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プレゼンと講義と1on1で気づいた「何かと何かの関係」。

こんにちは。月曜日が休暇だったのになぜか疲れが溜まっている。これはもう何某かの対象的な快楽がなければ生きていけないかも知れない。


後ろ向きと前向き。

そんな今週はレゴ®シリアスプレイ®コミュニティについてのフラッシュプレゼンと、新任の管理職と上級スペシャリストに向けた研修での講義でした。プレゼンについてはLSPコミュニティでの自分自身の居場所など、また講義では上位層としてのあり方、メンバーの育成などについて話しをしました。

いつものことですが、話があんまり上手くないなあという個人的な思いがあとから溢れ出る。伝えることの難しさをひしひしと感じてしまいます。これは持って生まれたものだから仕方ないと取るか、それとも自分は成長できる更に上達できると思って前向きに捉えるかで変わってくると信じています。

ここでもそんなことを書いていた。

伝えると伝わる。

人をマネジメントする立場になって20数年。子供の頃の野球チームのキャプテン(今でも幼馴染からそう呼ばれてしまう)から考えても40年以上。人に言葉を伝える役割を担ってきました。もっと言うと、この伝えるという言動は母親のお腹(を蹴る)のなかからスタートしていたわけでもありますね。

先日あるセミナーを聴いている際、講師が「伝える、ではなく、伝わる」と話していたのを思い出しました。ただ単に言葉を並べるだけでなく、伝わるためにはどうすればいいのか、を考えながら話したり書いたりしなければならないことを学びました。スティーブン・R・コヴィー博士の言葉が響く。

私は、彼が置かれた状況をしばらく聴いてから、エトス、パトス、ロゴスのプロセスで効果的なプレゼンテーションを行ってはどうかとアドバイスした。「君が誠実な人間であることはよくわかっているし、君の研究に大きな価値があることもわかった。相手が望むような代替案を相手よりもうまく説明するんだ。君が相手を深く理解していることが伝わるようにする。それから、君の要求を論理的に説明する」

スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣 人格主義の回復」
「第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される」そして理解される より引用

自叙伝的反応と信頼貯金。

人はどうしても先に自分を伝えたくなる。自分自身も気をつけないと、つい「評価する」「探る」「助言する」「解釈する」といった自叙伝的反応をしてしまう。

今回の1on1においても、まずは話を聴くことに徹しました。自分自身の思いやチームメンバーの思い、エンゲージメントに対する思い、今置かれている立ち位置への思い。そこからひとつひとつ掘り下げて伝える。その思いが伝わったかどうかを確認しながらまた伝える、の繰り返しの30分間でした。

助言はするがアドバイスはしない。コーチングの学びにも文字通りかなり助けられました。そしてこの関係性にはやはり信頼貯金という話になるわけです。だからこそ日頃から社内SNSでの彼らの動向やグループの状況を常々チェックしているわけです。そういった積み重ねの上に信頼貯金は存在する。

価値観と人間関係。

人生には様々な出会いと別れがあります。しかしながら出会ったからには良い人間関係を作っていきたいという思いが少なからずあるはずです。そしてその思いは点ではなく線でつながっています。ひとりひとりがそんな気持ちで仕事をしていれば、エンゲージメントなんてそう複雑な話ではないです。

しかしながら価値観が合わない場合もあるにはある。誰にも価値観は存在し「犯罪者にも価値観がある」とコヴィー博士は言っています。それでもお互いの価値観を正しく伝えて、正しく伝わって、チームのなかで認め合っていくしかないのだとも強く感じています。それがエンゲージメントなのです。

最後と続き。

今回の1on1では自分自身も多くの気づきがありました。そして、頑張っている世の中のマネージャーやリーダーとともに、ひとりひとりの価値観にフォーカスしたサポートをこの先も続けていければと思っています。また連絡をお待ちしています。やっぱバリューズカード。

一時間程度でグループメンバーの価値観を知る良い機会(これは過去のやつ)

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