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文学フリマ東京37。

文学フリマが終わって、日常。あまり余韻に浸っている暇がないほど、日常が一気に押し寄せてきていて、あぁやっぱり11月だもんなと思う。
もう今年も終わろうというのだから、せわしない。
でも書きとめておきたいことがあるので、ぼちぼちと。
今回、いしまるさんと一緒に作った(作ってもらった)『夕陽のかたち』。
詩と短歌の本。デザインもレイアウトも何もかも全部いしまるさんがやってくれて、当日の準備物も全部段取りしてくれて、わたしはただ会場に行くだけという身軽さだった。
今回は品川で降りたので、浜松町でいしまるさんと合流することに。モノレールのホームはけっこうな人だかりだった。自分がどこから入ったのか全くわからず、〈ごめん、わからない〉とメッセージしたにも関わらず、いしまるさんは10秒で見つけてくれた。

詳しくはいしまるさんが書いてくれてるので、わたしは書くこともないかもしれないなぁと思いながら、当日を振り返ることにする。
オープンしてからは時間が経つのがあっという間で、夕方になっても人が全然途切れなかったので余計にそう感じたのかもしれないなぁと思う。前回、終わり際はけっこう静かだった気もするし、やっぱり同じ東京でも一回ずつ雰囲気は違うんだなぁと感じた。
手に取って購入してくださった方、Xやnoteを見てくださった方、小説を読んできてくださった方もいて本当にありがたい。これだけたくさんのブースがある中で、自分たちの言葉に出会ってくださるというのは奇跡のようなものだといつも思う。
他のブースの展示や本の装丁などを見るのも勉強になるし、来場者の服装とか見ているのも本当に好き。
わたしは書いてもいるけど読者でもあるので、手に取る喜びもページをめくる手の感覚も好きでいたいなと思った。(電子書籍も同じだと思う)

今回は体力に自信がなかったので、あまりたくさんは回れなかったけど、作田優さんの日記本と南端さんの日記本などを購入した。
同じ日記でもテイストが全然違う。自分でも作れたらいいなと思っているので楽しみに読もうと思う。

帰りに羽田空港でいしまるさんと小説についてうだうだと話す。
難しいなぁとか書かなきゃなぁとか言いながら、書いていこうとしている自分が確かにいることに少しほっとする。
新幹線でうとうとしながら、書かなきゃなと考えていた。
評価もされたいけど、書きたいと思う衝動がいまは足りないなぁと思う。

そういえば、いしまるさんが作ってくれたネームホルダーがかわいかった。自分の名前をつけていると見つけてもらえるし、購入に行った時も見てくださっているのがわかってすごくよかった。万城目さんにも「カルトンってなんですか」って聞いてもらえたので。「詩と短歌のブースです」って答えになってないやんと猛反省。でもいい思い出だなぁ。
次はいつ出店できるかわからないけど、作りたいものはあるので、少しずつ形にしていこうと思う。


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