はなにも考えてなくていいな」 撫でながらあなたは言うけれど。 違うよ。 考えてないんじゃなく

          今を満たせば。

          夢を諦めるネコ part1

          「私、終わったな」 きなこは、呟いた。 適応障害の診断書を握りしめ、 ベンチで空を見上げる。 新卒1年目。 たった4ヶ月で死にたくなった。 「自分はいらない人間なんだ」 「どうして周りと同じようにできないんだ」 頭の中が、自分への悪口で埋まる。 「人間、向いてないんだな」 もう、全てがどうでも良くなった。 プシュッ。カチッ。 左手にビール。右手にタバコ。 「はは、この世の終わり」 「にゃー」 後ろから声がした。 振り向くと、灰色の猫がいた。 野良猫のわりに毛並み

          夢を諦めるネコ part1

          不思議な喫茶店

          カランカランッ。 「いらっしゃい」 ここは不思議な喫茶店。 「お飲み物はこちらが決めてお出しします」 そう、メニューを決められないのだ。 やってきたのは、黒髭で丸帽子を被った男性。 「たまたま仕事の合間に通りかかってねえ」 「そちらの席へどうぞ」 店員のお爺さんからおしぼりを受け取り、顔をゴシゴシ拭いた。 出てきたのはコーヒー2つ。 「あの、わしは1人だが?」 「…ええんです」 お爺さんは微笑んだ。 「変わった店だ」 カランカランっ。 次にやって

          不思議な喫茶店