お題で短編「楽しそうに笑うあの人」

　高校二年の夏休みの前日、僕は東さんに告白をした 　終業式の後に呼び出して、蒸し暑さと緊張で汗だくになりながら、体育館の脇の渡り廊下で思いを告げた 　「じ、実は、一年の頃から君が好きで、えっと、ずっと見てました！いきなり、こんなことを言われてもって思おうかもしれないけど、あの、えっと、ぼ、僕と付き合ってもらえませんか？」 　全然、スムーズに言えなかったと思う 　つっかえたり、上ずったり、それはもう無様な告白を静かに聞いた後、東さんは頬を赤らめて、小さくよろしくお願いしますと頷

夕焼けと黒髪

教室の窓辺で、ボーッと夕日を眺めていた 真っ赤な夕日とオレンジ色に燃える雲、空色が少しずつ濃紺に移ろう 僕が大好きな時間の大好きな空模様を眺めて、君の話を聞き流していた チラッと君の方に目をやると、風に靡いた黒髪が夕日に照らされて赤く光る 真っ黒で、繊細で、艶のある黒髪に夕陽がよく映えていた 「聞いてるの？」 君はそう言って僕を睨んだけれど、ぼんやりとしか聞いていなかった僕は、 「あぁ、聞いてるよ」 と若干気怠げに答えてしまった 君は不服そうに、それでいて悲しそうな顔をして

入院中落書きが捗りますね 今日はTwitterでお題をもらって久しぶりに小説を書いています 特に文字制限もない中で好きに書くのが楽しくて、全然終わらないw また明日書き足して、夜には完成できたらいいなって感じです 水曜日には退院できるっぽいので楽しみに 今日はもう閉店w

今日の落書き いつもアイビスでお絵描きしてるんだけど、色んなペンがあって楽しいな

ある日の怪異

ある日、友人と都内でしこたま飲んで、終電を逃してしまった 金のない私は、友人の家までタクシーを相乗りしてその先は徒歩で帰宅することにした 電車で数駅の距離だが、歩いて2〜3時間 自宅に帰ってのんびり寝たかった私としては、始発まで飲み屋で過ごすよりも魅力的に感じたのだ スマートフォンのナビで道を確認する 大きな道路沿いに真っ直ぐ道なりを示していた 方角を確認して歩き始めると、夏の夜風がゆるく吹いていて、ほろ酔いで歩くのはなかなか気持ちよかった 以前も友人宅から徒歩で帰ったこ

色々頑張ってみたいこと

やっと点滴も取れまして、食事も固形になりまして、まだお粥ではあるのだけども少し楽に過ごせるようになりましたわよ 来週中には退院できそうで安心 良かった良かった 今日はこれから反省会というかw 病気についての教育とか指導とかされる予定…… 4回目くらいなんですけどね！ 指導されても続かないのが良くないな メンタルのバランス崩すとそっちにも影響するから大変難儀してしまうのだけど、のんびり生きるしかないのよね のんびりするにも必要なものはたくさんあるわけで…… 結局のんびりもして

手癖でイケメン デジタルで一発描きする意味はあまりないw

今日のお絵描き しばらく熟成させてしまったラフを完成させました

入院しないと更新しない説ある

お久しぶりです、小囃真己です 実は半年前も入院していたのですが、別の創作等の企画が忙しく、そちらを進めていたためにnoteは完璧に読む専になっていましたw そして、今回は入院して数日でかなり元気になると言う快挙なのと、文章を書きたい欲があったので書いています Twitterばかり更新してしまうのを少しやめて、もっといろんなことに取り組もうかなと思う今日この頃です（思うのが遅い） と言っても、何か書くことがたくさんあるのかと言われればそうでもなく、ただの日記のようなものにな

カフェオレと愚痴

　君が元カノに対してどうアプローチするかなんて僕にはどうでも良いことなんだ。 　それをどうこう語られたって困るんだ。 　相談とは言いつつ、自分の中で答えなんか決まっているのだろうし、僕はすぐにでもこの話を切り上げて、キッチンにあるスープの残りを温めてゲームを起動したい気分なんだ。 　なんてことを素直に言えるわけもなく、ずっとこの男の話を聞いている。 「ちょっと辛いことあってさ。自分でもどうして良いかわからなくて……。聞いてもらえない？」 　三十路男からこのLINEが届いたとき

はじめまして！小囃真己と申します！！

師匠から頂いた新しい名前を提げて、新しい人生を進んでいくことを決めた役者です！ 小囃　真己(こばやし　まさき)と申します 役者やりながら、ボイスドラマ作りながら、ボイスサンプル用台本を書いたり、デザインや絵を描いてお小遣い稼ぎながら、アクセサリー作っては即売会で頒布しながら、ライブ配信アプリで遊びながら、時々ライブで歌いながら、ウクレレ弾いて作曲なんかも楽しみながら、バイトしつつ子育てしている一児の母です やってること多すぎじゃね？って思うよね 私も思う 趣味は、音楽鑑