心臓ドキドキ…狭心症!?
先月末ぐらいから、心臓がドキドキすることが度々ありました。
私は34才の時に急性心筋梗塞を起こしたことがあるので、心臓のドキドキは「ひょっとして、また心筋梗塞か!?」と、ま・さ・に心臓によろしくない感じでヒヤヒヤします。
これまでも、たまーにドキドキが起こることはあったのですが、今回はなかなか治らず。
しかも夜中にドキドキが始まって眠れなくなったりと「いつもとはちょっと違うかも」という感じです。
なんだろう、このドキドキ。
ただの老化なのか、悪い方向で心臓がやばいのか。
ドキドキって動悸ですよね。
とりあえず小さい頃から「動悸・息切れ・目眩に救心」とすり込まれているので、救心を飲んでみることにしてみました。
救心と言えばお年寄りの薬、というイメージでしたが、自分がお世話になる日が来るとは…。感慨深いですね。
お店で救心を探してみると、
「おーーい! 救心!
キミ、高っかいなーーー!」
自分に効果があるかどうかわからないので、まずは一番小さいやつを買ってきたのですが、家で開けてみると、今度は、
「おーーい! 救心!
キミ、小っさいなーーー!」
救心ってこんなに小さかったんだー。
知らなかったー。
会う人、会う人、全員に教えたくなる、最近の大きな驚き😆
(聞かされる方はどーでもいいと思いますけど)
さて。
救心を飲んでみましたが、ドキドキが収まることもあり、収まらないこともあり。…うーん、これはどう判断するべきなのか。
と、思っていたある日。
なかなかドキドキが収まらないのです。
ネットで調べてみた感じでは、狭心症の症状に近いのかなーと思いつつ、しかも狭心症を放置してると心筋梗塞になっちゃうかもよ、みたいな記事もあり、うわー、怖い怖い。
これは本格的に心臓がヤバいことになってるのかもしれないと不安になり、思い切って病院で診てもらうことにしました。
病院では問診の後、血圧や心電図、レントゲンを撮ってもらったりしつつ診察を待ちます。
ちょっと余談なんですけど。
問診票に「体重」記入欄がありまして、最近ちょっと太ってきてるので2〜3キロ、サバ読んで書こうかなーと一瞬思ったんですが(微妙な乙女心…)
「いやいや、もう50も過ぎてるんだし、今さら体重サバ読んでどーすんだよ! 誰得なんだよ!」
と、冷静になって正直に書いたんです。
すると、その直後、
「では、こちらで体重を計って下さい」
と、言われて「さっき書いたのに計るんかーい!」ってなりました😅
申請通りの体重だったからよかったものの、サバ読んでたら大恥かくところでしたよー💦 危ない、危ない。
正直に書いた自分を褒めてあげたい。
さて、診察の順番が回ってきたので、最近の症状を説明して、過去に心筋梗塞になったことがある話もしたんですが、先生が、
「ほんとに心筋梗塞だったの?」
って、言うんです。
「え? はい…どうしてですか??」
「あのねー、まあ、今回、色々検査してみたんですけど、何も問題ないんですよ。極めて健康。しかもですね、過去に心筋梗塞を起こしたことがある人っていうのは、心電図に特徴が現れるんですけどね…」
「…は、はい」
「あなたの心電図…心筋梗塞を起こした形跡がないんですよ」
「え? そんなバカな」
「形跡がないんですよ。ほんとに心筋梗塞でした? 狭心症とかの間違いじゃない??」
「いや…そ、そんなハズは…」
今回、私としては、
「絶対どこか悪いに違いない! なんかしら数値に異常が出るはずだ!」
と思い、意を決して病院に来たのに「悪いところは何もない」と言われ(有難いことですけど)挙げ句のはてに「心筋梗塞したって言ってるけどホントに??」「証拠は?」とヒジョーに疑心暗鬼な感じで言われ、ヒジョーに不本意😅
信じてもらえなくて悔しいので、次回はちゃんと(?)心筋梗塞と診断された当時の書類、これを持って行こうと思います。
で、ここにも書かれているんですけど、血管が詰まったところに別の血管が伸びてきてヘルプに入っているようだという話↓。
この話も先生にしてみたんですけど、
「そんな話、聞いたことないなー」
と、いいつつ、でも、そのミラクルな血管が頑張ってくれたおかげで、普通だったら心電図に現れる心筋梗塞の形跡、この形跡がなくなるほどに心臓が復活したってことかもしれませんね、とのことでした。
そうなのかー。
すごいなー。私の体。
あらためて自分の体、一つ一つの細胞に感謝の気持ちがブワーっと湧き上がってきたのでした。ありがとう💕
そして、
「じゃあ、とりあえず血液検査もしておきましょうね」
と言うことで、現在、結果待ちなんですけど、
「もし何か問題があればすぐに連絡します」
と、言われて連絡来てないので、多分、血液検査の結果も特に問題ないんでしょう😅
なんか、ほんとに。
「ここが悪いですよ」って明らかにしたかったのに「悪いとこありません」って、とっても有難いんだけど、なんかちょっと不満…。変ですよね。
診察では、
「ところで、まさりさんは最後に健康診断を受けられたのはいつですか?」
と、聞かれ、そうだなー、いつだろうなー? かれこれ20年以上受けてない気がするなー(とにかく注射が嫌いなので)と思いつつ、これは正直に言ったら怒られそうなので、
「えーと、10年ぐらいですかねー」
と、ここでは体重の時と違って10年ほどサバ読んでみたんですが、先生は明らかに「え”、中年のくせにそんなに健康診断受けてないとは…」と、呆れた顔をしてましたよね😅
ごめんなさい。
ほんとは20年以上です…。
そんな感じなので、普段の血圧がどーのこーの言われても、そもそも自分がどれぐらいの血圧なのかも知らないし、正常値がどれぐらいかも知らないんですよね💦
血圧高いってどれぐらい?
200ぐらいか?
みたいな、全く常識が欠如してる状態なのです。
(*正解は、高血圧となるのは上が140以上みたいです😅)
なので、先生からは、
「とりあえず、毎日血圧を計るようにしてみてください。
血圧計は手首じゃなくて上腕で計るヤツ買ってね」
と、言われたので、早速買ってみましたよー。
血圧計❗
今までは、血圧を気にするなんて老人っぽーいと思っていたんですけど(ゴメンナサイ)いざ買って計り始めると、結構、楽しいもんですね💕
我が家は父も母も高血圧だったので、私も高血圧なのかなーと日々計ってますが、今のところ極めて普通値です。
そんなわけで、今回は特に問題なさそうでしたが、半世紀も生きていれば今後、あちこち体にガタも出てくるでしょう。
最近では「まだまだ若いのになー」という有名人の訃報も続きますし、自分だっていつ何が起きるやら。
以前、マッサージを受けている時に、
「悪いところないのに注射されるのヤダ。健康診断受けたくない」
っていう話をしたら、
「悪いところを見つけるっていうより、今年も健康だった、っていう合格証明をもらう気持ちで健康診断を受けてもいいんじゃないですか?」
と、言われ、ふむふむ、なるほどなー…いや、そうは言っても注射が嫌い(子どもか)と思ってたんですが、今回のことで、ちょっと気持ちが変わってきました。
今までイヤだった健康診断も受けるようにしよっかな、と思うように。
(超・レベルの低い意識改革ですけども💦)
着々と老化していく体に対して、若い頃のように「私、元気だもん。大丈夫だもん」と気合いで乗り切るだけじゃなくて、客観的な数値も見ながら確認していくのも大事かなーって。
せっかく私の細胞たちはせっせと頑張ってくれているんだから、そこに甘え続けるだけじゃなく、私自身もなるべく体のコンディションを保つ努力をしないとねー。
で、結局。
受診後、心臓のドキドキはパタッと収まっちゃったんですよねー。
一体なんだったんだ、っていうぐらい😅
私的には、
「もう若くないんだから、これからは自分でも体の変化に目を向けてくれよー」
という体からのメッセージだったような気がします。
いいキッカケになりました。
ほんと、若い頃は全然分からなかったけど、年取ってくると、何をするにも体が資本! 健康と体力が大事なんですよね🌟
いやー、今夏の北海道旅行のキツかったこと、キツかったこと(気持ちはとっても楽しかったけど体力的に💦)
体のメンテナンス大事❗ 超大事❗
アラフィフからのメッセージです😊